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2012年9月20日

ヘッドライトの死角

自動車が夜間走行する場合に点灯するヘッドライトには欠点とも言うべき死角が存在することを知っているドライバーは少なくはないと思います(たぶん)。

ヘッドライトは基本的に直線道路を走行するときに一番危険な歩行者がいるほう、つまり助手席側のライトが運転席側より少し遠目でよく見えるようにしてあります。これは左側通行時に左端の路肩などの位置をよく見える効果も担っています。

そのため、夜間の歩行者との事故は反対車線、つまりドライバーから見て右から強引に飛び出した人との事故が最も多くなっています。

これが、右カーブですともっと危険で両ライトはほとんど曲がる方向である右側は照らさないことになります。

最近各メーカーでは、その右折時の事故防止のためAFS(Adaptive Front-lighting System = アダプティブ·フロント ライティング システム)というのを導入してきているそうです。

簡単に言えば、曲がる方向にライトの照射角度がハンドルに合わせ変化してくれるシステムなんです。

これは、いいです。

ついでに走行時の原則である、遠目角度照射でも眩しくないライトを開発してくれればもっと良いですね。

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コメント

警察では、ライトの上向きが通常であるとアナウンスしています。
しかし多くの場合、下向きでの走行とならざるを得ないです。

バイクや自転車はハンドルに連動して、照射場所が変わりますから良いのですが、クルマは遅れて照らすことになります。
AFC、良い装置ですね。

ところで高速での通常走行では、ライトは下向きそれとも上向き?

投稿: もうぞう | 2012年9月21日 07:07

もうぞうさんへ

高速道路での車間距離は最低でも100メートル以上が常識です。
ハイビームは夜間に100メートル先が視認できるようにできていますから、本来ならハイビーム走行が常識と言うより、ハイビームで走らなければ危険だということになりますね

投稿: 玉井人ひろた | 2012年9月21日 16:33

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