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2011年8月15日

親切心のはず規定が仇となる

震災により避難し、仮設住宅に移住した場合の一番の問題に、その仮設住宅立地場所に知り合いがいなかった場合の寂しさからくる孤独感が有ります。

それは過去の阪神淡路大震災や中越地震のさいの仮設住宅での経験が物語っています。

そこで、宮城県では仮設住宅に入居する場合、最低でも5世帯(5家族)の知り合いの家族がまとまってと移住することを仮設住宅入居規定に盛り込んだのだそうです。

とても、良い考えに見えたのですが、5世帯の家族をまとめられないで仮設住宅に入れなくなってしまう人々が出てしまったのです。

その規定のために仮設住宅の入居が進まなくなってしまっては、何の意味もありません

何が足かせになるかわからないものですが、こういう場合法や規定に柔軟性さえ有れば済むようなことだと思いませんか。
役所とは、融通の利かないところですねえ

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