震災前の国の課題は「雇用と経済」だった
東日本大震災が起こるまでは、政府の最大問題は「経済の立て直しと雇用問題」だったですよね。
とくに雇用に関しては急務課題だったものです。
そこに起きた大震災で何万人と言う失業者が出てしまい、元々の最大課題だったものがより一層悪化してしまいました。
各企業は震災避難者を優先的に雇用するところが増え、定年も65歳まで引き上げとなり、それによって震災のもっと以前から職探しをしている人々、特に4~50代を雇用するところは殆ど無くなってしまいました。
このこと、なぜかマスコミも取り上げていません。それは被災者の方が視聴率をとれるからなのは想像がつきますがね
じゃ~、震災避難者の雇用がうまくいっているかというと、実際はほとんどの企業で避難者雇用を避けているのです。
理由の1番は「いつ帰宅するか分からないので仕事を任せられない」です。
これは、特に家が壊れずに有るが放射能問題で避難している福島県の避難者への「雇用拒否」の要因になっているようです。
つまり「就職するなら定住が条件。できないならアルバイト扱い」と言うわけです。企業だって背に腹は代えられませんからね。
中高年の震災前からの失業者には、春は遠いようです。外国なら暴動かな?
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コメント
たけしのテレビタックルで「仙台のキャバクラは大繁盛!」
建築バブルって言ってました。
う~ん、もともと雇用されていた人が、遠方から仙台へ行っているんですかね。
投稿: Lisa | 2012年3月21日 (水曜日) 12:03
Lisaさんへ
地元からの採用もすごいですが、すべて季節労働(臨時)が占めているはずです。
投稿: 玉井人ひろた | 2012年3月21日 (水曜日) 12:33
日本人はいつ頃からか?おとなしい民族になりましたね。
労働運動や学生運動が盛んだった頃もあったんですけどね~
投稿: もうぞう | 2012年3月21日 (水曜日) 19:21
もうぞうさんへ
もしかすると、あの学生運動の結果が、かえって国民をおとなしくした主原因かもしれませんよ
投稿: 玉井人ひろた | 2012年3月21日 (水曜日) 19:45