暴力団排除条例と復旧計画の関係とは?!
今回の災害復旧作業開始、放射能の問題が有った福島県が遅れたのは当然ですが、岩手県と分別・破砕業者の契約が締結したのは、震災発生から9ヵ月が経過した昨年12月中旬と言う具合に福島県以外でも大幅な遅れを出しました。
理由は、それを請け負う大手ゼネコンやその下請け業者に「暴力団排除条例」に関わる業者が存在しないかを調べるのに手間取ったようなのです。
<暴力団排除条例とは>
事業者から暴力団へ金品を渡すなど関係を持つことを禁止するもので、事業者は取引する相手が暴力団でないことを確認するよう努めなければならない。
これに違反すれば事業者は罰金刑の他、事実を公表される。
大手ゼネコンとその関係業者には暴力団とのつながりがあることがままあり、さらに一部で「不適切な業者が入っている」とのうわさもあったたため、もしそういう事業者を使用した場合の県などの責任問題が出て来ることを懸念し担当部局は慎重に慎重をきして選定したため復旧工事開始が遅れたようです。
災害に遭いながら県などは涙ぐましい調査を行ったようです。ネットまで利用したようですね。
がれき処理だけでなく復興工事に付け込もうとする暴力団の動きも活発になる可能性は高いらしく、私たちには何とも言えないものです。
まだまだ、まだまだ片付かない災害瓦礫処理や復旧工事、県や市町村の悩みは尽きないようです。
いい対策って無いのでしょうかね?・・・猫の手を借りる)
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コメント
おはようございます。
うーん建前は解りますが、住民はスピード感を重視しますからねー。「お宅暴力団関係者ですか」と聞いて「はい」と答える人はいませんから、調査に時間が掛かるんでしょうが。コメントを見る人は不快に感じるかもしれませんが、本音を言えば建設関係者は今までは底辺の雇用に尽力をしてきました、公共設備投資が激減で失業率がどーんと上がったのも事実ですよね。
「一日も早い復興」の原点に立って貰いたいです。
投稿: えちごのじご | 2012年5月11日 (金曜日) 09:35
えちごのじごさんへ
痛しかいし」というところでしょうかね
投稿: 玉井人ひろた | 2012年5月11日 (金曜日) 11:39