政府民主党は・・?、野党の自民党は・・?
どう見ても、年内の衆議院解散と総選挙は行われる可能性が高くなってきました。今回は「消費税」と「原発の方向性」が一番の論点になることも間違いないです。
さらに、野党になってしまった自民党の政権奪回への選挙であり、その意味で自民党の「選挙勝利」への意気込みと運動は必至になることでしょう。
そおこで気になるのが、「政府民主党の予定は・・?」、「野党の自民党のマニフェストは・・?」でしょう。
ここでその「消費税」と「原発の未来」について、両党のマニフェストを比べてみましょう。
<消費税>についてのマニフェストは?
- 民主党 = 消費税は5%→10%に上げる(政府方針)
- 自民党 = 消費税は5%→10%に上げる(2010マニフェストより)
<原子力発電の政策>についてのマニフェストは?
- 民主党(自民党政権から引き継いだエネルギー基本計画)
原子力及び核燃料サイクル(プルサーマルなど)現行比率の34%を
2020年までに50%以上に引き上げ、最終的に
2030年までに70%にする。
※上記は自民党政権時に(2006)決定した基本計画を引き継いだもの
さらに、原発の海外輸出を強化する
- 自民党(マニフェストより)
原発の発電率 25.6%→40%へ引き上げ
原発設備利用率 58%→84%へ引き上げ
※上記は2009年総選挙での政権公約
プルサーマルを含め原子力設備などの推進に努める
※上記は2010年参議院選挙(自民党勝利)での公約
さらに、原子力発電所立地への原発交付金の10年延長
※、上記は2010年の最新マニフェスト
なにか、違いが見つけられたでしょうか?
もし、また政権交代が行われ自民党が政権復帰したら、こんどは上記の自民党公約をたてに民主党を中心に「マニフェストはどうするんだ」と追及するでしょう。
“政治家の二枚舌”というのがありますが、政権を取るとコロコロ変わるんでしょう、でも基本はけないはずですから、政権が自民党に移っても不安は消えない気がします。
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コメント
東日本大震災のお陰で、原発は大幅に少なくなるはずです。
しかしいつになったらマニフェストの変更をするのでしょうかね~
いつも後手後手にまわっている政治ですからね。
野田総理は、本来なら誰もやりたくない消費税をやろうとしている点では、評価できます。
投稿: もうぞう | 2012年2月 6日 18:39
もうぞうさんへ
「買わなきゃ、払うことが無い税金」とも言えますがね
投稿: 玉井人ひろた | 2012年2月 6日 20:53
消費税が上がる事は覚悟出来てるんですが、議員の数減らすとか給料減らすとかすれば、もっと国民に受け入れられると思うんですが…。
そんな簡単じゃないのかな。
投稿: くぽ | 2012年2月 7日 01:17
くぽさんへ
身を削るというのは難しいのでしょう
投稿: 玉井人ひろた | 2012年2月 7日 07:51