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2011年9月 1日 (木曜日)

実況は何を見てやっているの?

スポーツの実況中継放送、マラソンなどでアナウンサーの言っていることとテレビの映像が違う場合が時々あります

現在、韓国のテグで行われている世界陸上でもそれは有りました。

  • 男子1500メートル予選でのこと。日本期待の渡辺選手が、前で転倒した選手をよけそこなって転倒してしまった。
    実況>渡辺、接触転倒してしまった~。靴が脱げてしまったようです。中略・・靴を脱げるアクシデントがありながらも懸命にゴール
    映像>渡辺選手は接触じゃなくよけそこなって転倒したが、靴はぬげなかった
  • 女子200メートル予選でのこと、注目のアリソン選手が余裕でゴール
    >実況>アリソン選手、横の選手を見て流して2位でゴール
    映像>アリソン選手は一度も横を見ることなくゴール

もう一つ、日本のアナウンサーの固定観念になっているのでしょう。「歯を食いしばって懸命にゴール」と言う言葉必ず付けるんですが、これが全く映像にマッチしていないのです。

今の日本のトップアスリートはアフリカの選手のように少し口を開けて顎の力を抜いた走り方のが常識ですから、顎がガクガクと走っているときに揺れるんです。

だ~れも“歯を食いしばって”なんてことはやっていませんから、ものすごく実況が不自然なんです。

実況はいったい何を見てやっているんでしょうかね?

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