246時間の残業をする地方公務員
全国市区町村の公務員平均年収というらんきんぐありまして、震災前の2010年には645位という低いランキングだった福島県相馬市は今年一気に全国1位に‘なってしまいました’。
あえて「なってしまいました」という言い回しにしたのは、その全国1位の年収になった理由にあります。
その原因は、東日本大震災後の残業の増加なのです。
太平洋側に位置し大きな津波被害はあったが原発からは遠いため避難区域にはならなかった相馬市では、災害対策本部や仮設住宅の整備を担当するそれほど多くない部署などで、職員の膨大な時間外勤務が発生したため、一月の時間外勤務手当が1人平均18万以上なったてしまったのです。
最も多い職員では、月246時間の超過勤務を強いられ、その月の残業代は約80万円と膨れあがったのだそうです。
同じく被災地の宮城県石巻市(42位に)、福島県飯舘村(57位に)、福島県南相馬市(70位に)も一気に上位に入ったそうです。
収入が増えて他県から等は羨ましいとも言われそうですが、最も多い職員月246時間のこの数値、これは私も経験をしていますが「何日かは徹夜、休日無し、18時間勤務」という勤務内容でじゃないとならない数値です。
これ、長く続けるとうつ病、または過労死です。結局は地元自治体のこういう努力になってしまうのが、日本の国家行政なんですね
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コメント
そんなに残業があるのなら、パートでも採用した方が良さそうに思うのですけどね~
投稿: もうぞう | 2012年9月15日 19:22
もうぞうさんへ
パート(臨時採用)もちゃんと、されていますが、大事なところは限られた人になってしまうのが常です
投稿: 玉井人ひろた | 2012年9月15日 19:59