無知な警察捜査員、それを報道する無知なマスメディア
警察にも無知な捜査員はいるものでそれはあとで捜査段階で明らかになるのでしょうがないとして、その無知な捜査員が担当した事件を取材する側のマスメディアも無知だととんでもないことになります
事件の問題点な不明な記事となり事件とは方向性がそれたものとなっていき、それがそのままテレビや新聞を通じ世のなかに「常識」かのように流れ広まっていくことは、なんとも歯がゆく腹立たしいものです。
昨年の12月14日に起きた電車内での盗撮事件の記事
午後8時半過ぎ、東急田園都市線二子玉川駅と溝の口駅間、走行中の電車内で立っていた乗客で横浜市に住む医師、H容疑者(49)が前に座っていた女性の脚をデジタルカメラで盗撮。それに気付いた周囲の乗客が、この男を取り押さえられ現行犯逮捕された。
このとき、周囲の乗客はH容疑者のデジタルカメラのシャッター音を聞いていないため、警察は最近スマートフォン用にシャッター音や、画像まで消すソフト使用のスマートフォンを使った盗撮事件が急増し、警察は対策に頭を悩めていることから、今回使われたデジタルカメラが改造されていなかったか、綿密に調べている
何が変か、無知なところなのかお判りでしょうか?
捜査員も記事を書いた記者も「スマートフォン」の問題と今回起きた「デジタルカメラ」を使用した犯罪を混同していることです。
今のカメラ付きの携帯電話やスマートフォンには「盗撮防止」の意味でシャッター音を消すことができないようになっています(最近のスマホの中には‘微音’機能が有るようだ)
それを消音ができるように改造したり、赤ちゃんを起こさないように撮影したいという要望からできたスマホ用消音ソフト(盗撮した画像が見えなくなるソフトも有る)なるものが盗撮犯罪目的に使用されていることが、社会的問題になってきています。
それは、分かります
しかし、今回盗撮に使用されたのは携帯やスマホではなく「デジタルカメラ」です。
つまり電話ではなく、撮影専用のカメラ、たぶんコンデジだったのでしょうね
デジカメを持っている人なら大概の人は知っていると思いますが、デジカメならシャッター音を含め操作音を消すための「操作音オフ機能」が付いているのは普通ですね。わたしのデジカメ(キャノン)にもちゃんと有ります
それを「改造されていないか調べる」という間抜け(几帳面)な警察と、それを解ったような顔で記事にする社会部記者、これこそ「無知」としか言えないでしょう。
特にマスメディアにはカメラのプロが存在するわけですから、ちょっと聞けば違った記事内容になったのは間違いないことです。
同僚でもカメラマンなんか見下しているんですかね
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コメント
まずいな~
何をやってるんだか?
しかしよくあるスカートの中を盗撮するとかって何が面白いのでしょうかね?
投稿: もうぞう | 2012年1月10日 19:21
もうぞうさんへ
面白いんだと思います。
投稿: 玉井人ひろた | 2012年1月10日 20:54
面白いんだと思います・・・此方のやり取りで笑ってしまいました。ははは・・・
投稿: 山口ももり | 2012年1月11日 10:14
山口ももりさんへ
世の中にはいろいろな趣味の方がいますからね
投稿: 玉井人ひろた | 2012年1月11日 12:20