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2012年2月の29件の記事

2012年2月29日 (水曜日)

完璧に‘黙殺’された‘JARO’

JAROを知っていますよね。正式には「公益社団法人 日本広告機構」という長くいかめしい名称が示す通り、企業などの広告の内容に「誇大、嘘、紛らわしい、法に触れていないか」などを審査する組織ですね。

この団体の許認可は内閣府ときょうのキーワードの一つである“経済産業省”が行っています。

平成20年(2008)、神奈川県の男性からJARONへ、同年発行の雑誌に対し次のような申し立てがきます。

 >平成20年4月に電気事業連合会から発行された雑誌に掲載された広告の内容の「原子力発電はクリーンな電気の作り方・・・・」と、言う表現はもし原子力発電所が事故を起こしたりすれば放射能の危険性が有り、到底クリーンなものとは言えないのではないか。

この申し立てを受けJAROでは学識経験者(7名)を集め慎重に審議をし、その結果裁定を同じ年の11月に発表しました。

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2012年2月28日 (火曜日)

冬なのに・・北陸トンネルの“寒い話”

まだまだ寒い季節なのに、もっと寒くなる心霊スポットの話題がニュースになっているようです。

場所は日本海側にある北陸本線、その途中に福井県の敦賀市と今庄町を繋ぐ北陸トンネルと言うのが有るそうなのですが、この鉄道トンネルは非常に長く総延長は13870mで特急列車でも通過に約7~8分、普通列車だと10分以上もかかるという長さなのだそうですが・・・

ここで、列車に乗った幾人もの乗客が怪奇現象を体験しているというのです

  • 窓を叩く音が数度して、目を覚まし目を開けると走行中の列車の窓の外側に、手首が引っ込む所が見えた
  • トンネルに入ると、車内の人の気配が増えた気がした
  • トンネルを走行している間だけ、前の席に座っている人の頭が増えていた
     
     等々・・・

北陸トンネルには過去に多数の死傷者を出す火災事故が起きていている事実があるそうで、その霊が棲みついてうごめいているのではないか?・・とか憶測を呼んでいるようですが真相は解るはずも有りません。

長いトンネルは福島県にも多いですが、最近は節電んでトンネル内の照明の明るさが抑えられているし、薄暗い長いトンネルをしばらく走ると‘何とも言えない気配’というのは霊感は無くても感じますよね

寒い話でした

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2012年2月27日 (月曜日)

“3キロメートル圏OK”・・それはまずいでしょ!

昨日の26日から事故が起きた「東京電力福島第一原子力発電所」の上空に設定されていた‘飛行禁止区域’が、半径20キロ圏から3キロ圏まで小さくされまして、いち早く報道ヘリがその許可圏内に飛び現状の克明な映像がテレビから放送されました。

それを視聴し、思いだしました。あるジャーナリストの言葉です

日本と言う国は全てにおいて危機管理が全くなっていない。原子力発電施設の危機管理を見たってお粗末と言うより、呆れかえるものだ

原発=施設です。その上空のキロメートルという近さ、そんなすぐそばまで民間機や報道ヘリがいとも簡単に飛行できるとは、日本のテロ対策意識というものはどうなっているのでしょう?

あの現状で、小さな手りゅう弾1個でも上空から投下されたら大惨事の再現どころか、今よりもっと最悪です。せめて狭くしても10キロメートル圏(1万メートル)が限度でしょう

マスメディアでも誰一人としてそのことを言う人物がいません

政権が交代されても相変わらず‘のんき’なお国です。

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2012年2月26日 (日曜日)

<ガイガーFUKUSHIMA>

昨年の11月にこんな記事を書きました→「ガイガーカウンター・・・“メードインおらが村”」。これは、わが村にある板金加工業の「SANWA・株式会社三和製作所」の社長斎藤雄一郎氏がガイガカウンター=ガイガーHUKUSHIMAを作って販売を始めたと言うものでした。

)、「ガイガーFUKUSHIMA」の注文は特定非営利活動法人の「営業支援隊」が行っていて、三和製作所では直接注文を受けていない。URL↓
http://eigyoshientai.jp/

その後もあちこちのメディアで取り上げられ、既に6000台を超える注文が殺到して生産が間に合わず、予約の受付が一時停止されたりしているようです。

  • 他品に比べ安い>表示画面一体型=18800円(税込み)、iPhone接続するタイプ=9800円
  • 単価の割に信頼性が高い>高エネルギー加速器研究機構(つくば市)の協力を得て、精度を確認済み
    ※、毎時0・04~約400マイクロシーベルトまで測定可能
      時間当たりの空間放射線量に加え、その値を年換算した値も推計可能

その人気の要因の一番が上記のことになるでしょう。

ただ、人気が出てくると・・・

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2012年2月25日 (土曜日)

産業スパイが日本へ

昨日、車のラジオをNHK福島にしたらちょうど「福島県議会中継」をやっていました。なんとなくある県議の質問内容を聞いていたら「スパイ」なる言葉が耳に入ったのです。

その内容のあらましはこうです。

島第一原発事故による福島県人の放射能被害者数は、原発事故ではいまだかつてない人数が影響を受けました。
その人たちの健康状態や被曝経過のデータを手に入れようと、世界中から産業スパイが来る可能性(すでに来ているかもしれない)ということを指摘する専門家が居ます。

今医療機関や公的関係機関が集めた放射能被害状態はそんな外国のスパイなどに利用されず福島県民のために国内で役立てるように、県や国へ要請するものであります

だいたいこんな感じだったですね

スパイとは外国の医療医薬メーカーの派遣する者たちのようで、日本国内より先にデータを持っていき、新薬や新治療を開発しそれを日本をはじめ諸外国に売りつけて儲けようとする輩の産業スパイを言っているようです。

一説によれば日本は“スパイ天国”だそうで、まんざら想像の話ではない気がします。

こういうことも、国は各省庁が連携して対処してもらいたいものだと、ラジオを聴いていて思いましたが、もう一つの思いもでました。

日本人というより福島県人は、やはり“モルモット状態なんだな~”、という思いです

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2012年2月24日 (金曜日)

北朝鮮には“チョコパイと鞭”?!

「飴と鞭」という言葉が有りますね、元々は「甘いパンと鞭」だったようですが、これは何か制作や計画などを強要するときや交渉事などに良く使われる例えですね。

北朝鮮では今‘飴’ならぬ“チョコパイ”がどんな貴金属やお金より価値が有るという「チョコパイ騒動」が起きているというのです。
それは、何でもないことが発端となったのだそうです。

北朝鮮の開城工業団地には数多くの韓国企業が進出しているのですが、そこのある工場では休憩時間のおやつ韓国製の1個300ウォン(約20円)足らずのチョコパイを従業員1人あたり2個ほどの割合で提供していたんだそうです。

私たちから見れば、「なんと金のかからない従業員慰労行為だこと」とも、「アットホームな工場だな」とも思えますが、いずれにしても“チョコパイ騒動”にまで発展する理由が想像できないですよね

ところが、北朝鮮は違うのです。

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2012年2月23日 (木曜日)

河村たかし名古屋市長の発言・・・

名古屋市の河村たかし市長が「南京事件無かったのではないか」と発言した問題は、34年間と言う長期にわたって名古屋市と友好関係を持つ南京市が同市との‘公的交流’を当面停止することが発表されるなど、またまた中国政府と日本との外交問題になってきました。

河村市長の実父はこの事件が起きた日中戦争当時に南京滞在していたそうで、問題の事件後でも南京の中国人の皆さんにとても親切かつ良くしてもらって、今でも南京の皆さんには感謝しているというのです

つまり↓

本当に南京大虐殺などと言うことが起きていたとしたら、その被害者である南京の中国人の方々に日本人である父たちが良くしてもらえたはずがない。

ゆえに↓

南京問題は、本当は無かったのでないか

以上の様な持論をかねがね言ってきた河村たかし市長の経緯が有ります。

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2012年2月22日 (水曜日)

安倍さんの証言

テレビ朝日系列で放送している「ビートたけしのTVタックル」と、言うトーク番組を知っているでしょうか?
毎回現役の政治家がゲストに来てのレギュラーの評論家と論争を繰り広げる番組で、思わず言ってはならない本音や、国の情勢まで聞ける場合があって政治経済が好きな人には面白い番組です。

今週のゲストは前総理大臣の安倍晋三氏、安倍氏のコーナーは論争の場面は無かったのですが、衝撃の事実が同氏の口から聞かれました。

その当時、自民党政権は省庁官僚の天下りを無くす法案を押し進めるため、それに反対する元官僚の族議員や現役官僚と熱いバトルを水面下で繰り広げていたというのです

これは、その前の小泉総理から布石がありました。

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2012年2月21日 (火曜日)

黙っていても“止まる運命”

原発については福島第一原発災害以降、「廃止、停止すべき」とか、「いまは、まだ性急すぎる」とか、賛否両論が起きています。

ところがです。その原発の担当省である経済産業省、特に文部科学省と当事者である電力会社はすでに20年以上も前から知っているんです。
「このままでは2020年までには国内のすべての原子力発電が止ってしまう」と、いうことをです。

その理由は非常に簡単なものです

今回の“原発災害”によって国民がよく解ったことの一つに使用済核燃料があります。
この使用済みの核燃料が、使用を終了してもなおプールなどに入れて冷やしておかなければ高熱になって危険な放射性物質であると言うことが、それでしょう。

ですから、各原子炉ごとに巨大な使用済み核燃料プールが併設されています。

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2012年2月20日 (月曜日)

スパム英文メールではありませんよ

メールに次に様な文章が記載されていたら即、「スパムメール(迷惑メール)」と判断し、私なら削除してしまうと思います

「 krungthep mahanakhon amorn rattanakosin mahintara yudthaya mahadilok pohp noparat rajathanee bureerom udomrajniwes mahasatarn amorn pimarn avaltarnsatit sakatattiya visanukram prasit 

皆さん、この長い英文を見たら私と同じ行動をすると思いますがどうですか?
絶対に危険を感じますよね。

ところが、これはスパムでもない。文章でもない。これは日本人もよく知っている外国の国の都市名なのです。それも、首都の名称なのです。

現地ではあまりにも長いので文頭の「クルンテープkrungthep)」の略称を使っているそうですが、それでもどこの国だか分かりませんよね

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2012年2月19日 (日曜日)

英語のDMや「ツイッター」、感染注意

私はやっていないのであまり影響が無いような話ですが、Twitter社が運営する「Twitter(ツイッター)」の機能を利用したスパム感染が最近猛威を振るっているそうなのです。

これに感染すると

  • アカウントが感染すると勝手にほかの利用者にも広めようとする
  • セキュリティ対策として感染したアカウントのパスワードを変更した場合にログイン不能になる
  • IDとパスワードを盗まれ、交流のあるほかの利用者に同じスパムを一斉に送信してしまう

等が起こるそうです。

そのうち最も多いパターンは英文のスパムで、感染経路は利用者同士が1対1で他人に見られないよう連絡できる「DM(ダイレクトメッセージ)」や、複数人と同時に連絡できる「@ツイート(リプライ)」で、そこにはサイト(フィッシングサイト)へ誘導するURL付きの伝言が入っていて・・・

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2012年2月18日 (土曜日)

‘原発族’が法律に混入した“ウイルス”

覚えているでしょうか?昨年の東日本大震災が原因で起きた福島第一原発大災害、その原発災害によって出た放射能汚染廃棄物の処理に対し、政府発表は「原発事故の放射能物質は産業廃棄物とし処理する法律が無い」というものでした。

たぶん、これを知ったほとんどの人が驚きの発表だったと思いますが、法律ではこうなっています。

「六法全書」に記載されている法律の一部をそのまま記載したいと思います。

廃棄物の処理及び清掃に関する法律

 第一章 <総則>

 第二条 <定義>
  
  この法律において「廃棄物」とは、ごみ、粗大ごみ、燃え殻、、汚泥、ふん尿、廃油、廃酸、廃アルカリ、動物の死体その他の汚物又は不要物であって、固形状または液状のもの放射性物質及びこれによって汚染されたものを除くをいう。

上記のように法的に定義されています。これは、一般廃棄物および産業廃棄物すべてに適用されているこの法律の基本部分です。

つまり「法律が無い」のではなく「放射能汚染物質は産業廃棄物として扱うな」というものが法律にあったからなのです。

こういう国民の健康を守るためにある環境関連の法律にはあちこちにカッコ内にある“放射性物質及び・・・・除く”という但し書きが挿入されていることを先日紹介した河野太郎氏の本「原発と日本はこうなる」によって知りました。

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2012年2月17日 (金曜日)

小泉 議員がやらかしてしまった

衆議院議員には二人の小泉氏が居ます。一人はあの小泉純一郎前総理の議席を“世襲”した自民党の小泉進次郎衆議院議員(神奈川11区、当選1回)、もう一人は前国土交通政務官(菅内閣)の民主党の小泉俊明衆院議員(茨城3区、当選3回)です。

“やらかしてしまった”のは、小泉俊明氏です。

同氏は一昨年の平成22年(2010)において、あろうことか国政つかさどる衆議院本館3階の控室、そして衆議院第1議員会館、第2議員会館の大会議室や会議室を使用して「元気のでる会」という名称の個人の政治資金集めのパーティーを年間合計で‘回’もやっていたというのです。

議員会館や国会本館を政治資金パーティーに使うことは認められておらず、野党からは物凄い批判が起きているそうです、が・・・・

私が驚き呆れたのは、その小泉議員じゃなく、8回も、もう一度言いますが、8回もそういうことをしていたのに、見逃していた他の批判している野党を含めすべての国会議員や職員たちの認識です。

見逃していたということは、ほかの議員達も多かれ少なかれ“勉強会”と称して、施設使用料がすべて無料となる同じことを慣例的にやっているとしか考えられません

あそこに巣食う人たちは、どこか完全に国民とずれができてしまっている気が、改めて思い知らされた感じです。

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2012年2月16日 (木曜日)

子供の無邪気な遊びに、笑いが消えた

きょう、今年の4月から幼稚園に通い始める3歳の長男などをつれて、姪たちがやってきました。

来るなり、すぐに私の手を引き「遊ぼ」とその長男がいつものように絡んできました。私にとっては孫のような存在ですし、可愛くてしょうがないわけです。

めちゃくちゃに遊んでいた時に、不意にテレビで地震速報が入ったんです。わたしは横目で見ながら「地震か」とつぶやいた瞬間です。

その3歳の長男が、地震ごっこの遊びを始めたのです。机などを自分で揺らしながら「地震だ、じしんだ」と無邪気に笑いながら大騒ぎする姿は何とも面白いものでしたが、次の言葉に笑いを止められました。

地震だ。危ないから隠れろ。みんな早く隠れろ、早く逃げろ」と大声で叫びながらベットの影に小さく身をかがめたのです。

まったく、笑えなかったです。やはり東日本大震災は幼心にも深く刻まれた出来事だったようです

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2012年2月15日 (水曜日)

海外で日本のiPhoneは使えない・・・?

スマートホンなど持たな私には無縁の話なのですが、auとソフトバンク提供するサービスのスマートホンである「iPhone」を海外で使って、10万円とか70万円という高額の請求が来てしまい、「iPhoneあぶねえ!!」「これは恐ろしい」という声がネット上で増えているというのです。

一見すれば「詐欺?」と、思ってしまいますが、そうではないようです。

auの例で言いますと、海外に行っても国内と同じ料金体系で自動的に接続されるのはCDMAモードというものだけになっていて、GSMモードというのは勝手に行った先の国の“対象以外の事業者”にも接続されてしまうため、国外の無契約業者からの利用請求とと国内業者との接続料金の請求とが重なってしまうからなのだそうです。

言い換えれば“無線機”ですからね、周波数が合えば繫がってしまうわけです

こういうのはauに限らず起きているようで、トラブルを無くすため国内業者も海外業者対応を急いでいるようです。KDDIでは今年の3月に対応予定と言うことらしいです。

NTTドコモでは昨年の5月から、海外でドコモのAndroidスマートフォンを便利に使ってもらえるためのアプリ「ドコモ海外利用」というものを利用料金無料で提供しているようです。

いずれにしても、使えるのは限られているようでちゃんと注意書きを読んでからが一番のようですが、料金体系が複雑で分かりにくい。
そうなると、契約会社に直接聞くのが一番、それとも海外では使用しないですかね。

海外にもいかない私には、どっちにしても無縁です

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2012年2月14日 (火曜日)

大学生が考える「原発について」

東京にある「全国大学生協連」が国内大学生男女を対象に行っている調査、「学生生活実態調査」と言うものが有るそうです。
今回は東日本大震災や福島原発災害の発生を受け、新たに「原発問題」と「防災について」を加えて調査し、その結果が13日発表されました(実施時期=2011年秋、全国28校で回答者は8498人だった)。

全体の結果から先に記載しましょう。

 <原子力発電について

  1. 徐々に廃炉にし、将来には全廃 =38%(廃炉派)
  2. 規模を縮小し存続すべきだ       =23%(存続派)
  3. 現状を維持するべきだ             =19%(存続派)

これを男女別の回答にすると次のようになります。

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2012年2月13日 (月曜日)

「おいしい」と「うまい」の違いは

何かを食べる祭、それが良い味だった時の言葉は「おいしい」と言うでしょうか?

それとも「うまい」と言うでしょうか?

東北の田舎の村に住む私の場合「んめっ」または「うめぇ」です。これは「うまい」という言葉が訛ったものですから、訛らない状態に直せば「うまい」と言う方を使っていることになります。

わたしにとって「おいしい」のイメージは「標準語・テレビでいう言葉」というか「都会のお上品な言葉」、「東京の言葉」というものがあって、なんとも馴染みにくいというか、ハッキリ言えば使いたくない言葉です。

ですから「うまい」は使いますが「おいしい」は使いません。
それでも、最近は私の周りでも「おいしい」という言葉を使う人がほんとうに多くなりました

テレビの出演者を見ていると関西出身の方は殆ど「おいしい」ですね。「うまい」は「上手」の意味で使いますよね。

一方で関東出身の方ではかなりの人が「うまい」を使いますね。北野武さんなどが使う江戸言葉・東京下町言葉も「うめぇ」で、わが地域と全く同じですね。

となると、
「おいしい」=関西言葉、「うまい」=関東言葉、なのでしょうか?

その意味の違いはあるのか? 昔の意味は何だったのでしょうか?

「おいしい」の方が標準語なのでしょうか?

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2012年2月12日 (日曜日)

つだよしあきアナの語録

毎週日曜の8時のNHK仙台の番組「被災地からの声」で、番組冒頭に発せられるMCの津田喜章(つだよしあき)アナの言葉を、時々<つだよしあき語録>としてこれから取り上げてみたいと思います。

今週の<つだよしあき語録>

 「前向きになってきました」、「前向きにやっていきます」、非常によく似た言葉ですが、その言葉(前向き)の意味の違いには大きな違いが有ります。

前者の「前向きになってきました」は、やっと気持ちの整理が付き明るくなり始めましたという言葉です。

でも、後者の「前向きにやっていきます」には、津波の恐怖、肉親との死別、経済的不安、などもろもろの不安が今でも全く消えていないが“前に進むしかない”という被災者のつらくて悲しい思いが込められています。

被災者から発せられるこのような言葉の微妙な違いを感じて拾い上げて放送することが大切だと感じました。

同アナは番組中でいつものように淡々と言っていますが、地元の言葉(方言)の深い意味を理解しないとできない、難しい根気のいる取材と放送だと思います

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2012年2月11日 (土曜日)

他人のパスワードが使えた?!

パソコンを使っている人ならだれでも知っている常識として、インターネットやメールの送受信にはその人固有のパスワードが使用されるということが有ります。

これはプロバイダーと契約するときに割り当てられてくるもので、インターネットを使う時には必ず入力しオーナーであることが確認されます。ただし、一度入れるとあとはパソコンが自動的にやってくれますので、忘れている人もいるかもしれません。

最近はセキュリティー強化のため月に1度くらいそのパスワードやIDを改めて入力要求されるようになりました。

パスワードはそれだけ大事ですので、変更も難しく、ましてや知らない他人のパスワードを変更するなど不可能のはず・・ですが・・・・。

今月の2月3日のことだそうです。
インターネット接続サービス「OCN」を運営するNTTコミュニケーションズ(通称NTTコム)次のような電話相談が来たそうです。

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2012年2月10日 (金曜日)

縦割りの壁に横穴は有るのか?

東日本大震災の被災地再生に向け、復興庁(内閣府)が本日業務を開始したようですね。

復興庁の担当大臣は、野田佳彦総理大臣と特命大臣(復興対策担当)を務めてきた平野達男復興大臣の二人の大臣によって運営されるのが前提ですが、実質は平野達男復興大臣が孤軍奮闘となるのでしょう。

出先機関の復興局が岩手県盛岡市、宮城県仙台市、福島県福島市の各県庁所在地ごと1局づつ設置、青森県八戸市と茨城県水戸市には事務所が設置されたようです。

さらに、岩手県、宮城県、福島県には支所が各2か所づつの合計6ヶ所が設けられました。つまり、本庁をあわせて合計12ヶ所の施設で業務が行われることになったようです。

職員は総勢250名になるそうですが・・・

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2012年2月 9日 (木曜日)

灯油・・・高っ!

昨年の2月末に車のガソリンを満タンにしていました。そのおかげで3月11日以降のガソリンスタンド閉店にも何とか対応できたのです。

いずれにしても冬場はいつどこで道路が通行止めになり立ち往生する羽目になるか知れたもんじゃないので、早めの給油は北国のドライバーにとっては常識のような気がします。

実際に今日、東北自動車道の下り線、本宮IC~福島西IC間は雪による事故のため午前中通行止めになっていました

と言うわけで、車のガソリンとついでに備蓄用の灯油を買いにいつものセルフスタンドに行ってきました。

レギュラーガソリンはリッターあたりが134円と先月と変わりは無かったのですが・・・

灯油の値段が、先月の80円/ℓからグ~ンと上がって‘85円/ℓ’になっていたのには「えっ」と、なってしまいました。

灯油をタンクに入れながら、今日も降り続く雪が恨めしかったですね

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2012年2月 8日 (水曜日)

十人十色とは、よく言ったものだ

東日本大震災直後に起きた、原子力発電所での水素爆発、そして日本国内では“2回目(?)の臨界事故”、それに伴う国内初めて(?)の全国放射性物質飛散事故でした。
最初の1978年の臨界事故は電力会社によって28年間隠ぺいされたが、その事故も東京電力福島第1原発だった

この放射能汚染により福島県内の浜通り地区は強制避難や避難勧告地域となり人々は県内の中通りや会津地区、そして県外へと避難を余儀なくされました。

さらに、放射能を恐れ避難指定区域以外の人々も多く県外に移住しました。

その家族の中には「家に残る」という者と「絶対に嫌だ」という者が出て、離婚してまで県外移住する夫婦親子まで出ている有様です。これは、原発地域より人口の多い中通り地区に多いようです。

それらのことや、津波によって多くの死者もあったため福島県内人口は激減しています。

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2012年2月 7日 (火曜日)

司会者の‘日本人名’のコール

スイスで行われた若手バレエダンサー(15~18歳まで)のローザンヌ国際バレエコンクールで、神奈川県厚木市在住で、東京都町田市の私立和光高校2年の菅井円加(すがいまどか)さん(17歳)が1位になったことは、テレビなどで快挙として大きく報道され、帰国後の記者会見まで開かれたので多くの人が知っている嬉しいニュースですね

過去にも熊川哲也さん(1989年最優秀特別賞受賞者)ら多くの日本人が上位受賞を果たしていますが、その方たちは外国の著名なバレエ団に所属しての出場でした。
ところが、今回は日本国内の「佐々木三夏バレエアカデミー」の所属であることも注目される快挙だと思います。
日本国内にも、レベルの高い素晴らしい育成環境が有る証拠です。実際、ここの講師や卒業生はそうそうたる顔ぶれがあるんですね。

ただこの菅井円加さんの受賞について、今回、このコンクールの審査員を務めた9人のメンバーの内の1人である吉田都さん(1983年スカラシップ賞受賞者)はこんなコメントを出しているようです。

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2012年2月 6日 (月曜日)

政府民主党は・・?、野党の自民党は・・?

どう見ても、年内の衆議院解散と総選挙は行われる可能性が高くなってきました。今回は「消費税」と「原発の方向性」が一番の論点になることも間違いないです。

さらに、野党になってしまった自民党の政権奪回への選挙であり、その意味で自民党の「選挙勝利」への意気込みと運動は必至になることでしょう。

そおこで気になるのが、「政府民主党の予定は・・?」、「野党の自民党のマニフェストは・・?」でしょう。

ここでその「消費税」と「原発の未来」について、両党のマニフェストを比べてみましょう。

<消費税>についてのマニフェストは?

  • 民主党 = 消費税は5%→10%に上げる(政府方針
     
  • 自民党 = 消費税は5%→10%に上げる(2010マニフェストより

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2012年2月 5日 (日曜日)

大雪一過・・・

“大雪一過”という言葉は無いですが、今日は昨日の大雪降りの天候と打って変わって、まさしくその言葉がぴったりの快晴の暖かな日です。猫も、雪の上でゴロンゴロンをしていました。

昨日降り続いた雪は根雪の上にしっかりと積もって、現在40cm以上になっています。日曜と言うことで、早く起きて除雪する人もほとんどなく真っ白な世界だけが陽光に照らされ、静かな静かな朝を迎えました。

Img_14588:00頃を過ぎるとあちこちで除雪の音、そしてトラクターを動かして除雪も始まりましたが、快晴の外は暑いです。

除雪していたわたしは直ぐに汗をかいてしまい、肌着を着替えました。

テラス前の通路、もう何度除雪したことか、この雪が無くなるのはいつのことでしょう

細木のツツジは雪の重みで幹が裂けているかもしれませんが、雪の中でわかりません。

下手に雪を払うとかえって花芽などを痛めますので、このままの状態でしょうがないです

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2012年2月 4日 (土曜日)

ばぁちゃんの節約術<ティッシュペーパー編>

私の老いた母が、雪のため外の畑いじりなどに出られないので室内でこんなものを作っていました

Img_1454 ←これが完成品です。

そして使ったものが↓これらの販促用ポケットティッシュです

Img_1455

ポケットティッシュは携帯には便利ですが、普段家で使うには取り出しにくいし、広げなくちゃいけないしで使いにくい。そのためどうしても取り出しやすいボックス型の方に手が行くため、ポケットティッシュは意外と沢山溜まるものです。

 

ちがいますか?・・・(

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2012年2月 3日 (金曜日)

せんてうま

今、我が家では風邪ひきに悩まされていますが、運よくと言うかインフルエンザには感染していないのが救いです。

あるサイトで、外出から帰った人が家族へ風邪などをうつさないための面白い言葉が紹介されているのを見つけました。

それがタイトルの「せんてうま」なんです

  • せん = 洗顔
  • て  = 手洗い
  • う  = うがい
  • ま  = マスク

手洗いとうがい、それにマスクというのは誰でも知っていることですが、そのサイトでは「顔を洗うこと」が大切だと言っています。

そう言われれば・・・・
 寒い冬には極力肌を出したくないものですが、顔というのはどうしても出ているし、その肌の面積は手より多いかもしれませんし、せっかく洗った手で顔を触ることはままあることですね

これは意外な盲点だった気がしましたね

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2012年2月 2日 (木曜日)

たるひ・・・・・・・つらつら

今年も雪が多く我が家の屋根には30センチほど積もった雪がしっかりと今でも残っています。
わが地域、福島県の中通り地方は豪雪地帯ではないので屋根の雪下ろしなどと言う習慣は無いため積もった屋根の雪はそのまま、根雪状態です。

Img_1453

そのため屋根の雪が連日少しづつ融け出し雫となり、ごらんのフォトのようにつららが沢山出来てしまっています。

そして、長い。1メートルほどのがかなり多くなりました。

昨夜は暴風のため2~3本折れて壁にぶち当たる音で目が覚めました。

ところで「つらら」を漢字で書くと「氷柱」と書きますよね。これって、読み方と漢字に違和感が有ると感じませんか?

「氷柱」の漢字のどこら辺が「つ」で、どこら辺が「らら」なのか、不可思議だと思いませんか?

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2012年2月 1日 (水曜日)

時計の音を聞く

私が子供のころ、父母などが持っていた腕時計は竜頭(りゅうず)をキリキリと回して薇を巻く、手巻き式腕時計が常識でした。

秒針もほとんどの時計が付いていなかったので、大人たちは必ず時計を耳に押し当てて動いているかどうか確認する動作がありました。

Photo

わたしは耳にあてたときに聞こえてくる独特の「チチチチチチチチチチ・・・」というリズミカルな音が大好きでした。小さな機械が一人で動いていること自体も興味深いものでした。

フォトの腕時計は普段私がやっているものですが、今は珍しい、その手巻き時計なんです。

安物なので毎日ねじを巻かないと止ったり、時刻も1日で1分ほど狂ったりしますが、手巻きするのがなんとも面白いので使っています。

そして時々、あのリズミカルな音を聞いて一人で心和んでいるしだいです。

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