火野正平さんの「こころ旅」
ＮＨＫＢＳプレミアムで毎日放送されている番組で「にっぽん縦断・こころ旅」と言う番組を見ているでしょうか？
俳優の火野正平さん（１９４９年５月３０日生まれの６３歳）とスタッフの５人が、視聴者から投稿が有ったその人の思い出の地を自転車で尋ね、そこで手紙を読むという１５分ほどの番組です。（この他にフォロースタッフが自動車で別移動しているため全体で１０名ほどのスタッフになる）
火野さんはもともとシャイな性格のため他局のもある似たような番組と違い、積極的に人々と話をするわけでもなく、思い出の地に行っても「すごいな～」とか感想を言うわけでもなく、「ああここか」とか朴訥なコメントしか言いません。
そのぶん、自分んよりズ～っと年下のスタッフと気ままな話をしながら自転車をこぐだけなんです。火野正平さんは昭和２４年（1949）５月３０日生まれですから今月で６３歳、時にはゼーゼーと息を切らして坂道を上ります。
時々、景色を説明するふりをして休む、それがまた面白い
今現在は、先週から福島県で、
いわき市→郡山市磐梯熱海町→会津若松市→昭和村→福島市飯坂町→伊達市→相馬市と、あっちへ行ったり戻ったりしています。
先にも書きましたが、ほとんど火野正平さんとスタッフの何げない話ばかりの、極端に言えばつーるんぐ番組なんです。
ご本人も「こんな好き勝手なはなしばっかで、番組大丈夫なの？」とか聞くとときもあります。
それがまた、面白い。
今回福島県の言うことで、被災はどうなっているのかも気にしてきたようですが、遭う人会う人に「頑張ってください」と声をかけられ、思わず「ここ福島だよな？（俺たちが励まされのは逆だろう？）」の言葉が火野さんの口からついて出ました。
いわき市の海岸沿いを走っているとき無人でコンクリートばかりの景色を見て「ここ、お墓？」と言った後「あ！家の跡だ。土台だ。波でやられたんだ」と言った後、火野さんは珍しくまったく何も話さなくなり黙々と自転車をこいでいました。そういう姿はこの番組で始めて見ました。
そうかと思えば、郡山市で「いい歳なのに、頑張ってね」ていわれて「ほっといてちょうだい」とはにかむ姿も有ったりと、なんとも味のある番組です。
会津の鶴ヶ城は初めて訪れたそうですが、火野さんの２番目の父親の故郷だということを嬉しそうに話していました。
よかったらご覧ください。今の福島県が見られます。
番組ホームページ↓
http://www.nhk.or.jp/kokorotabi/番組のスタッフが書く「こぼれ話ブログ」↓
http://www.nhk.or.jp/kokorotabi-blog/
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コメント
久しく見ていません。今は福島でしたか。
ちょっと個性の強い人なので好き嫌いがあるかと思います。
投稿: もうぞう | 2012年5月25日 (金曜日) 20:08
もうぞうさんへ
私も最初、全く興味が無かったんですが妻が火野さんじゃなく番組出て来る風景が好きで見ていたのを何気なく見ているうちに面白さが解ってきました。
投稿: 玉井人ひろた | 2012年5月25日 (金曜日) 21:20
自転車で旅をするというところに興味を持って、以前からときどき見てはいたのですが、ここにきて福島版ということなのでなおさら本気になってみていました。
安達太良の“ハートマーク”、撮影したのは何処からだったのでしょうね。録画したものも消してしまったので正確なことはわからなくなってしまいましたが、わたしのところから見える“ハートマーク”を５月２４日の『きょうの安達太良』に載せておきましたので、よろしかったらご覧下さい。
投稿: koji | 2012年5月26日 (土曜日) 02:16
kojiさんへ
福祉の作業をしている方の職場からだったですね。
そちらからも見えるんですか。スキー場ですかね？それとも県民の森上のほうなのか？
情報ありがとうございます
投稿: 玉井人ひろた | 2012年5月26日 (土曜日) 07:04
スタッフは5人じゃないよ。１０人から１３人います。
投稿: to.to | 2012年8月 5日 (日曜日) 20:01
to.toさんへ
ありがとうございます。
どの番組もフォロースタッフは別移動という形で一緒に移動しているのは常識で、この番組でも付かず離れずにフォロースタッフが自動車でついて回っていますことは、十分に認識しておりますます。
ただ、今回の文章では“自転車のスタッフの合計”だけを記載したつもりでしたが、誤解を感じさせる文章でしたので少し手直しをしました。
投稿: 玉井人ひろた | 2012年8月 5日 (日曜日) 22:10