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2011年9月の31件の記事

2011年9月30日 (金曜日)

かつての日本企業の手法だ

中国最大手の重機メーカー・中聯重工科技股・発展有限公司(ズームライオン社)が日本進出を発表し、その生産拠点地を福島県の会津若松市とする方向で調整していることを発表しました。

時期がいつごろになるか、規模はどのくらいになるかは検討中だそうですが、まずは日本進出の第一弾として、来年にも日本に研究所を開設し、市場調査などを行った上で、工場などを建設するかどうか、判断することとなるようです

工場建設となれば、従業員は現地採用となる見通しで、実現すれば福島県の雇用対策と震災復興に貢献することは間違いないです。

なぜ会津なのか?

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2011年9月29日 (木曜日)

“食欲がある”から安心というものじゃない

天高く馬肥ゆる秋」今頃になるよく使われることわざですよね。意味は「さわやかで空が高く感じるほど気分の晴れ晴れとする季節」と秋の季節を言う言葉ですよね。

これは本来中国の言葉で、夏に放牧し沢山の草を食べた馬たちが秋になって肥えたころの清清しい季節を指して言った言葉です。ですから「秋高く馬肥ゆ」とも言います

辞書によっては「秋になって食欲が出た馬が食べて肥える季節・・・」ということを書いたのも有りますが、それは誤りです。
食欲が有って食べていたのはのことで、秋になって急に食べたわけではないからです。だいたい馬の餌となる牧草は秋にはもう枯れて少なくなる季節になってしまいますからね

それはとは逆に人間の場合の秋は実りの季節でおいしいものが沢山出てきます。そして季節も良くなり食欲も出てきます。

ところが、人間の場合は食欲が増しているのに「体がだるい」、「いつも眠い」、「なんだか心細い感じがする」という人が秋に増えてくるというのです。

食欲は旺盛だというのにです

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2011年9月28日 (水曜日)

福島県の「理容店」の店主達の試み(放射能)

いつも利用している床屋さんの店主(先輩)と話したとこのこと、福島県理容組合が試みようとしていることを初めて知りました。

当然、その試みとは「放射能問題」に関してのことです。

店主の話しによりますと「放射能は頭髪に集まりやすく、一度そこに集まると無くなり難い」ということを知ったことがもととなった提言で、やり方はこうです。

  • 散髪したお客さんの頭髪を当人の合意を得て、半年が過ぎた現在などの日付を入れて何らかの容器に入れ保存する。
  • 日付の保証を店主がして、保存はお客さん自信で行う。

その保存された頭髪は、どうするかと言うと

これから何十年後かに何らかの体の変調を起こした際に福島原発事故との因果関係「その当時どのくらいの放射性物質が頭髪にあったかどうか」などの証拠となるよう役に立ててもらうというものです。

まだ、具体的に決定はされていないようですが福島県の理容店主達も今回の問題にはいろいろな考えを巡らし、将来への不安解消を思い話し合われているようです。

すばらしい考えだと思います。管轄の厚生労働省は何をしているのでしょう?

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2011年9月27日 (火曜日)

「もったいない」推進のマータイさんと福島県

ワンガリー・マータイさんというアフリカはケニアの女性を知っていますか?

アフリカで環境問題と女性人権運動家として有名な女性で、環境分野で初のノーベル平和賞を受賞、同時にこれはアフリカの女性としても初の受賞を果たした方でしたが、先日お亡くなりになりました

この方が講演のために平成17年に来日した際、「もったいない(勿体無い)」と言う素晴らしい日本語に出会います。

マータイさんによれば「もったいないの言葉にはのReduce(ゴミ削減)、Reuse(再利用)、Recycle(再資源化)という環境活動の3Rをたった一言で表せるだけでなく、かけがえのない地球資源に対するRespect(尊敬の念)が込められている」と言うのです

そこで、活動する拠点に戻るとこう話したそうです

「私たちの活動名を<MOTTINAIキャンペーン>にしましょう」

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2011年9月26日 (月曜日)

「“独身”証明書」・・・?!

自分の身元を証明する公的な証明書として、直ぐに思い浮かぶものに「運転免許証」、「保険証」があります。
もっと詳しく書かれているものとなれば「戸籍抄本」、「戸籍謄本」、「住民票」、「住基カード」になりますよね。

これらはだれでも知っている公的な身分証だと思います。

ところが上記のほかに「独身証明書」という一般にはほとんど知られていない公的な身分証があったんです

これは本人が在籍する本籍地の市町村役所窓口に請求するとちゃんと発行(手数料有り)されるもので、当人が今現在確かに独身であることを証明する公文書で、嘘みたいですが実在するもののようです。
・・・・知らなかったですねえ

この身分証、一般的には「結婚情報サービス」や「結婚相談所」などに入会するための証明書として提出され婚姻犯罪防止を図る目的があるようです

上記は国内での結婚に関しての場合ですが、国際結婚の場合にも「独身証明書」似たような身分証が発行されます。

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2011年9月25日 (日曜日)

安本紗和子・FW

なでしこリーグ女子サッカートップチーム10で行われるリーグ戦)が再開され、その試合がBSで行われるのを知ったのですぐにそのチャンネルを合わして視ました
試合は「ジェフユナイテッド千葉レディース」対「INAC(アイナック)神戸レオネッサ」の対戦でした

ご存じのとおりINAC神戸には澤選手を始めとして今回ワールドカップ優勝を果たした日本代表選手が7名、そして韓国代表選手が1名、つまり11名中8名が代表選手と言うスター選手のクラブです。

その戦いぶりを観ようと思いまして、見ていたらホームであるジェフユナイテッド千葉の選手に見覚えのある小柄な選手が入っているじゃないですか。

それがFWの安本紗和子選手です。

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2011年9月24日 (土曜日)

子供は風の子

きょうは快晴、最高の秋晴れの土曜日でした。わが村の小学校は延期になっていた春の運動会が本日開催されました

わたしは早朝その子供たちの登校の安全を守るための交通指導のため街頭に立ちました。

まだ、17℃くらいしかない寒い朝子供たちは半袖半ズボンの運動着姿で元気よく歩いてきました。
ウインドブレーカーに手袋までした私が、「寒くないの?」とその子供たちに思わず声をかけてしまいました。

そしたら、3年生くらいの女の子がニコニコしながら「太陽があたって温かいの」と話してくれました。

やはり、子供は風の子のようです。運動会は室内じゃなく秋晴れの空の下の校庭で行われたことは除染作業が進んだおかげでしょう

ただ、「走るコースなどは短縮されているんです」と若いお父さんが話してくれました。

田んぼでは稲刈りが始まりました。秋晴れのいつもの村の風景です“見た目だけは”

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2011年9月23日 (金曜日)

もう・・初氷!

どこの県の高原だったか聞き逃しましたが、もう初氷のニュースが報道されました。昨年より25日も早いとか・・

今年の冬は早く来るのでしょうかね。

台風12号で大きな被害を受けた奥会津の地域では来月辺りにはもう雪が降り出す季節です。
避難している温暖な浜通りに住んでいた人達にとって、会津の大雪や仲通りの底冷えは経験が無いだけにつらいでしょうね

昨日は、台風15号では須賀川市(すかがわし)の仮設住宅が床上浸水の被害を受け、海から非難して内陸でも被災して、踏んだり蹴ったりの福島県人のあちこちでため息をつく声が聞こえてくるようです。

今朝の地震も大きく長かったし、さて次は何が福島県に来るんでしょうか?

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2011年9月22日 (木曜日)

アイドルグループ“AK98”?!

日本の人気女性グループと言えば「AKB48」ですよね。これは私のようなおっさんでも知っています。
それをまねた、というよりそっくりな女性グループがおとなり中国で人気だそうです。

そのグループ名が「AK98」と言うんですから、何とも笑ってしまいます。
ファンは激怒しているようですが、別の見方をすればそれだけ日本はアジアでは目標とされている先進国である証拠で、私的には誇らしい気がします。

もう一つお隣の韓国のお菓子をちょっと見てください。

Photo

Photo_2 「キットカット」ではない↑

←「おっとっと」ではない

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2011年9月21日 (水曜日)

プリントゴッコ

プリントゴッコ(1977年に発売)、数あるヒット商品の中でもこれもすごいものでしたよね

年賀状プリントなどに活躍してきましたが、PCとインクジェットプリンタの普及に押され、本体の販売は平成20年(20008)6月終了しましたが、まだ使用している人のため消耗品の販売のみを続けられていたんですね

しかし、ついにメーカーの理想科学工業は「プリントゴッコ」事業そのものを2012年12月末で完全終了することを決めたようです

Img_1306

実はわたくしいまだにその一式を持っているんですよ。

←のフォトのがそうです。もう数年ほど使っていませんが、これで沢山の年賀状を作った思い出がいっぱいあるんですよねえ

まだ使えますが、消耗品が無いのでは使えないので、もう廃棄しかないのかな)複雑な気分ですね

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2011年9月20日 (火曜日)

「深層心理」・・・・そう言われれば・・

世の中には他人の欠点や物事の問題点を発見しては、否定、反対、批判をしたがる人がいますよね。

そういう人との多くには帝塚山学院大学客員教授・本間正人氏の話によると裏に次のような思いを持つ人がほとんどだそうです

  • なまじ頭のいい人に多いが、実は自分に自信がないことの裏返しである。
    他人を否定、批判することで心理的優位に立とうとしている

     

これを直すには同教授によれば次のようなことを心がければ良いようです。

  • 自分の長所を確認することが大切、それにより自己肯定感が強くなり他人に対する否定癖は自然と影を潜める

そしてもう一つ、こんな人も見かけますよね

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2011年9月19日 (月曜日)

義援金への日本的なお礼の仕方?!

「日台黒潮泳断チャレンジ2011」と銘打ったプロジェクトが行われました。

これは東日本大震災の被害にたいし台湾(中華民国)から日本に多額の義援金が寄せられたことを知り、台湾まで泳いで直接台湾の人々に感謝を伝えたいと思ったという元競泳選手の鈴木一也さんが発起人になってできたものだそうです

やり方は6人の男性が沖縄県の与那国島から約30分ずつ交代で泳ぐリレー形式で台湾北東部の宜蘭県・蘇澳まで黒潮を泳いで約110キロを横断し、日本からの感謝の手紙を運び渡すというものです。

一行(泳者6名、伴走船には医師やスタッフが10名)は、東北の被災した岩手県、宮城県、福島県の知事のメッセージを携え17日に沖縄県・与那国島を出発し、無事泳ぎ切り19日に台湾北東部・宜蘭県蘇澳の海岸に到着したそうです。
泳者の中には福島県相馬市の出身の大学生の山田浩平さんや、祖父や親戚が南相馬市民の東京消防庁水難救助隊員の鈴木敦士さんらが含まれていたそうです。

台湾側からも100人以上が沖合まで泳いで出迎えられ、このプロジェクトは大成功になったようです

感謝の気持ちを電子機器などを使わず直接手渡すというのは、いかにも日本的なお礼の仕方だと思うのでですが、良いもんですね。

どこかの元総理のようにお気楽な記者会見を開いているなら、お礼に出かけたほうが国民から拍車がもらえるんじゃないでしょうかね。

でも、泳げとは言いませんよ

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2011年9月18日 (日曜日)

菅のおっさんも小泉のおっさんも・・何を言い出すんだ

菅直人前総理、総理職をやめて“お気楽”になったのか共同通信のインタビューに応じてこんなことを言い出しているようです。

菅直人前総理は18日までに共同通信のインタビューで、
 東京電力福島第1原発事故発生を受け、事故がどう進行するか予測するよう複数の機関に求め、「最悪のケースでは東京を含む首都圏の3千万人も避難対象になる」との結果を得ていたことを語った。
さらに、発生直後には、現場の第1原発の担当者と意思疎通できないなど対応が困難を極めたことを強調した

辞めるとお気楽になって勝手なことを言い出します。そしてもう一人、お気楽おじさんを発見しました。それはです。

18日、川崎市内での小泉前総理の講演で>

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2011年9月17日 (土曜日)

金より高い・・・レアアース・・・

東日本大震災が起きもう人々の記憶から消えかけていることに尖閣諸島沖で起きた中国漁船と日本の巡視船の衝突事件、ちょうど管内閣が発足した直後の昨年9月のことでした。

衝突してきた中国漁船船長が逮捕され、中国は反日デモが広がりさらに中国政府によって世界の90%を占める中国産レアアースの日本への輸出が禁止され、それは世界にも広がりました。

このとき、中国政府は「我が国は日本向けの輸出を禁止していない」と発表していました。
実は、中国のレアアースはそのころですでに埋蔵量が減っていて、採掘制限を使用とした時期と重なったことが本当だったのでした(ヨーロッパではそのことを薄々気が付いていたらしい)。

こういうところも中国外交のしたたかさを見る気がします。

そして今年です。

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2011年9月16日 (金曜日)

地震は予測可能?!

「過去2000年間(の記録を見ても)、東日本太平洋側で起きたマグニチュード以上の大地震は75の確率で西日本(東海、東南海、南海)大地震と連動、そして(東京)首都圏の大地震とのつながりは100といえます」

上記のように大きな地震は連鎖すると京都大学の「藤井聡教授」は明確に断言しています。その連動して起こる時期は大体4~5年くらい置いて起きていることが記録に有ります。

しかし、地震は予想することが不可能とされいかんともしがたいとなっておりますよね

ところが、地震解析ラボというところではほとんどの地震をピンポイントで予測、それもすべて2週間前に予測されているというので話題になっています。

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2011年9月15日 (木曜日)

本当かな~?その医療統計は・・・

こちらにコメント沢山お寄せ下さる山口も森さんのブログ記事でタイトルが「ゲッ!!ホンマかいな?」というのがございまして、人には体型や血液型、男女の差によって面白い統計が有ることを知りました。

ここに人によって掛かりやすい病気があるという統計の一部を紹介してみたいと思います。
信じるか信じないかは自由ですし、実際に100%そうなるわけではないのですが興味深いですよ。

  • 身長が高い男性は「悪性リンパ腫」になりやすい(国立がん研究センター)
  • 身長が低い男性は「脳卒中」になりやすい(国立がん研究センター)
  • 背の高い女性ほど「がん」になりやすい(オックスフォード大学)
  • 男性は‘親の命日’に「突然死」になりやすい(ベネズエラの研究者)

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2011年9月14日 (水曜日)

「ことば狩り」の餌食になった鉢呂元経済産業大臣

福島県人の私にとって未だによく分からないのが鉢呂元大臣の記者会見での「死の町・・」のコメントのどこが悪かったのか?ということです。(私の周囲の全員が同じ思い)
辞職に追い込むほどマスメディアが大騒ぎした理由が理解できません。

私はあの記者会見の模様を視聴しましたが、鉢呂大臣の被災地の悲惨さを素直に表現され、「しっかり現場の悲惨さを感じられたんだな」とむしろ鉢呂大臣のコメントを感心したほどです。

その後の鉢呂経産大臣が行った辞任記者会見での様子、それを13日行われた枝野新経産相の会見でフリージャーナリストの田中龍作氏が明らかにした真実に、私は霞ヶ関(及び兜町)の伏魔殿の住人の顔を見た気がしました。

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2011年9月13日 (火曜日)

今度はフランスの原発が“爆発”?!

9月12日午前11時45分(日本時間午後6時45分)ごろのことです。

フランス南部のマルクール原子力施設にある低レベル放射性廃棄物処理・調整センターで爆発があり、1人が死亡、4人が負傷するという事故が発生しました。
IAEAは「緊急事態対応センター」を設置し、情報収集を開始したようです。

このマルクールとは、フランスの多くの原子力関連施設が集まっている区域で、爆発があったセンターはこの中にあるフランス電力公社の子会社が運営する施設になっているそうです。

フランス原子力庁によると、この爆発による火災はすぐに鎮火し、事故で負傷した4人も“被曝はしていない”とのことですが、どこの国でもお役所と言うのは「パニック防止」のためある程度の情報を“遅らす”ことが常識です

今回のフランス原子力庁が言っていることは本当かどうかは・・もう少し過ぎないと鵜呑みにはできない発表ですよね。

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2011年9月12日 (月曜日)

海上自衛隊員達の・・“初体験”!

神奈川県横須賀市には海上自衛隊横須賀地方隊があります。

その中で横須賀港務隊は、ふだん曳船(えいせん)=タグボートで横須賀港などを出入港する護衛艦などを曳航(えいこう)したり、故障して動かなくなった船を移動させる業務に従事している隊で、海上自衛官としてどちらかと言うと縁の下の力持ち的な職場になるでしょうね。

その横須賀港務隊に今年の3月下旬に命がけの重大な任務が舞い込んだのでした。

それは、水素爆発を起しさらにメルトダウンを起こしていた福島原発の岸壁に、原子炉内の冷却水を海水から真水に切り替えるため「大量の真水が入ったアメリカ軍提供のバージ(はしけ)船2隻(1隻約1100t)を、接岸させろ」というものだったのです。

ここで自衛官たちは初めての体験をします。

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2011年9月11日 (日曜日)

1分間、サイレンが鳴り響く

9月11日の午後2:46分、村内には1分間サイレンが鳴り響きました。あの東日本だ震災の最初の地震の日から半年目、犠牲者や動物たちへの鎮魂の祈りを込め黙祷の合図でありました

私も思わず、かぶっていた麦わら帽子を取り胸に当てサイレン合わせ黙祷をしました。

1分とはこんなに長いものなのか・サイレンとはこんなに胸を刺すのか?・とかいろいろな思いが浮かびだし悲痛で重い気持ちになりました

まだ、半年です。まだ、まだです。

こんな時に、あのくらいの発言をバッシングされたくらいで辞めてしまうような小さい器の経済産業大臣、くだらないマスメディア、国会議員や閣僚はテレビタレントじゃないと思うんです。

福島県人の私ですが、未だに鉢呂大臣の「死の町のような・・」という会見のどこが悪かったのか、どこが福島県人を傷つけたのか、解りません。

そう言えば前の経済産業大臣も責められて泣いていましたっけね。大臣も大臣なら、選んでいる私たち有権者も情けない話です。

黙祷

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2011年9月10日 (土曜日)

やはり 自動車税の請求が来た

先月、ちょっとだけ記事にしましたが被災地救済処置として延期されていた平成23年度自動車税の納付書がやはり届きました。

Img_1297

福島県の自動車税の納期は平成23年10月31日(月)までとなります。
なお、
田村市(たむらし)、南相馬市(みなみそうまし)、川俣町(かわまたまち)、広野町(ひろのまち)、楢葉町(ならはまち)、富岡町(とみおかまち)、川内村(かわうちむら)、大熊町(おおくままち)、双葉町(ふたばまち)、浪江町(なみえまち)、葛尾村(かつらおむら)、飯館村(いいだてむら)に住所地が有る納税義務者はさらに延長されます。期間は未定

などという書類が添付されていました。

「やはり、払うんだな~。減額もされていない」と、ため息が出てしまいました

ついでに、この添付されていた自動車に対する救済処置の説明文を詳しく紹介してみましょうか

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2011年9月 9日 (金曜日)

バストを“小さく”見せる・・・?

こんなニュースを見つけました。

 ワコールが、2010年4月にインターネット限定で発売を開始した「小さく見せるブラ」、
これはカップのワイヤーを広げることで、バストトップの位置を低くし、胸のボリュームをコンパクトにおさえる構造となっているもので発売と同時にまたたく間に8000枚が完売し、人気商品となった。
その人気商品が9月7日より同じくネット限定で新作の発売を開始した。価格は4935円から。
新たにHカップも追加してサイズ展開を拡大。かわいいプリント柄を生かしたシンプルなデザインもポイントだ。

日本女性と言うと「寄せて上げて・・」のコマーシャルが流行したほど「大きく見せる」のが人気だとばっかり思っていたら、逆に大きくて悩んでいた女性が多くなっていたようです。

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ま~ こうも変わるものか

女子サッカーリーグ、通称ナデシコリーグ(トップリーグ)での観客は最も動員数が多かったマリーゼ(母体が東電のため無期限活動自粛中)でさえ1000人を集めるのがやっとだった。

アジアチャンピオンになっても、ワールドカップ出場を決めても、オリンピックで4位になっても、マスコミの扱いは小さな小さな記事でその後のリーグ戦の観客も会いも変わらずマリーゼの福島県サポーター団が目立っていたくらいです。

それがワールドカップで優勝した途端、天と地の差ほど扱いが変わってしまいました。

昨日オリンピック出場が決まった瞬間には、テレビの臨時ニュースで知らせられるまでになってしまいました。

驚くばかりです。前回のオリンピック出場を決めたときには日本人で何人がそれを知っていたでしょうか?

スポーツ界では「2位以下は負け」とよく選手たちは言いますが、その通りなんですね。

これはマスコミの体質だけじゃないですよね

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2011年9月 8日 (木曜日)

スペインのアストゥリアス皇太子が福島・・・

「スペインのアストゥリアス皇太子が福島・・・」というような記事の書き出しなら「スペインの皇太子も義援金を下さったのか」とか考える内容になうかと思いますが、違います。

スペインのアストゥリアス皇太子は「アストゥリアス皇太子基金」という皇太子賞を設けていまして、世界中で素晴らしい功績が有った人たちにその栄誉を称え表彰し、その時に寄与金として「5万ユーロ」を贈呈しているんだそうです。

そして今回の対象は、「福島第1原発事故の現場の東京電力社員とその下請け作業員、消防隊員、自衛隊員」になったんだそうです。
その理由は・・・

「事故の拡大を防ぐため献身的な働きは勇敢で模範的な行為であり、自らの命を犠牲にしてでも津波による原発の惨禍を避けようと闘った彼らは人間としての卓越した価値を示してくれた」

・・と、言うもので「共存共栄賞」という賞名になったようです。

私から見ると「何ともスペイン人の自己顕示欲の強い賞であることか」と「白人が上から目線での賞の授与」とも感じますが、外国の皇太子が感動していることはよく分かる賞ですね。

こういうの、日本の皇太子にも有っていいような気がしませんか?軍隊のような“○〇勲章”とかよりはずっと良いような気がします。

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2011年9月 7日 (水曜日)

地震が起きると保険屋が儲かる・・・?????

「風が吹けば桶屋が儲かる」という諺を聞いたことが有りますよね。
これは本来『大風が吹けば桶屋が儲る』のようですが、ここでいう大風とは野分(のわき・のわけ)のことを指すのかもしれません。「野分」とは今でいう台風のことです。

これは、大風が吹くと砂埃が舞い、それが目に入り、そしてその眼を洗うために手桶が欲しくなり、結果として桶屋が儲かるという「巡り合わせで意外な結果が生まれる」という例えでありますが、それとよく似た現象が「地震」と「保険会社」にも有るんです。

今回の東日本大震災の被害の広さ規模(青森、岩手、宮城、茨城、千葉、長野にまたがる)がはっきりしてくるにつれ、素人なりに最初にわたしが思ったこと、それは・・・

これは、どこかの損害保険会社が何社か巨額の支払いで破産・倒産するんじゃないか?払えないだろう・・」でした。

このことは、かなりの人が同じことを思ったんじゃないでしょうかね?実際に欧米ではそういうことが過去に有ったはずです。

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2011年9月 6日 (火曜日)

「生き様」の 響きは強い

福島の詩人、和合亮一氏の詩集「詩ノ黙礼」の136ページ、同氏が全村避難勧告が出された飯館村を尋ねたとき、同村の青年会のSさんが言ったことばより

「俺たちの生き様を 子供たちに見せる 子供たちは絶対に 飯館村を取り戻してくれる」

なんという強いメッセージでしょうか。「(災害に直面している今の生きざまを 子供たちに見せる」なんて、覚悟が持てますか?

大人の皆さん、大人だと思っている皆さんも、あなたの生きざまをいつの間にかどこかで知らない子供たちにまで見られていますよ。

心して言動と行動をとりましょう。お互いに

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2011年9月 5日 (月曜日)

社会の窓≠前チャック

夕方、農作業を終えびっしょりと濡れたシャツからズボンまで着替えてさっぱりして、ふと気が付いたらズボンの前ファスナーを閉め忘れていたのに気づき、「危ない、社会の窓を閉め忘れた」と独り言

ん!

社会の窓」て、誰が最初に言ったんだろう? どこから出た言葉だろう?

と、考えた。

この言葉は、昭和23年(1948)~29年(1954)と34年(1959)~35年(1960)にNHKで放送されていた『インフォメーション・アワー 社会の窓』というドキュメンタリーラジオ番組から出た流行語だったらしいです
(※平成11年(
1999)放送のフジテレビの「社会の窓」という深夜テレビ番組は無関係

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2011年9月 4日 (日曜日)

60年前に戻ってみた

今年の自然災害の多さは、なんでしょうか?

今年の干支(えとは「辛卯かのとう)」です。今年と全く同じ干支の年は今から60年前(干支は60年周期)の昭和26年(1951)の辛卯年になるんですが「もしやその年にも自然災害が有ったんじゃないか?」と、見てみましたら、やはり有りました。

昭和26年10月に鹿児島に上陸した「ルース台風」というのがありました。

  • 全国の死者572
  • 壊れた家屋=22

その被害は上記のようなもので私が今まで経験したことが無い大災害だったようです。

自然災害はある周期で繰り返すといいますが、今年の台風による被害の多さを見ると60年前のような台風災害がこれから起こる可能性は否定できないものですし、同じく来月ごろまでにまた巨大余震が起きる可能性も否定できないということですし、これは覚悟が必要ですかね

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2011年9月 3日 (土曜日)

死語の意義、少数民族の誇り

死語」とは、「古く使用され、現在話し手が無くなってしまった言語(民族語)。言語名や文献は残って文字言語として習得されているが母語(日本語、フランス語、英語などとして話す者が無くなった言語」を言います。

具体的にはヒッタイト語、古典ラテン語、古典ギリシャ語、などです。

過去にハワイ語がアメリカの英語化教育によって死語になりかけたのですが、偶然日本国内でフラダンス愛好家たちがその言語を使用していたのをハワイの人たちが逆輸入と言う形で伝えられ死語の危機を免れたことがありました。

今現在、その死語の危機にある言語があるというのです。

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2011年9月 2日 (金曜日)

アナログ放送は“2012年3月”をもって終了します

地デジ対策・ご準備はお済ですか?」このフレーズ、ちょっと懐かしい気がしますが、こちら福島県ではまだ“有効”です

Img_1292

←村内にはイメージキャラクターも懐かしいこんなチラシの回覧が回されています。

被災地の3県が未定だったアナログ放送延期期間は来年平成24年3月31日まで(平成23年度いっぱい)と決定されたようで、まだ準備ができていない家庭のために「デジサポ福島(福島県テレビ受信支援センター)」が巡回訪問をするようです。

でも、津波で何も無くなってしまった人とや家が有っても戻れず仮設住宅暮らしの皆さんにはちょっと‘いやみ’なチラシに感じるんじゃないでしょうかね。

それより、きょう明日は台風が気がかりです

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2011年9月 1日 (木曜日)

実況は何を見てやっているの?

スポーツの実況中継放送、マラソンなどでアナウンサーの言っていることとテレビの映像が違う場合が時々あります

現在、韓国のテグで行われている世界陸上でもそれは有りました。

  • 男子1500メートル予選でのこと。日本期待の渡辺選手が、前で転倒した選手をよけそこなって転倒してしまった。
    実況>渡辺、接触転倒してしまった~。靴が脱げてしまったようです。中略・・靴を脱げるアクシデントがありながらも懸命にゴール
    映像>渡辺選手は接触じゃなくよけそこなって転倒したが、靴はぬげなかった
  • 女子200メートル予選でのこと、注目のアリソン選手が余裕でゴール
    >実況>アリソン選手、横の選手を見て流して2位でゴール
    映像>アリソン選手は一度も横を見ることなくゴール

もう一つ、日本のアナウンサーの固定観念になっているのでしょう。「歯を食いしばって懸命にゴール」と言う言葉必ず付けるんですが、これが全く映像にマッチしていないのです。

今の日本のトップアスリートはアフリカの選手のように少し口を開けて顎の力を抜いた走り方のが常識ですから、顎がガクガクと走っているときに揺れるんです。

だ~れも“歯を食いしばって”なんてことはやっていませんから、ものすごく実況が不自然なんです。

実況はいったい何を見てやっているんでしょうかね?

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