人災の真犯人は“国会議員”かい?
ちょっと、今夜はブツブツと愚痴のようなつぶやきをさせてもらいますよ。
新潟中越地震が起きたのは、7年前の今頃だったですよね(2004年)。覚えているでしょうか?あのとき東京電力柏崎原子力発電所で火災が起き、黒い煙が上がったことを。
当時の発表では「電気系統からの火災です。発電所に影響を与えるものではありません」でしたよね。
実はその時、今回福島原発で起きた事故と同じことが発電所内では起きていて、1~2時間遅れたらメルトダウンが起き、大事故になる寸前までいっていたらしいのです。
政府や東電はそれを「パニックが起きかねない」として「ちょっとした電気系統の火災」としたらしいのです。
マスコミも報道しなかったのですが、この事故では原発の大変な危険で重大な欠点が発見されていたのです。それもすぐにわかる簡単な欠点です。
原子力発電所というのは、すべての施設において「震度7」までの地震に耐えられる設計なっていると、政府(文部科学省・経済産業省)は繰り返し強調してきました。
中越地震において、原発がある柏崎市の最大震度は「震度“5弱”」と記録されている
つまりです。
原子力発電所施設は震度5以上の地震が来ると全国のどこの施設でも電気系統が壊れる弱い構造だったことが露呈したのです。
電気が止まれば冷却装置が止まり、それが1時間以上続くと水素爆発、またはメルトダウンが起こりえるわけです。
政府(当時は小泉総理)はその柏崎原発の重大問題が含む事故を隠し、秘かに全国の電力会社に原発)が最大震度7まで耐えられる(特に電気系統)構造かどうか、点検することを支持していたんだそうです。
ところが、その点検最中に国は、担当の経緯財産業大臣は献金問題で辞職したり、小泉総理もやめ、新しく安倍総理、それもすぐ辞職して福田総理に、それもす辞職して、麻生総理に、そしたら政権交代して、鳩山総理に、それもすぐ辞職して、管総理にと目まぐるしく国は椅子取りゲームで大はしゃぎです。
そのどさくさで、震度5くらいですぐ壊れるとわかっている日本の原発の電力会社による点検整備はうやむやになってしまったのです。
そして、今回の震度6の地震発生、震度5で壊れる設計ですから、震度6に耐えられはずもなく、電気系統は東電の福島原発、東北電力の女川原発、両方とも電気系統は大きな揺れで破壊され電気ストップしてしまいました。
(女川原発は運よく、補助電源の一部が作動して事なきを得た)
解っていて、何もしなかった日本政府、総理の椅子取りゲームではしゃいでいた国会議員が人災の真犯人じゃないでしょうか。
あ~それなのに’(←古い流行語ですね)現在も同じことをやっているとは情けない
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コメント
やれやれ、ですね。
人災の元、国会議員をどうしたらいいんでしょう?
そもそも、積極的に選びたくなるような
そんな人が居ないってのも考えもんですねぇ・・・。
あんまりにも”適任”じゃない人がいっぱいいて
”選挙”で投票率が低い選挙区は投票無効!ってことにして国会議員は無し。という事にはできないのかな。
投稿: felice | 2011年7月 8日 (金曜日) 01:22
総理は直接選挙制にすべし!
投稿: もうぞう | 2011年7月 8日 (金曜日) 04:59
feliceさんへ
その時は適任なんでしょうが、東京に集まると変わるのかもしれません

もうぞうさんへ
おはようございますね。大統領制ですね、緊急時には少し動きが良いかもしれませんね。
ただ日本の官僚がそれを許すでしょうか
投稿: 玉井人ひろた | 2011年7月 8日 (金曜日) 06:35
陰の権力者は官僚だという噂ですものね、、、^^;)
権力者にとって、結局、政治とは高級な玩具くらいにしか考えてないんじゃ?と猜疑心がふと頭をもたげます、、、^^;)
投稿: 空 | 2011年7月 8日 (金曜日) 20:06
空さんへ
それは、当らずとも遠からずだと思います
投稿: 玉井人ひろた | 2011年7月 8日 (金曜日) 20:09