岩手県、市の職員の自殺
東日本大震災による津波被害が大きかった岩手県内の太平洋沿岸にある11市町村には8月1日現在、県内外の自治体から復旧復興支援のため計241名の方々が派遣されているそうです。
その内の一人で、岩手県盛岡市から派遣されてい同県陸前高田市の男性職員(35)が7月に、自分の車の中で自殺しているのが発見されていたんだそうです。
男性は1年の任期で盛岡市道路管理課から派遣された技師で、「復興支援をしたい」と自ら志願して来て、高田市水産課で漁港の復旧を担当していたそうです。
しかし、家族あての遺書には・・・
「自分の希望で被災地に来たのに、役に立てず申し訳ない」
というような趣旨内容が記されてあったそうです。
津波で被害が有った町を目の当りにすると誰もが言葉を失います。男性もそうだったのでしょうし、志願してきたくらいですから必死に働居たんだと思います。しかし、思うように復旧は進まない現実に悩み、夜も眠れない状態から鬱になったのだと推測されます。
大災害は報道も少なくなる1年半過ぎたあたりからが、心身ともに最もつらい状態になると言われます。実際に何とも言えないイライラは誰もが持っているはずです
この男性の自殺はそれらの一角が現れた気がしますが、被災5県(岩手、宮城、福島、茨城、千葉)の一つである福島県人の私はこれが序章でないことを祈りたいです
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コメント
残念はことですね。
責任感の強い人なんでしょうか?
ケセラセラ!
Let it be!
投稿: もうぞう | 2012年8月29日 (水曜日) 19:24
もうぞうさんへ
早急に元に戻ることは不可能であることをしっかり受け止めていればそこまで自分を追い詰めなかったかもしれません。
ただ、真意は不明です
投稿: 玉井人ひろた | 2012年8月29日 (水曜日) 19:57