やっと餌を貰えると思ったら・・
福島県の原発による避難区域に、残されていた家畜たちもうすでに1ヵ月半以上も何も食べないでいたのです。
力なくか痩せ細っても生きていた家畜たち、久しぶりに現れた人間を見て「やっと餌が食べられる」と思い、衰えた体力を振り絞ってか細い鳴き声を出して喜びをあらわしたら・・注射をうたれ殺されました。
福島県は衛生上の理由から殺処分を今日から開始しました。
南相馬市の牛を飼っていた男性「あのか細く切なく鳴く声を聞いたら、もういたたまれなかった。早く楽にしてやってください・・・」と、泣いて語ったそうです
腹が減っても飼い主を信じ待って、やっとやっと生きながらえていた家畜たちへ「みんな人間が悪いんです。ごめんなさい」
この家畜のように、何人の人が枯れ木下で救いを求め生きていたのでしょう?原発の事故で誰も救助に行かず亡くなって行ったのでしょうか?
哀れであります
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コメント
これはもう人災。牛さん、本当にごめんなさい。人間のエゴで貴方達の心を命を軽んじてました。牛さんは飼い主を虹の橋で待っていてくれるのでしょうか…涙涙涙
投稿: くぽ | 2011年4月26日 (火曜日) 09:21
くぽさんへ
供養塔かなにか建立してやらないと、飼い主も県の依頼を受けた関係者も辛いでしょうね
投稿: 玉井人ひろた | 2011年4月26日 (火曜日) 15:21
鳥インフルエンザや口蹄疫もそうですが、人間が口にするとはいえ殺生はやはりつらいでしょうね。飼い主には身を切られる思いでしょう。「生きる」と言うことは複雑なものですね。
投稿: 鹿児島・かっちゃん | 2011年4月27日 (水曜日) 16:35
鹿児島・かっちゃんへ
「生きる」も「生きぬく」も、迷惑をかけるのが人間様のようです
投稿: 玉井人ひろた | 2011年4月27日 (水曜日) 17:37