コードレスか?コードレス化でブランド消滅
世の中の家電はコードレスの製品が増えましたよね。テレビのリモコンから始まり、充電式電動工具、アイロン、携帯電話、パソコンの無線LANとドン、ドンと増えていきます。
このコードレスの電化製品に共通なのが、当たり前ですが「充電」です。
いくらコードレスが進んでも充電のときは金属端子が充電器と電気機器との間に接続されます。これもコードレスになったら完全なコードレスとなるんですが、もう既にこんなのが発表されていました
DoCoMoで試作品が発表された「置くだけで充電になってしまうシステム」です。
←の薄っぺらのパッドの上に携帯を置くだけで充電になるものです。
少し見難いのですが、パッドの上の小さな文字には「eneloop」のロゴがあるんです。
知っている人はピン!ときたと思いますが、「eneloop(エネループ)」と言えば家電メーカーの「サンヨー」のヒット商品名であるように、この製品はSANYO:サンヨー電気で研究開発が進められています。
ですから、その金属接点無しで充電が可能な仕組みの詳しい説明はSANYOのサイトにございますが、↓ちょっと難しい。
http://jp.sanyo.com/eneloop/lineup/wii.html
何か、磁気を利用しているようですが、難しいので結果としてできていると素人は見たほうが良いようです。
この技術は2000年ごろに外国のベンチャー企業で発明されたのだそうですが、日本のベンチャー企業のほうが同じころ開発した技術のほうが数段上で、現在この分野では日本は世界一進んでいるそうです。
実際にSANYOでは、家庭用のコードレス電話機の子機はすべて「無接点充電タイプ子機」として、販売されています。
なんと充電時の電気ロスは無接点なのに0%だそうです。
すごい技術です。しかし、その世界最高の技術を持つSANYOのブランド名は、今年中には「Panasonic」に統合されて消滅してしまいます。吸収合併されるので致し方ないですが惜しい限りです。
ただ、SANYOは創業者が元々松下電器だし、そもそも松下家の分家に当たる親戚(松下家の娘婿)ですから、古臭い言い方なら「本家に戻った」でしょうか。
それにしても、充電そのものまで「コードレス電力、非接触電力伝送」という時代に突入したんですねえ。コンセントも理論上はもう無くすことができるとか。日進月歩です。
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コメント
我が家のコードレス子機は、無接点ではありませんが、電動歯ブラシは無接点です。
このケータイ充電装置は、いい加減に置くだけでOKなんですよね。
すごい技術ですよね~
いよいよ日の目を見るわけですね。
投稿: もうぞう | 2011年2月14日 (月曜日) 17:07
コードレスの時代か…私の携帯は未だにワンセグ対応機種では無く、
テレビをコードレスで見るとゆう事が出来ません。
ゆっくりリビングの32インチで見たいんです〜。携帯お電話は便利ですがね(ピッチ時代は移動すると切れたっけな)
投稿: くぽ | 2011年2月14日 (月曜日) 23:48
もうぞうさんへ
直ぐに、机に携帯などを置いておくだけで充電できているようになるんでしょうね

くぽさんへ
ワンセグ(ワンセグ地デジ放送)は、そのうちPHSと同じように特赦な場所以外には見かけなくなると思いますよ。見難いですからね
投稿: 玉井人ひろた | 2011年2月15日 (火曜日) 08:13
windows7搭載のノートパソコンを買いましてあれこれと振り回されています。どこまで進むのでしょうかね、便利さは。でも、コードレスは便利ですよね。ノートパソコンも充電がコードレスになるといいですね。ソフトの進歩にはついて行くのが大変ですが、ハードの進歩は金のかからないのは大歓迎ですね。
投稿: 鹿児島・かっちゃん | 2011年2月15日 (火曜日) 11:33
鹿児島・かっちゃんへ
一番は、お金が掛からないことですよね。それが一番の気がかりです。
投稿: 玉井人ひろた | 2011年2月15日 (火曜日) 16:54