小野ヤスシさんと我が村

タレントの小野ヤスシさんが２８日午後１０時２４分、東京都世田谷区内の病院で腎うがんのため他界しました。

小野さんは平成２１年（2009）に悪性の腎う腫瘍が見つかり、腎臓を摘出する大手術を受けましたが、病気と闘いながら芸能活動は止めることなく続けていたんですね。

ところが、今月１３日の日午後になって急変したんだそうです。関係のおはなしによると、亡くなる３日前にザ・ドリフターズ時代からの盟友である加藤茶さんが病院に見舞いに訪れ、最後の別れをしていたそうです。２人は言葉は無かったものの、手を握りながら互いに涙を流していたといいます。

小野さんは福島県ととても縁が有ります

昨年の東日本大震災から約３ヶ月も経たない６月の初旬、小野ヤスシさんと福島県出身の加藤茶さんが「福島の人を元気づけよう」と企画し、「おれも一緒に行きたい」と言う左とん平さんも連れだって、３人で福島県を訪れ歌などを歌って励ましに来て下さったのです。

何ヶ所かの避難所を巡ったのですが、その中にわが村も有りました。

我が村にも、富岡町民の皆さんを中心に避難者が３００名近く来ていました。大きな避難所ばかり有名人が来て、我が村の様な小さなところは誰も有名人は来ていなかった中で、小野ヤスシさん・加藤茶さん・左とん平さんの３人は初めての訪問でした。

その様子は広報にも掲載されました。その様子からは、明るく「いい湯だな」などをうたう様子の写真が掲載されています

小野さんは県内では「さがみ典礼」というアルファークラブグループの斎場のコマーシャルのメインキャラクターとして元巨人軍投手槙原さんとともに非常に知られたタレントでもあります。

そのせいもあっての来県だったのでしょうが、もしかすると我が村に来た時ももかなり体はしんどかったのかもしれません。気取ることのない良いかたでした

ご冥福をお祈り申し上げます。