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2011年9月29日

“食欲がある”から安心というものじゃない

天高く馬肥ゆる秋」今頃になるよく使われることわざですよね。意味は「さわやかで空が高く感じるほど気分の晴れ晴れとする季節」と秋の季節を言う言葉ですよね。

これは本来中国の言葉で、夏に放牧し沢山の草を食べた馬たちが秋になって肥えたころの清清しい季節を指して言った言葉です。ですから「秋高く馬肥ゆ」とも言います

辞書によっては「秋になって食欲が出た馬が食べて肥える季節・・・」ということを書いたのも有りますが、それは誤りです。
食欲が有って食べていたのはのことで、秋になって急に食べたわけではないからです。だいたい馬の餌となる牧草は秋にはもう枯れて少なくなる季節になってしまいますからね

それはとは逆に人間の場合の秋は実りの季節でおいしいものが沢山出てきます。そして季節も良くなり食欲も出てきます。

ところが、人間の場合は食欲が増しているのに「体がだるい」、「いつも眠い」、「なんだか心細い感じがする」という人が秋に増えてくるというのです。

食欲は旺盛だというのにです

そいうふうなら、もしかすると秋から冬にかけておきやすい『季節性のうつ病』が原因かもしれませんよ。
この季節性のうつの特徴のひとつは、通常のうつと異なり、食欲が増し体重が増えやすくなるという点なんだそうです。

“食欲の秋”と呼ばれる陰には、実はこのような病魔が隠れているかもしれませんよ

ではなぜ秋にこの季節性のうつの症状が出やすくなってしまうのでしょうか?
その原因として考えられているのは“秋の日照時間”に関係があるらしいです。

  • 暗くなると、眠気の原因ともいえるメラトニンが活性化されるため、だるさや常に眠たい、という症状を起すと言われている。
    これは眠気だけではなく、食欲にも大きく影響を与え、「いくら食べても食べたりない!」と思ってしまうため、太りやすくなってしまう。
  • 季節性うつ病には、女性のほうが男性より4倍も多い傾向がある。

さてその予防策は?

  1. 太陽の光をなるべく長く浴びる
    起きたら、まず太陽の光をしっかり浴び、室内に閉じこもらないようにする
  2. 体を冷やさない
    身体の冷えは、精神的にも大きく影響をもたらすと言われ、しっかりと寝る前は入浴時間を取るなどして、身体を芯から暖めるよう心掛ける
  3. 乳製品・肉類を適度に取る
    日照時間が短くなると、心のバランスを整える作用のあるセロトニンも減少するといわれており、うつの症状がひどくなることもある。
    チーズや、肉、またレバーなどにはその不足分の栄養素が多く含まれるため、補給することが良い。

これは秋に限らず、一年中に言えるような気がしますよね。

だれだって室内に閉じこもって、暗いところに居ればおかしくなろうと言うものです。

食欲の秋「食欲が有るのに満腹感が無い」というかたがおいでなら、いろいろな意味で(胃腸障害)ご注意ください。

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コメント

玉井人ひろたさま、
いつものことですが、守備範囲が広いですね~
Σ(゚□゚(゚□゚*)

投稿: もうぞう | 2011年9月29日 19:58

もうぞうさんへ

気が多すぎるのでしょう

投稿: 玉井人ひろた | 2011年9月29日 21:32

ごろ寝していてこんな時間に
眠くて眠くて
でも朝目覚まし付けずに5時半には起きます
秋時間気になります
夏は4時半前に起きていたけど
日の出と関係あるのかしら
食欲有り  困ったもので食べ過ぎてしまいました

投稿: kiyoka | 2011年9月30日 01:36

食欲は年中しっかりしています。でもねえ・・・・瘠せたいくらいなんです。鬱とはあんまりお付き合いないですね。

投稿: 山口ももり | 2011年9月30日 07:59

Kiyokaさんへ

体内時計がちゃんと働いている証拠じゃないでしょうかね
 
 
山口ももりさんへ

それはとても素晴らしいことです

投稿: 玉井人ひろた | 2011年9月30日 08:49

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