アイドリングストップ付き車に試乗する
先週のこと、我が愛車のセルモーターの故障の話を書きましたがそのときディラーが準備した帰宅用の“代車”についてのきょうは話です。
トラブル(エンジンがかからない)は急でしたので、代車も急きょ準備したため新型車の販売用試乗車がそれになりました。
そのため、キーレスロック、キーレスエンジンスタート(プッシュボタン式)と今では常識的になった新しい装備車なので、営業マンがエンジンのかけ方、スタートスイッチ位置などをちょっとだけ説明をしていきました。
でもそのくらいなら私も知っていましたので、「大丈夫、乗ったことあるから」と、言って代車を運転して帰宅の途に就きました
さて、トラブルのあった大型家電店の駐車場を出ようと出入り口に向かっていき通りに出るところで一旦停止、そして安全を確認して発進しようと踏んでいたブレーキペダルからほんの少し足を浮かせ始めた瞬間、キュ~ンとエンジンを始動させるセルモーターの音がしたではありませんか。
今の車のエンジンは静かなので止まったことに気づかず、セルモーター音でそのことが分かったのです
つまり、アイドリングストップシステムが標準装備された車だったのです。新型試乗車ですから当たり前の装備だったんですね
そうと分かってからは信号待ちや一旦停止で、まるで人の意志が解るかのようなその始動停止の様子を楽しむように運転して帰りました。
ある交差点でのことです。止まり偶然ブレーキを(ポンピングのように)2度踏みしたら最初はエンジンが止まったのですが2度目以降はブレーキペダルを踏んでも今度はエンジンが切れることはなかったのです。
「なんだ?!」と、思いましたね。車を返す時にそのことを営業に聞いたら、
「ブレーキの踏み込みが2度目以降の場合は、一旦時速30Km以上の走行をしてからじゃないとアイドリングストップシステムは働かない仕組みになっています」
と、いうのです。次に「その理由は?」と、聞いたら
「これは渋滞時などのノロノロ運転時のように何度もブレーキを踏む状態になった場合、その都度エンジン始動と停止を繰り返せば、ガソリン車はかえって二酸化炭素や有害排気ガスの量を増やしてしまうし、バッテリーや車にも負担が大きくなり燃費にも影響が出るからです」
お~確かに!言われてみればそれ以外その通りです(電気自動車は停止ごとにモーターも止まっているので別)。
私の場合日産でしたが、他社の車のシステムも同じなんでしょうかね?
ハイブリットは?
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コメント
それは知りませんでしたね。
貴重な体験でした。アイドリングストップは、だんだん増えてくるでしょうから。
投稿: もうぞう | 2011年8月23日 (火曜日) 20:16
もうぞうさんへ
いつでも止まるもんだと勘違いしていた私には、新発見でしたね
投稿: 玉井人ひろた | 2011年8月23日 (火曜日) 20:52
こんばんは。
はじめてH社のイ〇〇〇トの試乗で「アイドリングストップ」を体感したときは、静か過ぎて新鮮というか、異様というか驚きました。ブレーキペダルを放すとエンジン始動だったと思います。
それ以来、HV車に関心を持ちました。
T社の「プ」も、「アイドリングストップ」ですが、アクセルの踏み方でモーターだけの走行も可能ですし、100キロ巡航時でも可能です。
ただ、モーター用の電池残量が2割ほどになると自動的にエンジンが掛かりますが、車内ではほとんど感じません。
渋滞時のノロノロには、ほとんどモーター走行が可能です。
よくできたクルマだと思っています。
投稿: やまちゃん | 2011年8月23日 (火曜日) 22:41
やまちゃんへ
ハイブリット車の場合、電気だけの走行という選択肢もありますからね。
やはり、違うシステムになっているんですね
投稿: 玉井人ひろた | 2011年8月23日 (火曜日) 22:44