まる投げの政府聴衆会
先日記事にしました問題の「国民の意見を聴く会」ですが、細野豪志原発事故担当相等が顔をそろえ、エネルギー・環境会議等の名が出る以上ですから経済産業省資源エネルギー庁主体の公聴会かと思いましたら、違っていたんです。
この会の運営管理は経済産業省資源エネルギー庁が行った入札で落札した広告代理店の「博報堂」が、すべて請け負ってやっていたんですね。
その入札の競合企業も「電通」だけであったようです。
ところがその入札、エネルギー庁では企画の開催までの期間がほとんどないため発注時点になってもどのくらいの規模にするのかなどもきちんと決まっていないまま入札にかけたようです。
それでも「二十カ所なら予算が足りなくなることはないだろう」とおおよその予算での入札、そして企業確定であったようです。
そんなこんなでいざ始まったら準備不足は否めず、手話通訳を置くことが明記されていたらしいのですが初めの3会場は無し、さらに会場は減らす、会場の定員も減らす、となってしまったようです。
それでも、エネルギー庁はほぼ丸投げ状態で行ったため口出しもしなかったようです。
これじゃ丸投げどころか、“投げやり公聴会”ですよね。
やはり、選挙前を想定した思いつきで始めたとしか思えませんね。ここで、一生懸命賛否の意見を言った方々の思いは本当に政府に届くのでしょうか?
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コメント
丸投げでしたか?
大手広告代理店がね~
官庁もさっぱり仕事をしないんですね~
投稿: もうぞう | 2012年7月20日 (金曜日) 20:46
もうぞうさんへ
お忙しいんでしょう。
投稿: 玉井人ひろた | 2012年7月20日 (金曜日) 21:03