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2012年3月12日 (月曜日)

BSチャンネルが、突然真っ暗

このブログへのアクセス解析を見ると、アクセスる検索のキーワードやフレーズでは「地デジ」が含まれるものが最も多いのです。それだけ、まだ地デジでのトラブルが続発しているということでしょう。

昨晩の9時ごろ、BSでも見ようかと我が家のテレビを切り替えたら画面真っ暗で写らないのです。画面中央にはエラーメッセージが出るばかりで音声も無く、どのチャンネルもダメなんです。

最初に思ったのは、以前も有ったのですが風などの影響で「BSアンテナの角度や向きが変化したのか?」でした。寒い夜中に、懐中電灯を持って外に行き屋根の上の様子を見たらライトに照らしだされたアンテナの様子に変化は無かったのです。

  • 昨夜の外の天候は少し雪交じりのそれほど強くない雨、風は無し

テレビでアンテナ受信レベルを確認したら「12」を示していました。「0」ではないが「12」だと映らないようですね。

夜中だしどうしようも無いので風呂に入りました。

風呂上りにもう一度BSチャンネルを見たら、今度は音声がとぎれとぎれに出て画像もかなりのノイズ画面ですが、出てきたんです。

アンテナ受信レベルを再度確認すると「12」だったのが「14」に上がっていました。
このくらいのレベルからなんとか画像と音声が出てくるんですね。外は相変わらず雪交じりの雨でした。

今朝、外は雪降りの天候に変わっていて、また積雪が5センチほどになっていました

「さて、BSチャンネルは?」と、スイッチを入れたら、なんと正常に映っているではありませんか。
アンテナ受信レベルも「32」の通常状態に戻っていました。

今回のBSトラブルの最大の原因は「雨」だったようです。雨が夜中の気温低下で悪く凍ってアンテナに張り付いたのでしょう。“BSの天敵は雨”のようですね。
ただし、それが雪になってしまうと影響が無くなるようで、面白いものです。

この雨対策で一番手っ取り早いのはBSアンテナのサイズを大きいものにすればいいようで、直径が75~100センチメートルのアンテナならほとんど家庭では影響が無くなるようです。でも、衛星放送が始まったころ電気屋さんなどが宣伝効果を加味して設置していたあの巨大径アンテナを一般家庭でやるのは恥かしいですし、設置も大変ですよね。無理です

ただし、電波が弱い地域の九州や沖縄ではこの大きなもので受信している場合が少なくないそうです(衛星位置の関係で東京が一番強い)。

ちなみに我が家ではマスプロ製ですが、マスプロのアンテナは大まかに下記のようなものが有るようです

  • 45~50、一般家庭の普及タイプ・ アンテナ利得=33~35dB
  • 60~75、弱い地域向けのタイプ ・ アンテナ利得=36~38dB
  • 100~120、強力受信タイプ    ・ アンテナ利得=40dB 以上

数字もそんなに差が無いように、受信が良い地域だったり、アンテナの付属品やケーブル等の関係でほどそんなに受信差が無くなることのようで、さらにその性能も上がっているらしく一般家庭では45タイプなら十分だそうです。

雨の日のBSはこんなもの・・と思うことですね

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コメント

雪は空気を多く含んでいるので、電波の通りは思いの外良いようです。
一番悪いのは、「凍りかけた雪」または「凍った雪」ですね。
溶け出した雪が再凍結した場合なども。

アンテナ利得は、数字では差がないように思われますが、3dB違えば2倍近い利得の増加となります。
もっともその差を実感できるのは、ごく限られてきますからね。

投稿: もうぞう | 2012年3月12日 (月曜日) 11:31

もうぞうさんへ

凍りかけた雨、だったようですね。

投稿: 玉井人ひろた | 2012年3月12日 (月曜日) 14:16

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