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2011年1月10日 (月曜日)

「日本だぞ!」

今日の高校サッカー決勝、「私立滝川第二高等学校(兵庫県代表)」対「府立久御山(くみやま)高等学校(京都府代表)」良かったですねえ。
試合前の校歌が流れる場面、久御山校の松本 悟監督は大声で校歌を歌い、滝川二校の栫 裕保監督は人目もはばからず感激の涙を流していました。

結果は5:3で滝川二校の初優勝でした。その感動の中継が終わって何かいい番組が有るかとチャンネルを変えたら、NHKBSハイビジョンで古い映画をやっていました

製作されたのは昭和41年(1965)で、イタリアとフランスの合同で作られたイタリア語の映画「魂のジュリエッタ」という映画でした。

途中から見たせいでしょうが、よく内容が飲み込めずに10分ほど見てテレビのスイッチを切ってしまいました

ただ、ある一場面の台詞が、記憶に残りました。場面は主人公のジュリエッタというご婦人が不思議な快楽の館に行った場面で、そこにいた初老の金持ちの男が娼婦を誘う場面でした

客の男、「どうだ、旅行に連れて行ってやるから、俺と付き合わないか?」
娼 婦、「あら、どこに?
客の男、「日本へ1週間の旅行でどうだ?」
娼 婦、「あらっ!、ケチね
客の男、「じゃ~2週間ならどうだ?」
娼 婦、「もう、そんなケチなのは嫌
客の男、「おい、行き先は日本だぞと、怒鳴りだす

これって、昭和41年ごろのヨーロッパは、日本旅行の人気の高さを髣髴させる台詞だと思いませんか?
たしか、あのころは高度成長期で日本という国が先進国入りへまい進していた時期ですよね。

今の中国のように、ヨーロッパにとってそのころの日本は良いマーケットだったのでしょうね。

そういう時代が、また来るんでしょうかね。(来ないな)

この映画の舞台になったイタリア、そして台詞に出た日本、ここ10年くらいの間1年くらいで何度も総理大臣がコロコロ代わって政局が安定しないことがなぜか共通するのが笑っちゃいます

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コメント

しかし考えてみると、映画もその国が活況を呈していた頃の作品に、秀作が多いようです。
これからは中国やインド・ブラジルなどが映画も活躍しそうな気がします。

投稿: もうぞう | 2011年1月10日 (月曜日) 18:02

もうぞうさんへ

まさしくそうだと思います。

投稿: 玉井人ひろた | 2011年1月10日 (月曜日) 18:37

人間と同じように成長期と中年、晩年があるのでしょうか。老後もあるとすると???

投稿: 山口ももり | 2011年1月12日 (水曜日) 11:12

山口ももりさんへ

経済だけは、何がどうなるか分からないですからね。
先はどうなりますか

投稿: 玉井人ひろた | 2011年1月12日 (水曜日) 11:46

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