‘排気ガス・二酸化炭素’を買う政府?!
今開かれている国会の初日あたりに中継を見ていて、菅総理大臣の答弁で「もっと排ガスを買う・・」というのが非常に気になったんですよ。
相手は野党だったか与党からだったのか分からなかったんですが、質問内容は京都議定書で定める日本の温暖化ガス削減が進んでいるのか?数値を期日(2012)まで達成できるのか? これから政府はどうするのか?」と、いったことだったことは確かです。
(※、1997年(平成9)12月の京都議定書では、2008年~2012年までに締約国が目標を達成するよう求めた。当時の総理大臣は橋本龍太郎氏でその後小渕氏、森氏、小泉氏、安倍氏、福田氏、麻生氏、菅氏と引継ぎされる)
それに答えて、政府側として菅総理大臣が言ったのが↓こんな内容でした
- 「現状では厳しいが、外国から買う排出ガスの量をもっと増やすのも考えていく・・・」
「排ガスを買う?二酸化炭素ガスを買う?・・・なんだそれ、どういうこと?日本政府は何してるの?」と、思いますよね。 それが驚くことに実際に買っていたんです。
時は京都議定書の会議から5年後の2002年、今から8年前に戻ります。当時の総理大臣は圧倒適自民党与党議席をバックにしていた小泉純一郎総理大臣の政権下のころです。
どうしても温暖化ガス削減がうまくいかない日本政府(2002年当時の与党は自民党)小泉純一郎総理大臣らが経済産業省を中心に行った方法がこれです。
カザフスタン国内の火力発電所を改修するかわりに、そのとき削減されるカザフの二酸化炭素、年6万トンの二酸化炭素排出権を、2008年~2012年まで日本がカザフスタン政府からを取得する契約を2002年結んだのです
翌々年の2004年には同じようなことを民間のトヨタ自動車やソニー、三菱商事、東京電力など35社が国際協力銀行、日本政策投資銀行で、さらに電力会社や商社のほか新日本石油、テルモ、日本鉄鋼連盟、東京ガスなども「日本温暖化ガス削減基金」やそれうを運営する「日本カーボンファイナンス(株)」等を設立し、アフリカやアジアでのメタンガス、二酸化炭素の排出権を買い取ることを決めます
つまり、こういうことです
国内の温暖化ガス削減がうまく進まないので外国の古い施設などを手っ取り早く改良し、そこで減った外国の温暖化ガスを日本が国内で減らした数字に足増しして削減目標の数字合わせをするのです。
数字上日本国では、これで2千万トン以上もの温暖化ガスを減らしたことになるわけです
実際には国内では減っていいませんけどね
)これが“排ガスを買う”という行為なのですよ。その金額100億円とか・・・
これを考え出したのは京都議定書に加盟していないアメリカ合衆国(当時はブッシュ大統領)らしく、それを日本を始めヨーロッパなどが真似しているようです
“うまいこと”を考え付くものですが、本来のエコロジー問題(温暖化など)から行けば本末転倒名なやり方です
ただ国別じゃなく、地球全体では改善される結果になるのも間違いない話です
)さて、どう解釈したものか・・・
| 固定リンク | 0


コメント
良いのか悪いのか、なんだか訳が分からなくなりますね。
要するに京都議定書とは、国と言う場所に縛られず、その国が、地球全体を対象に、二酸化炭素を削減すれば良いと言う事でしょうか。
最終的にどうなるのか・・・。
やっぱり分かりませんね
投稿: HAPPY太郎 | 2010年10月25日 (月) 18:10
HAPPY太郎さんへ
一緒に悩みましょう
)
投稿: 玉井人ひろた | 2010年10月25日 (月) 18:36
それによって発展途上国にお金が落ちるわけですから、それはそれで効果があると言うことなのでしょうか?
考えれば考えるほど理解に苦しむ方法ですね。
おっとそれほど考えている訳じゃありませんけどね。
投稿: もうぞう | 2010年10月25日 (月) 19:01
もうぞうさんへ
大筋では良いようですが・・・
何でもお金で解決しているようですよね
投稿: 玉井人ひろた | 2010年10月25日 (月) 20:56