“ロボット先進国だったはず”と、思ったあの瞬間
福島原発の内部映像を、アメリカのロボットカメラが映し出した瞬間に日本国民の多くが「あれ!こういうロボット技術は日本が世界一じゃなかったの?」と、いう疑問が抱いたんじゃないでしょうか?
わたしもその疑問を抱いた一人でした。
すぐに、アメリカ製のロボットより性能が良い日本製災害用ロボットが登場し、「やっぱりあったんじゃないか」と思ったものです。
実は6年前、自民党政権下で圧倒的国民の支持を得て総理大臣になった小泉内閣時代に日本には研究費30億円という巨額の予算を使用して出来上がった「原発事故専用ロボット」が日本には6台も存在していたのです。
ところが、東京電力を中心とした原子力発電を運用する電力会社が「日本の原子力施設は絶対事故が起きない安全なものであるので、そのような事故対応用ロボットなど使用する必要がない。使いません」という意見を政府に言ったんだそうです。
そこで、小泉内閣では「使わないというものを置いておく必要がない」として6台の原発事故対応ロボットは“廃棄処分”されたんだそうです。
つまり、日本にも高性能原発事故対応ロボットがあったが政府与党(当時自民党)と文部科学省の判断で捨てられていたので、無かったのです。
日本政府の危機管理能力は、やはり世界最低なのかもしれません
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コメント
なるほど。
しかしね~何をやっているのかですね。
投稿: もうぞう | 2011年6月19日 (日曜日) 18:56
もうぞうさんへ
理解できませんよ
投稿: 玉井人ひろた | 2011年6月19日 (日曜日) 19:36
こんばんわ。
」と、言いたいですね。
それにしても、勿体事をしましたね。
もし、あのまま保管していたら、いち早く利用できたのにね。
「小泉元首相」や「東電側」も、「一体、何やっているんだ!!
投稿: H.K | 2011年6月19日 (日曜日) 21:59
H.Kさんへ
そう思います
投稿: 玉井人ひろた | 2011年6月19日 (日曜日) 22:21
生姜粉末の作り方、有難うございました。フリーズドライですね!
結局、お金の使い方が分からないのですね?だから、研究者が育たなくなり、頭脳輸出してしまう(^^;)
投稿: 空 | 2011年6月20日 (月曜日) 06:57
空さんへ
非核3原則、の負の面のような気もします
核爆弾を保有するアメリカの「核・原子力対策」が日本より進んでいるのに対し、「原発は爆弾じゃないから安全」という迷信を持った日本の考え方は、それのような気がします
投稿: 玉井人ひろた | 2011年6月20日 (月曜日) 07:49
エ・エ・エ・・・悔しいですねえ。バカ!!!今放射能処理をするべく話題になってる調子の悪い処理設備はどこ製ですか???フランス??アメリカ???やっぱり日本性ならこんなことないでしょうに・・・???
投稿: 山口ももり | 2011年6月20日 (月曜日) 10:35
山口ももりさんへ
最終処理ははフランス製のもので、それ自体はも10年以上もの実績もあり素晴らしい装置なのです。
ところがそこまでに行き着く前処理装置(汚泥処理、海水処理、等々)は日本、ドイツ、アメリカなど数国の社が処理の得意分野で国別チームを作り処理装置を使ってやっているためうまく連携して作動するまでにいかないようです。
投稿: 玉井人ひろた | 2011年6月20日 (月曜日) 12:14