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2011年6月 5日 (日曜日)

予測できたとして、それからどうする?

北海道大学理学研究院の日置幸介教授(地球惑星物理学)の研究がニュースになりました。

その研究結果によりますと、今回の東日本大震災発生の“40分前”、震源地上空の「電離層」の電子量に異常があったことが、で分かったんだそうです。
日置教授によると、地震後に大気中の電子の量が変動することは数年前から知られていたんだそうですが、東日本大震災でその変動が明確になったというのです。

この異常現象は、スマトラ沖地震など、過去の大地震前にも同じ現象が起きていたことが観測されているそうで、今後地震予知研究にに役立つ可能性があるようです。

これのすごいところは「40分前」という、けっこう時間に余裕がある事です。予測できるようになると良いのです。

でも、地震を予測されて、その緊急時に、我々はそこで何をすべきなのか?何ができるのか?どんな場所でその予測を知るのか?
こっちの方の研究のほうがもっと重要な要素のような気がします。

つまり被災した人しない人に限らずみんなの共通認識は、過去の震災でも、今回の震災でも、共通して「そのときになって見なけりゃわからない」だけだと思います

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コメント

明日死ぬと分かったらどうする?みたいな(´ρ`)ぽか~ん
おいおい違うでしょ!
地震の規模まで分かれば、なんとか。

投稿: もうぞう | 2011年6月 6日 (月曜日) 05:22

もうぞうさんへ

範囲がわかれば、いいですよね

投稿: 玉井人ひろた | 2011年6月 6日 (月曜日) 08:03

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