自然災害で今度は東北電力が危機?!
先日に新潟県と福島県を襲った記録的豪雨の影響で、その両県にある東北電力の水力発電所計29か所(福島県=16か所、新潟県=12か所、一か所は点検のため)が運転を止めたんだそうです
東北電力によると、豪雨で発電設備が冠水した発電所が出たほか、増水し河川にごみが浮いていることから安全確認のための停止だったようですが、これによって福島県内や新潟県内を中心に東北電力管内の電力が計100万キロ・ワットの供給力が失われていることが5日に判ったそうです。
もうすでに、東北電力は電力を他の電力会社から30万キロワットの融通を開始しているそうです。
なんと、その東北電力が電力融通をしてもらっている電力会社と言うのが「東京電力」なのです。
すぐそばにある電力会社ですから当然と言えば当然のことなんですが、なんとも複雑な思いです
いずれにしても、自然の猛威の前で原発もダメ、水力発電もダメ、ということがよく分かりました
| 固定リンク | 0
コメント
昨日の東北電力管内の電力使用量は、97%に。
これからまだ暑い日があるのに、大丈夫かな~
投稿: もうぞう | 2011年8月 6日 (土曜日) 20:28
もうぞうさんへ
東北電力では95%を超えると電力不足となる想定になっているそうですから、97%ならすでにオーバーですね
投稿: 玉井人ひろた | 2011年8月 6日 (土曜日) 21:45
水力発電もダメ原発もダメならバイオ燃料はどうだろうか…太陽光は曇りや雨の日はダメだし…もういっその事原始的な生活に回帰するってーのは?
投稿: くぽ | 2011年8月 7日 (日曜日) 01:48
くぽさんへ
実はもうずうっと以前(2~30年前)から研究されているものが有るんですよね。
一つは「海の波発電」、原発も核分裂タイプじゃなく熱が出ない「核融合タイプ」、そして太陽光発電じゃなく太陽熱波線を利用する発電とか、皆理論上は可能なんですが膨大な開発研究費用のため実用されないでいます
投稿: 玉井人ひろた | 2011年8月 7日 (日曜日) 07:50
原発もやめたらよいというほど簡単なものではないと思います。勿論、福島県のお方には許されない言葉かもしれませんが・・・ドイツが止め、イタリアがやめてフランスがエネルギーを牛耳る。中国や北朝鮮屋ロシアが???これは怖ろしいことです。今回の事故と徹底的に向き合って、対処の手立てをしっかり世界で共有すべきとおもいます。東北の方には・・・すみません。
投稿: 山口ももり | 2011年8月11日 (木曜日) 09:45
山口ももりさんへ
今の日本にも限らず、電力供給無しの生活は考えられませんからね
投稿: 玉井人ひろた | 2011年8月11日 (木曜日) 12:48