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2012年9月の30件の記事

2012年9月30日 (日曜日)

随所作主 立処皆真

長谷部誠という名前をきいて、どんな人か直ぐに解る人も多いでしょうが、知らない人のために言えば、現在ドイツのプロサッカーリーグのブンデスリーガーのチームに所属しているプロサッカー選手です。

そして、ワールドカップサッカー出場を目指す日本代表チームのゲームキャプテンです。

今、長谷部選手は所属チームでは移籍問題が発端で試合に出られない状態になっていまして、心身ともに非常につらい立場にいます。

先ごろ、長谷部選手のブログで「随所作主 立処皆真」と言うタイトルで今の胸の内を語っています。

この言葉は、中国の唐の時代の僧で臨済宗の開祖である「臨済義玄禅師」の禅の教えの一部で、「随処(ずいしょ)に主となれば、立処(りっしょ)皆真なり」という読み方になります。

この意味は次のようになるようです。

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2012年9月29日 (土曜日)

福島県の発電所が運転開始

福島県の太平洋沿岸沿いにある発電所で津波によって施設破壊され運転ができなくなったのは、東京電力の原子力発電所だけではありません。

南相馬市にある東北電力原町火力発電所も津波によって建物や発電施設は大きく壊れてしまったのです。

同社では原発稼働が自粛される中、火力発電所の重要性が高まりほぼ毎日24時間体制で復旧工事を続けた結果、来年稼働よていだったのが今年の11月に2号機、12月に1号機の試運転が可能状態になったことを発表しました。

福島県内の電力はすべて「東北電力」がまかなっています(東京電力からの供給は無い

現在東北電力では、火力発電の燃料が高騰し今季の赤字額は400億円となるそうですが、それでも企業努力で電気料金の値上げはしないという社長のことばはちょっとありがたい話です。

ただ、それがいつまで続くかは中東情勢もあって不透明です。さらに、日本の石油を運ぶタンカーの海運ルート上では、中国と東南アジア諸国のあいだで日本と同じように島の領土問題で争っています。

もし、中国がそのルートを通れない状態にしてきた場合、石油不足で日本は電力どころか自動車などへの影響が多きくなってしまいます。まるで太平洋戦争の発端になった経済封鎖のようになってしまいます

石油資源が無い国家(尖閣の改訂には油田が有る)が考え出した原発依存、やはりそれになっていくのかもしれません

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2012年9月28日 (金曜日)

自動車保険に新たな変化

省エネやエコロジー(環境保護)などの考えが普及していますよね。これによって、太陽光発電とか、自動車はハイブリットや電気自動車が売上げが少しづつ伸びているようです。

そして最近は「第3のエコカー」と言うふれこみのCMのせいでしょうか軽自動車の売り上げがいいようです。

先日、JAの共済担当者と話す機会が有って、自動車共済や自動車保険に今までには無かった変化が起きていることを知りました。

自動車の任意保険の掛け金とは排気量の大きさにそって変わるもので、当然排気量が大きいほうが高めになっているものとばかり思っていました。実際に普通車と軽自動車では普通車のほうが少し高いのが普通でした。

ところが、先にも言った理由で軽自動車が増加するとともに、普通車より軽自動車の事故のほうが増加してしまったのだそうです。

さらに悪いことに、軽自動車の事故は小さい車体のため事が起こったときにはドライバーの死亡など重大事故になるケースが多く、損害金の支払額が普通車より急増しているそうです。

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2012年9月27日 (木曜日)

「うるま」という企業

日本と中国・台湾が尖閣諸島の領有権で争う結果になってしまった原因は、昭和42年(1967)から昭和43年(1968)にかけて国連アジア極東経済委員会が尖閣諸島が所在する東シナ海の海洋調査して、その海域の大陸棚に石油が埋蔵されいることを確認し、それを昭和44年(1969)に発表したことで、中国が「尖閣は我が領土」と言い出したことに端を発します。
(※、1994年に経済産業省石油審議会がはじき出した、尖閣を含む沖縄周辺の日本側の海底に眠る石油や天然ガスなどの資源量は、石油換算で約32.6億バレル

当然日本でもその採掘のための調査が行われ、試掘権を申請していた企業が有ったのです。
それが大手商社の双日が約7割出資する「うるま資源開発(株)」です。(「双日」=総合商社大手のニチメンと日商岩井が合併してできた総合商社

つまり「うるま」は尖閣諸島の沖合に眠る資源を真っ先に開発する権利「先願権」と「鉱業権」を持っている企業です。
ところが中国が領有権を主張したため危険水域と言うことになり、その申請は提出されたまま試掘権の認可は検討されず、40年近く棚晒しとなったままなんだそうです。

そんな状態ですから、すでに「うるま」という企業は名前だけの企業になってしまったそうですが、名目上ですが存在する企業ではあります。

ちなみに、もし許可がおりたとしてももう一度最初から調査を始めなくてはならず直ぐに採掘することは不可能だそうです。

うるま」とは、沖縄の言葉で「珊瑚の島」という意味が有るそうですが、採掘権も資源も珊瑚のように‘お飾り物’になってしまいそうですが、今の現状では海底にそっとしておいた方が争いにならないかもしれません

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2012年9月26日 (水曜日)

「いただきます」の考察・・後編

「いただきます」とは、どういう思いの言葉か?と、聞かれれば「知っている」という人はこう答えることでしょう。

ものを食べると言うことは、自分以外の動植物の命を‘いただく’ということである。
他の命をいただき自分の命にすることで我々は生かされていることを感謝して言う食前の挨拶言葉である。

これが「いただきます」の言葉を発する理由として、今ではよく知られている事柄です。
この考えが広まったのはたぶんタレントの「永 六輔さん」が自分がやっているラジオの長寿番組「永六輔の誰かとどこかで」などで語ったことで広まったように思えます。

永六輔さんと言えばご実家が「浄土真宗」のお寺であり、父親はその住職であったことは、知る人ぞ知るですね。
それ故に、永さんの考えは仏教の教義に基づいていることは確かですし、実際ににもそれに近いものになっています。

ただ、仏教の考えはもう少し違った意味合いになっています。かなり難しい言葉が多いのですが、仏教において食するという行為には次のような作法と教えが有ります。

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2012年9月25日 (火曜日)

「いただきます」の考察・・前篇

昨日に次いで、食前のことについて考察してみます。きょうは「いただきます」という食前の言葉についてです。

「いただきます」の語源や由来を読むとこうあります。

山や頭の一番たかいところを「頂」と言うように、本来「いただく」」とは頭上に載せる、または頭上と同じ高さにする意味。

それが中世以降、身分や位が自分より上位の者から物をもらう際に、敬意を意味して頭上に載せるようなお礼の仕方をしたことから、「貰う」という意味の謙譲的用法が加味され、
さらに神仏の供え物を飲食する際にも同じ動作をしたことから、飲食をする意味の謙譲的用法になり、それがさらに一般化して広まり食前の言葉に使われるようになった。

ざっとこのような説明になるようです。

つまり「いただきます」は、元々は食前の挨拶言葉としては使われていなかったことになります。
では、いつごろから日本人が一般的に「いただきます」という言葉を使いだしたかと言うと、そのことについて面白い事実が有ります。

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2012年9月24日 (月曜日)

食前の‘合掌’の考察

NHK朝のドラマ、現在は第二次世界大戦が終わるところからの時代背景で、空襲で焼け野原になった東京が凄い速さで復興していく様子とそこに住むヒロインとその家族や近所の人々を描いた「梅ちゃん先生」というものです。

朝ドラと言ったら毎回出て来るのがヒロイン一家の食事の場面です。これは内容が変わっても必ず申し合わせたようにほぼ毎日有る場面ですから、意外な地域慣習の違いが食事場面に出てきます。

その大阪(関西が舞台だったとき、私にとって一番気になっていたのが“食前に合掌して挨拶する”様子です。

食前に合掌する習慣が無い地域の私にとってなんの迷いも無く合掌して「いただきます」と言っている様子は違和感どころか、申し訳ないですが僧侶やインドや南アジア人じゃないのに合掌するのは‘ふざけている’ようにも見えていました

合掌はインドなどで古くからの礼法の一つで南アジア諸国では挨拶にもこの礼法が使われる」と広辞苑には有りますが、宗教的にはキリスト教、イスラム教も合掌をします。
しかし、日本の食前合掌はその宗教的なものや挨拶からはちょっと外れる考えのところが、ちょっと独自です。

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2012年9月23日 (日曜日)

労災が適用しないシルバー人材・・そして健保も

政府でも力を入れている「シルバー人材センター事業」、私の周りでも元気な高齢者が得意分野で活躍されています。

ところで、そのシルバー人材センタで働く方達はその仕事中に怪我をした場合「労災保険」が適用しないことを知っていたでしょうか?

厚生労働省の労働基準局等の説明
シルバー人材センターの業務は短期的請負が主で“業務に当たらない”ため、作業中に負傷しても労災保険適用外になる

さらに、シルバー人材センターで働く人が家族(息子など)の扶養者となっていて、家族の社会保険に入っている場合、作業中に負傷しても「健康保険適用外」になるんだそうです。

健康保険を担当する厚生労働省の健康保険の所管局の説明
シルバー人材センターでの怪我は“業務中の負傷と判断される”ため、健康保険適用外になる

同じ厚生労働局内で、方や「業務中」かたや「業務中ではない」と全くの正反対な判断がなされて、保険が使えないことで長期治療・入院になる重傷者が全国で約1万人以上の方たちが治療費が払えず頭を抱えているそうです。
((各地域の人材センターでは独自に保険加入して対処している場合も有るようですが、だいたいが個人負担になることが多くなっているため国へ法改正の個人訴訟が起こりつつある

これこそ「欠陥法律」の典型でしょう。総裁や党の椅子取り合戦をしていないで早急に改正してもらいたいです。

それにしても日本の省庁の縦割り行政の凄さには、ガックリするより呆れて拍手したくなりました

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2012年9月22日 (土曜日)

立場が揺れる台湾

台湾中華民国)には、国民党中国国民党)と、これに対抗する民進党民主進歩党)の、二大政党がありますが、蒋介石から続く初代政権である国民党がほとんど政権を独裁的に行ってきていて、民進党政権は今まで1度しか成立していません。

現在も国民党の馬英九総統が国家を率いています。

沖縄県尖閣諸島を最初に「わが領土である」と言い出したのはこの台湾の国民党政権です。

そこで「台湾は中国」と主張する中国(中華人民共和国)は、「台湾の領土の島=中国の領土の島」という考え方で、同じく「わが領土」と言い出した経緯が有るようです。

その台湾政府が中国が日本へ対して強めている尖閣領有権問題で今揺れているそうです。

「先ごろ、李登輝元総統(国民党元首席)が「尖閣は日本領土だ」との見解を見せた際、「それは台連の主張。民進党とは異なる」としていた野党の民進党でしたが、逆に馬英九政権が中国よりの姿勢を際立たせる一方であることに、野党と馬英九政権の勢力は対日関係悪化を案じ、中国には軍事的危機感を感じているようです。

簡単に言えば「このままでは正規の中国政府である台湾が、敵である中国の手先になってしまうんじゃないか?」というのが理性ある台湾政府人の考えだということです。

いずれにしても国際法と正しい歴史を日本が早急に国際的に提示し説明することが、一番大事だとしているようです。

その通りだと思います。

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2012年9月21日 (金曜日)

ついに‘その決議’が出てしまった

臨界事故が起きた東京電力福島第一原子力発電所が立地する福島県大熊町(おおくままち)は、現在役場機能を避難先の同県会津若松市に移しています。

その大熊町の9月議会本会議を開かれ本日の21日、ついに東電福島第1原発事故に関しての町の第1次復興計画案を可決しました。

その決議とは・・・

第1原発がある大熊町は、町民約95%が住む地域が「帰還困難区域」に再編される見通しとなり、残された地域だけでは生活が成り立たないとして「5年間は帰町しない」という決議となってしまいました。

今までに起きた大震災で自治体単位で「帰れない」ということが起きたでしょうか?大変なことです

議会終了後に渡辺利綱(わたなべとしつな)町長は「苦渋の決断をせざるを得なかった」と語ったということですが、その心の内の「苦渋」には「原発立地を推進した行政責任の重さ」と「5年後に帰町可能なのかが判らない辛さ」、「町消滅の可能性への不安」などなどが入り混じった言葉だと感じました。

今年のことですらわからない情勢の現在の日本政府の様子から想像できることは「町消滅・・・」の可能性が低くないというより、高い気がします。

大熊町議会のこの決断、県内の移転している町だけじゃなく、原発立地域にも少なからず影響を与えることは必至でしょう。

どうするんだろうか?口先だけではいいことばかり言っている与野党国会議員たちに本音と100%実現可能な具体策を聞いてみたい

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2012年9月20日 (木曜日)

ヘッドライトの死角

自動車が夜間走行する場合に点灯するヘッドライトには欠点とも言うべき死角が存在することを知っているドライバーは少なくはないと思います(たぶん)。

ヘッドライトは基本的に直線道路を走行するときに一番危険な歩行者がいるほう、つまり助手席側のライトが運転席側より少し遠目でよく見えるようにしてあります。これは左側通行時に左端の路肩などの位置をよく見える効果も担っています。

そのため、夜間の歩行者との事故は反対車線、つまりドライバーから見て右から強引に飛び出した人との事故が最も多くなっています。

これが、右カーブですともっと危険で両ライトはほとんど曲がる方向である右側は照らさないことになります。

最近各メーカーでは、その右折時の事故防止のためAFS(Adaptive Front-lighting System = アダプティブ·フロント ライティング システム)というのを導入してきているそうです。

簡単に言えば、曲がる方向にライトの照射角度がハンドルに合わせ変化してくれるシステムなんです。

これは、いいです。

ついでに走行時の原則である、遠目角度照射でも眩しくないライトを開発してくれればもっと良いですね。

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2012年9月19日 (水曜日)

低脂肪乳と低温殺菌牛乳

最近はいろいろなところで目にする飲食物に「低脂肪」「低カロリー」、そして「ゼロ」というものがありますね。
それだけ日本人の食生活に脂肪分が多いものが蔓延している証拠であり、それを気にしている人が多いという証拠でもあります。

私もその一人で、実際に治療中でもあります。ということで3年ほど前から以前飲んでいた牛乳に替えてよく飲むようになったのが「豆乳」です。
これは良い飲み物なのですが、もう一つ治療中である「痛風」にたいしていいますと少しではありますが「プリン体」が含有しています。

それに対し牛乳にはプリン体が全く入っていないらしいし「尿酸」を減らす効果が有るというのです。そうなるとやはり牛乳にしたいのですが乳脂肪分がこんどは気になるのです。

そうなると、選択肢は「低脂肪乳」ということになるわけです。ただ、低脂肪乳は‘加工乳’ですから味の点など、どうしたものかと思いましてネットで何かいいものは無いかと検索しました。

すると、「低脂肪乳」には種類があることが判りました。

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2012年9月18日 (火曜日)

街頭で 笑顔を振りまいて いる場合か

約1000隻という中国漁船団が尖閣諸島めがけて出港しましたね。

この漁船に少しでも危害を加えれば「待ってました」とばかりに、中国艦船、または海軍まで出動するという、中国独特の“あたりや作戦”でフィリピンやベトナムの島をわがものにしてきた中国の常とう手段です。
このやり方で領土の島を強引に獲られたフィリピンやベトナムでは「反中デモ」が起こっています。

そんなときに自民や民主は党首選などをのんきにやっているのですから、呆れます。

と、思っていましたら両党ともそれに気が付いて

自民党は街頭党首選演説を止めさせ全候補者を党本部に戻しました。
民主党は総理がネットでの演説に切り替え、他の候補者も都内ホテルでの討論だけにしたようで、のんきな政治家ばかりじゃないことがわかってちょっとだけ安堵しました。

総理は「対処は万全を尽くす」と言っていましたが、具体性が無い“万全”ということばほど曖昧で不安な言葉は無いです。

どんな万全なのか?今日明日には判ると思いますが・・・、が不安です。

ところで、中国国内での暴動は小さなものなら日常茶飯事だそうで、あまりに多いので報道扱いも小さいそうです。そんな国が国連の常任理事国であること自体が納得しがたいです

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2012年9月17日 (月曜日)

「バイオハザード」とオスプレイ

昨日の日曜洋画劇場はアメリカの人気シリーズ映画で東京が舞台で始まる「バイオハザード アフターライフ」でした。
私も大好きな映画なので見入っていました。

主役のアリサが戦う組織「アンブレラ社」の兵隊たちが、乗ってくる飛行機がラストシーンでは50機以上が空をカラスの群れのように覆うんですが、その飛行機が「オスプレイ」なんです。

アンブレラ社は移動にはかならずオスプレイを使います。

ヘリのように垂直に飛び上がるシーン、専用のレールの様なところを高速で滑走して水平離陸するシーン、乗機した大勢の兵隊がホバリングするオスプレイからロープを使って急襲するシーン、まるでアメリカ海兵隊がオスプレイを使用しての実戦訓練を見ている可能様な迫力です。

バイオハザードという映画には、少なからずアメリカ軍のCMに関与しているかのようです。

映画ではありますが、あんな風に動ける多目的型飛行機が70~60年以上も悲願だったアメリカ軍にとって絶対各基地に配備したいでしょうね。

日本の防衛省はどんな決定を下すか判りませんが、配備に行く可能性が高いでしょう

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2012年9月16日 (日曜日)

目立たない‘99.99995 %’の人々

中国の昨日は50か所合計で7万人もの暴徒集団が反日デモの名を借りた窃盗、破壊、障害事件などの無法を繰り返す様子が報じられました。

日本製品ボイコット、不買だ」と叫びながら、日系デパートから日本製品を争って持ち帰る矛盾した行動、どうみてもデモ隊では無く“集団強盗”です。

それを見ると、やはり先進国には見えてきませんし「やはり‘中国人は’とんでもない輩だ」と言いたくなるものですが・・・

ちょっと待ってください。

暴徒集団の数=万人、中国の人口=134575万人です。これを割合に直すと暴徒集団7万人とは人口の0.00005%に過ぎません。

言い換えれば、残りの99.99995%の中国人は騒いでいないことになります。

中国には55の民族が存在していますが、騒いでいるのはその内の漢民族(全体の92%を占める)がほとんどでしょう。

日本人としては腹が立つ行動ですが、その騒ぎを起こす人々は極々少数であることを頭に入れて、報道を見ることこそ先進国・日本ではないでしょうか?

ただし、心情的には難しいことですね

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2012年9月15日 (土曜日)

246時間の残業をする地方公務員

全国市区町村の公務員平均年収というらんきんぐありまして、震災前の2010年には645位という低いランキングだった福島県相馬市は今年一気に全国1位に‘なってしまいました’。

あえて「なってしまいました」という言い回しにしたのは、その全国1位の年収になった理由にあります。

その原因は、東日本大震災後の残業の増加なのです。
太平洋側に位置し大きな津波被害はあったが原発からは遠いため避難区域にはならなかった相馬市では、災害対策本部や仮設住宅の整備を担当するそれほど多くない部署などで、職員の膨大な時間外勤務が発生したため、一月の時間外勤務手当が1人平均18万以上なったてしまったのです。

最も多い職員では、月246時間の超過勤務を強いられ、その月の残業代は約80万円と膨れあがったのだそうです。

同じく被災地の宮城県石巻市(42位に)、福島県飯舘村(57位に)、福島県南相馬市(70位に)も一気に上位に入ったそうです。

収入が増えて他県から等は羨ましいとも言われそうですが、最も多い職員月246時間のこの数値、これは私も経験をしていますが「何日かは徹夜、休日無し、18時間勤務」という勤務内容でじゃないとならない数値です。

これ、長く続けるとうつ病、または過労死です。結局は地元自治体のこういう努力になってしまうのが、日本の国家行政なんですね

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2012年9月14日 (金曜日)

東京都は、尖閣募金受付を未だ継続中!

尖閣諸島は、「東京都が買う」、「国が買う」と競い合うような形で大騒ぎとなりましたが、結局国が3島を20億5000万円で買うことで決着しました。

そうなると気になるのが、「東京都が尖閣諸島を買うために集めた14億円以上もの寄付金は今後どうなるのだろう」ということです。

11日、東京都の石原慎太郎知事はそのことについて意思を明らかにしました。

  • 東京都としては、国との合意には反対することなく、海外からの応募もあった寄付金であり、「基金」を設置して大切に使う。
  • 国が島の整備(漁業無線中継基地建設など)の意思を示せば、その整備をする際には協力をする。次の政権になった時、具体的に役立つようになったときに役立てる。

そして同時に発表された事柄にちょっと驚いたのは、買い取り問題が決着したので募金活動も終了かと思いましたら、尖閣諸島の募金の口座は閉じることなくこれからも継続して集めていくらしいのです。
継続なら、そうとう集まるでしょうね。最低でも16億円以上はいくんでしょう。

まさか、都の一般会計にそれを流用するようなことは無いでしょうが、「募金継続」というのにはちょっとモヤモヤ気分が都や国民に残りませんかね。

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2012年9月13日 (木曜日)

こんな1位・2位・3位は、つらいかも

1位、滋賀県
2位、島根県
3位、三重県

この上位3県の名称を見て何のランキングか想像がつくでしょうか?たぶん判らないと思います。
さて、ヒントめいたこんな質問をしてみましょう

Q、「滋賀県」、「島根県」、「三重県」、それぞれの県庁所在地の都市名を答えよ

この問題に即座に答えられるのは各県の地元や出身者か、地理が得意な人かもしれません。

つまり、冒頭のランキングとは「県庁所在地がよく解らない(思いつかない、知名度が無い)都道府県、上位3県」だったのです。

わたしも、この3県の方たちには申し訳ないですが「あれ~!どこだっけ?」となり、まったく頭に浮かびませんでした

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2012年9月12日 (水曜日)

今ごろになってしまった

実は・・・、わが家のテレビアンテナはかなり年数を食ってしまい。度重なる強風などでなんどが折れ曲がったり、止めねじがだめになってしまったりと数年ほど前から交換時期をとっくに過ぎていたのです。

ポールへの固定もビニールテープをグルグル巻いて仮固定していたものですから、いつ台風で落ちるかと気が気ではなかったわけです。ところが、そうなると台風と言うのは来ないもので、助かってしまったのです。

それでもこのままではまずいと、完全地デジ化に移行になる2011年の7月に交換する予定をしていたのですが、あの震災のため福島県はさらに1年間地デジ化が延長されたため、そのままアンテナ交換も延長していました。

Img_1896

そしてやっと、本日新しいアンテナと交換しました。
もちろん取り付け交換は自分自身でやりましたし、ケーブルも所持していましたので、アンテナ(日本アンテナ制14素子)の代金(3000円弱)だけで済みました。

気のせいか、テレビ画面が良くなった気がします。

なんだか、ホッとしました。

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2012年9月11日 (火曜日)

日本は‘紙幣と印刷機を輸出’している

KOMORI」←の様な名称の日本企業を知っている人はごく限られた人だけかもしれません。
「KOMORI」とは日本国内印刷設備機器メーカー最大手の「小森コーポレーション」という企業のことです。

世界に誇れる日本の先進技術の一つに紙幣印刷技術の高さがあります。
日本紙幣には、一般的な外国紙幣では再現できない「角度を変えると模様が変化するホログラム技術、紫外線をあてると光る特殊発光インキ」など数々の偽造防止技術が施されています。

その印刷業務を専従で行っているのは『独立行政法人・国立印刷局』です。

そして、その局内で使用されている精巧な紙幣の印刷機を唯一製造販売しているのが「小森コーポレーション」というわけなのです。

同社は海外からの技術評価も高く、世界でもトップクラスの「ハイデルベルグ社」等のドイツ大手企業とで、ユーロやロシアなどへ紙幣印刷設備を輸出で競いあっているという世界的にも知られているメーカーだそうです。

ですから、印刷機器の輸出というのは当然だという気がします。でも、輸出はそれだけじゃないんです

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2012年9月10日 (月曜日)

高速増殖炉「もんじゅ」と反原発運動

国内外に何かと波風を起こすので有名な石原慎太郎東京都知事が9月6日(金)に、福井県敦賀市の高速増殖炉「もんじゅ」を視察、その際にまたまた物議を醸しだす発言をしたようです。

  • トラブル続きで2年間停止している‘高速増殖炉もんじゅ’について・・・
     「(もんじゅは)画期的な技術で、廃炉なんてとんでもなく、絶対してはいけない
  • 多くの原子力発電所が再稼働していない状況について・・・
     「(このまま稼働しないと)経済を疲弊させて、失業者を出し、社会の混乱につながると思う
  • 反原発運動について・・・
     「今の原発の反対運動はナンセンスで、とても危ないと思う

一見すると、今の日本や福島県などの状況を無視した発言のように見えるし、反原発運動を展開している人々には気持ちを逆なでる発言ですよね。

でも、冷静によ~く考えてみてください。違ったものが見えてきます

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2012年9月 9日 (日曜日)

‘秋バテ’・・・とはいかに?

夏にほぼ毎日、一日中のように冷房のいる場所にいて、冷た~い飲み物を飲んで過ごしてると、本来涼しくなって食欲が出る秋になっても「なんだか食欲がない、身体がだるい、頭がぼーっとする……」という症状が出ることがあるんだそうです。

これを「秋バテ」というんだそうです。
原因は、本来暑い季節に対応る状態になっている身体のはずの季節に、冷房によって冷やされ自律神経機能が狂わされ、血の巡りを悪くして内臓を麻痺させてしまっていることによって起きるんだそうです。

エアコン無しの家に住む私に言わせれば“贅沢病”ですが、現代の職場はほとんどがそうですから回避できないのかもしれません。

「天高く馬肥ゆる秋」とか「食欲の秋」という言葉がだんだん使われなくなっていくのでしょうか?それは、環境そのものが病んでいるとしか思えませんね。

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2012年9月 8日 (土曜日)

ガラパゴス高校野球

18U野球世界大会、日本の代表の試合は今日の日韓戦「5位6位決定戦」で終了しました。
結果は0対3で日本は昨日のアメリカ線に続き連敗して終了してしました。お疲れ様です。

U18、とは18歳以下の選手ということですから、日本の場合夏の甲子園大会で活躍した選手の選抜チームになります。福島県からは聖光学院高校のエース岡野投手が選ばれて行き登板して活躍しました。

日本には高野連という日本はもとより世界でも類を見ない“特殊な団体”が存在し「選手のユニフォームは上下が色違いのものは禁止」とか、中にはどうしても理解しにくい独自のルールやその他の規制を強制しています。

そのことによって日本の高校生だけが国際大会になるとそのルールの違いどころか用具の違いまでも克服するという、余計な負担を余儀なくされます。

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2012年9月 7日 (金曜日)

郵便局からの解りにくいお知らせ

昨日、郵便局ら‘たいせつなお知らせ’と表書きしてある封書が配達されてきました。

統合に関する連絡とキャンペーンのお知らせだったのですが、本題の統合の内容が紛らわしくて判りにくいのです。

平成24年10月1日、「郵便株式会社」と「郵便事業株式会社」が統合し「日本郵便株式会社」となり、そして「日本郵便株式会社」、「株式会社ゆうちょ銀行」、「株式会社かんぽ生命保険」、「日本郵政株式会社」の4社で新たなる「日本郵政グループ」が誕生いたします。

少し文章を縮めて解りやすくしたつもりですが、それでも一読して分かった人は少ないと思います。

同封されたQ&Aの答えのほとんどが「今までと変わりません」という内容ばかりです。
そして「日本郵便株式会社」と「日本郵政株式会社」という一文字違いの会社の違いは何?判らないですよね。

簡単に言えば、5社を4社に減らしてグループと言う形にしたということなのですが、名称だけでも紛らわしいのにこんな文章にするのか?そもそもほとんど会社内の変更に留まっているものを一般利用者に詳細通知する必要が有るのか?簡単なものでいいのではないかと考えてしまいます。

やはり、トップはまだ国家公務員なんですね

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2012年9月 6日 (木曜日)

‘トイレットペーパー三角折’の本来の意味

お店などでよく見られるトイレットペーパーの三角折り帝国ホテルにおいてホテルの個室の清掃がもう済んでいることを他の作業員に知らせる目的として昭和30年代ごろから使われ始めたもののようです。

つまり、帝国ホテルでは“トイレだけ”じゃなく「部屋の清掃終了」の意味でスタッフ間だけで通じる粋な合図として使われているんですね。

それが、全国のホテルや旅館そして店舗に広まっっていたのだそうです。

ここまで読むと、「三角折=清掃の合図」と思ってしまうのでしょうが、差に非ず

この‘トイレットペーパー三角折’には名称が有ります。それは「ファイアーホールド(ファイヤーホールド)」と言うのです。

ロール式トイレットペーパーは1870年代(明治10年)ごろにはすでにアメリカ国内では販売を開始していたそうです。

イギリスでもそのころに販売され始めたそうですが、イギリスでは「恥かしい場所に使うもの=買うのは恥かしいこと」という認識で、一般には普及しなかったそうですが、高貴なかたやお金持ちは“秘かに”隠れるように高値で買っていたそうで、業者は莫大な利益を得たらしいです。

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2012年9月 5日 (水曜日)

大玉村の仮設住宅、避難者の思い

東日本大震災後に我が村には福島県の要請に答えて600戸以上の仮設住宅が建設されましたことは、以前にも記事にしました。
そして、その仮設住宅の60%ほどが空き家のままで、診療所なども有りますが利用者があまり多くない状態であることも書きました。
増えない理由は、良いところだが公共交通機関が無いことや、スーパーなどが有るところから離れた位置にあること、冬でも温暖な浜通りの方たちには村の寒さが厳し過ぎる場所であることなど様々なようです。

ここには、ほぼ富岡町(とみおかまち)の方が避難し暮らされています。
そのため村には、仮設の富岡町役場大玉支所も存在し、仮説ですが大玉村役場の隣に建設されて業務が行われています。

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2012年9月 4日 (火曜日)

同意書が添付されていなかった

先日、国へ「尖閣諸島への上陸申請を出したが、許可されなかった」ということで、東京都は船上からの調査を行ったニュースが流れましたね。

その許可がおりなかった理由は、8月22日に東京都側が提出した尖閣諸島・魚釣島上陸申請書に必ず添付しなくてはならない需要な書類がなかったことだったようです。

その書類とは「地権者の上陸同意書」だったのです。

このことで、政府内には「東京都と地権者の交渉が順調に進んでいないのではないか」という見方をしている向きもあるようです。

しかし、先に交渉を始めた東京都(石原氏)としては購入資金として多くの人から14億円以上の寄付金を預かっていることも有り、引くわけが有りませんし、地権者も「東京都との交渉の後に政府と話し合うのが順序です」という考えであることが、テレビの生放送インタビューで明らかになっています。

かたや、国の予備費から20億円を捻出して島を買い取り完全国有化を目指す政府と、民間からの寄付14億円を盾に対抗する石原都政との国内ダービーマッチといったところですね。

いずれにしても地権者に個人侵害や危険なことどが及ばない決着を祈りたいです。

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2012年9月 3日 (月曜日)

超人である

ロンドンパラリンピックに出場している方々の運動能力と技術には目を見張るものが有ります。

1日に行われた100メートル男子平泳ぎ、そこで銀メダルを取得した「中村智太郎選手」は生まれつき両腕が無い方、そのハンデをものともせずの堂々の世界2位です。

同選手はこれでペインの前の大会、アテネ大会での同種目銅メダルについでの二つ目のメダルとなったそうです。

両腕が無く、脚だけで行う平泳ぎとは想像がつかない。平泳ぎとはカエルの泳ぎをまねたようなもですが、実際にカエルが泳ぐ場合は人と違い前足を全く使わず後脚だけで泳ぎます

そこから考えと、まことに失礼な言い方になるかと思いますが中村選手の泳法は原点に近いのかもしれません

そもそも腕を使わないのですから平泳ぎを超えた別泳種ではないでしょうかね。

いずれにしても、まさに超人です。その言葉しか出ないです。

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2012年9月 2日 (日曜日)

教訓は、無視か?

各地で防災の日と言うことで9月の1~2にかけ、防災訓練が行われたようですね。
テレビでは岡山県岡山市の訓練の模様を放送していたのをわたしはたまたま夕方のニュースで見ました。

訓練は太平洋沿岸の「南海トラフ」付近でマグニチュード9クラスの巨大地震が起こり、岡山県の瀬戸内海沿岸に最大5メートルの津波が押し寄せるという想定で、7000人が参加して行われていました。

今回は初めて、東日本大震災のときに道路にがれきが散乱し、緊急車両などが通行できなかったことを教訓参考にして、重機によってのがれきの撤去訓練が初めて行われ、がれきに見立てた大きな岩がで取り除かれる様子が放送されていました。

何を教訓にして、そうなったのでしょう?
阪神淡路大震災の時もそうでしたが、東日本大震災の時にも重機そのものが現場に来れなかったのです。理由は「運転者が居ない」、「停電と津波でスタンドが使用不能になり重機の燃料が確保できない」、第一に重機そのものが津波で流されてほとんどありませんでした。

そんな状況まで報道されたはずですが、行政は何を見ていたのでしょうか?疑問です

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2012年9月 1日 (土曜日)

9月1日=旧7月15日

きょうは旧の7月15日、つまりお盆の中日です。

旧の盆が9月に入るのはめったに無いことですが、オリンピック開催されたことで知っている通り、今年は閏年になっています。

西洋歴での閏年は、4年に一度2月が1日多くなって29日になるため1年は365日なる年ですね。

しかし、日本の旧暦での閏年は月が1つ増え「1年=13ヶ月」になるのです。ですから今年は3月が2回有ったため、旧暦のお盆もかなりズレる結果となったのです

今年の話題の邦画「天地明察」ですが、昔の算術学者、天文学者が難しい計算を見つけて出来上がっている旧暦は日本の季節を正確に計算されたものでした。

旧暦のお盆のきょうを境に涼しい秋になっていくことと期待しています

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