拱く = 30代では50%も
「拱く」=「こまぬく」、「こまねく」は「こまぬく」が訛ったもの(広辞苑より)であるから「手をこまねく」というのは間違いではないが、本来は「手をこまぬく」言うのが正しい
さてその「拱く」の意味を聞かれたら、どう答えるでしょう?
平成20年度に文化庁が行った調査・「‘拱く’の意味は?」
1位・「準備して待ち構えること」 = 45.6%
2位・「何もせずに傍観していること」 = 40.1%
上記のようになっていたそうですが、正解は「腕を組む。転じて、何もしないで傍観することを意味する」ですから、答えた人が少なかった2位の方が正解になります。(30代では50%以上の人が1位の間違った回答をした)
つまり「手を拱く」ということわざも「何もしないで黙って見過ごす。傍観する」というのが正しいわけですが、多くの人が「準備して待ち構えている」と勘違いしていることになるようです。(「準備して待ち構える」という意味のことわざは「手ぐすねを引く」になる)
日本語は書き言葉からできていることが多く、その漢字の解釈の仕方などで本来の意味とは違ってくることが非常に多いのも事実です。
「拱く」が「こまぬく」から訛った「こまねく」が一般的なっているように、意味も1位になった方が正しいことになっていくんでしょうね
ちなみに私は「手を拱く」という意味を「どうしていいか判断が付かず動けない様子」だと思っていましたが、これも間違いだったようです。でも、近いですよね
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コメント
こう暑いと手を拱いて、何もかもやり過ごします。
投稿: 山口ももり | 2012年8月 8日 (水) 09:14
山口ももりさんへ
その気持ちよく解ります
投稿: 玉井人ひろた | 2012年8月 8日 (水) 10:14