暦の対決!?・・<西暦2012年>vs<旧暦平成24年>
しょっぱなから、カレンダーに関するクイズを出します。何と答えるでしょう?
Q1.1年は何ヶ月ですか?
Q2.1年は何日ですか?普通の年と‘閏年’を分けて答えなさい
Q3.1ヶ月は何日ですか?‘大の月’と‘小の月’を分けて答えなさい
Q4.大の月、小の月はそれぞれ何月と何月ですか?
Q5.大晦日とは何月何日ですか?
あまりにも簡単な質問で、拍子抜けしたでしょうか)。答えは書かなくてもお判りでしょうが、記載してみます
<答え>
- 12ヶ月
- 普通=365日
閏年=366日- 大の月=31日
小の月=30日
ただし、2月は28日(閏年=29日)- 大の月=1月、3月、5月、7月、8月、10月、12月
小の月=2月,4月,6月,9月,11月- 大晦日=12月31日
何とも簡単です・・・が、これを「旧暦」で答えることができるでしょうか?
たぶんほとんどの人が「何か違いがあるの?」と、お思いでしょう。それは次の“旧暦での答え”をご覧になれば解りますよ。
<旧暦での答え>
- 普通年 = 12ヶ月
閏の年 = 13ヶ月
※、旧暦の閏年は12のうち一つが二重になる。ただし増やされる月は不定- 普通年 = 355日と354日の二通りがある
閏の年 = 385日- 大の月 = 30日
小の月 = 29日
※、旧暦には31日や28日という月は無い- 大の月も小の月も、その年によって変化する
※、ただし、1月と12月は大の月(30日)で変わらない- 大晦日 = 12月30日
かなり違いが有るものですよね。
ということで来年の平成24年閏年の旧暦カレンダーはこうなっています。
- 1月(30日)、2月(29日)、3月(30日)、閏3月(30日)、
4月(30日)、5月(29日)、6月(30日)、7月(29日)、
8月(29日)、9月(30日)、10月(29日)、11月(30日、12月(30日)
以上、13ヶ月、385日 - 干 支(えと) = 壬辰(みずのえたつ)の年
- 十二支(じゅうにし)= 辰、龍(たつ)
- 十 干(じっかん) = 壬 (みずのえ=水の兄)
よく、「一夜飾りは縁起が良くない」といいまして、31日に飾らない人もおりますが、30日に飾っても同じく一夜飾りと呼ぶそうです。これも旧暦が「大晦日=30日」の考えがベースに有るからですね
旧暦にはもっと面白い雑学が入っていますが、まずは鬼が笑う話の範囲だけにしておきましょう。
| 固定リンク | 0
コメント
旧暦はまったく分かりませんが、新暦(太陽暦)も分からないことだらけです。
たとえば、なぜこの日に年が変わるようになったのか?
本来なら、冬至の日からまたはその次の日に年が変わった方が合理的だと思います。
投稿: もうぞう | 2011年12月14日 19:33
もうぞうさんへ
太陽と地球の関係で計算するのが新暦、地球と月の関係を計算するのが旧暦、いずれにせよ我々凡人には判らない複雑な計算が有るようです。
投稿: 玉井人ひろた | 2011年12月14日 22:16