気を使ったのか?・・示唆されたか?
公衆無線LANサービスというのが今全国的に広がっているのをご存知でしょうか?
これは、(対応する)無線LAN端末が搭載されたパソコンをもっていれば、 自宅と同じように、メールや高速インターネットを外出しても店内などで楽しむことができるとても便利なサービスです。
昨年12月からNTTブロードバンドプラットフォーム(= NTTBP)が、東京23区内のセブンイレブンやイトーヨーカドーなどの店舗での公衆無線LANサービス提供が始まりました。
ところが、NTTBPがそのセブン&アイグループに気を使ったのか?示唆があったのか?どうかは不明ですが、その提供される無線LANからはセブン&アイグループの商売敵であるネットショップ大手のアマゾンと楽天市場のホームページが見られないように操作していたのだそうです。
そのことを知った総務省は、利用者の同意なしに通信先をチェックしている点を問題視し、電気通信事業法が禁じる「通信の秘密の侵害」に当たると判断、すぐにNTTBPには再発防止を求める行政指導を行なわれたそうです。
しかしこの総務省の処置、それはそれで妥当なのでしょうがなんともしっくりいかない判断ですし、そしてとても軽い処分に見え疑問に感じます。
私の考えからすれば、他社の通販妨害ですから「営業妨害」とか「業務妨害」、または独禁法に触れるような違法行為としての処分の方が妥当だと思いますが、それは別な省で行われることになるのでしょうかね)・・・?
| 固定リンク | 0
コメント