‘口は禍の元(口は禍の門)’とは、よく言ったもの
口は禍の元(くちはわざわいのもと)は本来「口は災いの門」と言うんだそうですが、本当に昔の人は旨く言ったものです。
松本特命国務大臣(復興担当相)はやっちゃいましたね。
宮城県の村井知事にむかってあの上から目線での乱暴な言葉、そして礼儀作法に対する説教までしてしまいましたからね。いけませんねぇ
さらに、マスコミに「今のを報道したらその会社は終わりだからな」と脅しまでしちゃいました、しかし、テレビの1社が放送してしまいました。
阪神淡路大震災の時、当時自民党社会党連立政権の下で建設大臣をしていた亀井静代議士が現地首長に対し横柄で威張っな態度を取った報道を思い出してしまいました。
すぐに辞表をだしました。後任は岩手県選出の平野達男氏(小沢派)がすぐに選任されました
でもね・・・
ちょっと、辞任した松本氏を擁護しちゃいますとね。いろいろ今までのいきさつがあるようなんです。
この松本代議士は内閣府で災害対策本部のある内閣府に籍を置き、東日本大震災が起きてから被災地に足しげく通って、現場の声や市町村長たちと直接連絡を取り合い、相談や支持を寝る間も惜しんで働いていた方なんですよ。
それだから、管総理も「現場をよく知っている人物」として選んだのは妥当だったのだそうです。
じゃ~なぜ、宮城県知事にあんな“大臣風を吹かし偉そうな言い方”や態度を取ったかとなりますが、実は県の対応の鈍さに松本氏自身が以前からイライラが募っていたらしいのです。
前にも言いましたように現場に何度も言って、困っていることや要望を直接聞いて知っているのに、お役所仕事で県を経由するとその現地の声がなかなか上がってこない。
県からの要請や構想計画が無いと国として動きずらいことが多いのが法律。その県庁へのイライラが今回の態度になったようなのです。
ですから、今回の軽はずみな大臣の言動で「また、実行力と行動力のある大臣が去ってしまった」と、落胆している現場の市町村長も居られるようなのです。
現場首長さんは期待していたのに・・・、
松本代議士「口は災いを広げた」なんて今頃思っているでしょうか
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コメント
いずれにしても、もう菅総理は、ダメだね。
こうなったら潔く辞めなくちゃ。
投稿: もうぞう | 2011年7月 5日 (火曜日) 19:54
もうぞうさんへ
昔、大平総理が急死したさいに総理をすぐに決めず福島県会津選出の伊東副総理を「総理代理」にしたことが有りますが、それだと総理選による政治空白を回避できると思いますがどうするのでしょうか?
投稿: 玉井人ひろた | 2011年7月 5日 (火曜日) 21:42
それともう一つ、辞めてほしかった菅総理が結局辞めず、その人のもとで大臣をやらなくてはいけなくてヤケクソになってわざと暴言吐いたのかも…と思っちゃいました。だとしたら中二病ってヤツですかね。大人の所行じゃないね。
投稿: くぽ | 2011年7月 5日 (火曜日) 22:53
くぽさんへ
「中二病」という言葉があったんですね。私が昔似た様な言い方をしていた時とは意味が違うようですね
勉強になりました
投稿: 玉井人ひろた | 2011年7月 6日 (水曜日) 08:18
私もくぼさんと同じ意見です。
自身の立場でしっかりとやっていたのに、いやな親分の下で仕事をする羽目になり…。
職人としてはきちんと仕事をする人だった(去年のCOP10の議長をして名古屋議定書締結を果たした)そうです。
あああ大臣の退職金がまた無駄に払われる。こういう人事になった時の退職金返納義務とか罰金規定(任命した首相以下内閣全員とか)とか作ってもらえませんかねえ。
投稿: ケンヂ | 2011年7月 6日 (水曜日) 08:59
ケンヂさんへ
その法律を作る人たちが議員ですからね。立案は出るかもしれませんが、なかなか立法にこぎつけることはできないでしょうね
投稿: 玉井人ひろた | 2011年7月 6日 (水曜日) 12:22