何でも外国語だと‘英語だ’と思う日本人
江戸時代のころ、聞きなれない外国語だと「オランダ語」だと思っていたようですが、第二次世界大戦後アメリカに統治された経験を持つ日本人の我が母親の年代の人々を中心に「外国語=英語」と、思っている人が多いですよね。
我が母など地域の高齢者は外来語やカタカナ語を耳にすると「外国語」と言わず、直接「英語」という言い方をします。
何はともあれ、“英語だ”と思われている言葉をちょっと並べてみましょう。
- パン(ポルトガル)
- コップ(ポルトガル)
- ミイラ(ポルトガル)
- レッテル(オランダ)
- ペンキ(オランダ)
- スコップ(オランダ)
- オルゴール(オランダ)
- ノイローゼ(ドイツ)
- ゼッケン(ドイツ)
- アルバイト(ドイツ)
- イデオロギー(ドイツ)
- オブラート(ドイツ)
- カジノ(イタリア)
- アンコール(フランス)
- シュークリーム(フランス)
- アベック(フランス)
- クレープ(フランス)
- グランプリ(フランス)
- ロマン(フランス)
- マスコミ(日本)
- キーホルダー(日本)
- ベビーカー(日本)
- クレーム(日本)
- アイスコーヒー(日本)
- マクドナルド(日本)、英語=メッダーナル
- ウイルス(スペイン・ポルトガル)、英語=ヴァィラス
どうでしょうか?
若い人でもマクドナルドは名称だから英語だと思っていませんか。
英語に何か萎縮しきっている日本人を言葉にも見るようですし、世界の言葉が交じり合う過程が日本で見えているともいえます。
「四海兄弟」、昔見たSF映画スタートレックのようにどこの言語でも自動翻訳する機械が一般的に使える世になってもらいたいものです
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