見る人によっては、これだって

今回のテンプレートにも使いましたが、我が家の庭先で楓越しに撮ったフォトを見てみなさんならどういうふう見えるでしょうか？

　夜明けで太陽が出てきたところ

　夕方で太陽が沈む寸前のところ

見方や、その人の感じ方でまったく正反対のものになってしまうんですよね。

ある有名な戦場カメラマンがこんなことを言っています

「ビデオ（ムービー）は映っているものを正確に詳しく報道するので見てる人が解りやすい。
それはそれでいいと思うが私は写真（スチール画）にこだわります。

なぜなら、写真は欠落している部分があるから、それを見た人がその欠落部分（例えば難民の行き先、兵士の次の行動）を想像し考えさせることができる力があるからです」

ちょっと解りにくいでしょうが、この太陽を写したものもビデオなら太陽が沈むところか登るところを見られるから朝日か夕日悩まないというのです。
静止画の写真はそこが欠点であり魅力でもあるというのです

　ちょっとこれとは違うことですが、同じようなことが今回の風評被害の場合、負として表れている気がします。
「怖い」と思い込んでいる人には何を言っても「無駄」なのです

• A村の農産物は安全です。と発表されると
  「やっぱり、あの村のは放射能で危険だったんだ」と思う
• B市の放射能は危険がありません。と発表されると
  「え～！・・B市も危険なところだったのか」

全部、逆にとらえていくのです。どうしようもないですね）