‘トイレットペーパー三角折’の本来の意味
お店などでよく見られるトイレットペーパーの三角折りは帝国ホテルにおいてホテルの個室の清掃がもう済んでいることを他の作業員に知らせる目的として昭和30年代ごろから使われ始めたもののようです。
つまり、帝国ホテルでは“トイレだけ”じゃなく「部屋の清掃終了」の意味でスタッフ間だけで通じる粋な合図として使われているんですね。
それが、全国のホテルや旅館そして店舗に広まっっていたのだそうです。
ここまで読むと、「三角折=清掃の合図」と思ってしまうのでしょうが、差に非ず。
この‘トイレットペーパー三角折’には名称が有ります。それは「ファイアーホールド(ファイヤーホールド)」と言うのです。
ロール式トイレットペーパーは1870年代(明治10年)ごろにはすでにアメリカ国内では販売を開始していたそうです。
イギリスでもそのころに販売され始めたそうですが、イギリスでは「恥かしい場所に使うもの=買うのは恥かしいこと」という認識で、一般には普及しなかったそうですが、高貴なかたやお金持ちは“秘かに”隠れるように高値で買っていたそうで、業者は莫大な利益を得たらしいです。
さて、そのロール式トイレットペーパーが普及するにつれて、これを消防署でも使用するようになったのですが、消防士はいかなる場合でも災害時に通報を受けた時には1秒でも時間短縮をして緊急事態に対応しなくてはなりません。
それはトイレに入っているときでも例外ではありません。
そこで、ロール式トイレットペーパの端を素早く見つけ、かつ引き出しやすくして、出動が遅れることを防ぐ目的で考え出されたのがこの先端を三角に折ることだったのです。
それ故にファイアーマン(消防士)が考えたものだから「ファイアーホールド」と言うんだそうです
つまり、最初に始めたのは消防士のようですね。
ロール式トイレットペーパーが日本で普及し始めたのはアメリカのスコット・ペーパー社が日本の製紙会社(日本製紙)と業務提携した昭和30年代ごろからだそうで、今でも「スコッティー」の商標で販売されています。
そのころから帝国ホテルが「三角折」を始めたようです。
一般人にはなじみのない消防士の習慣がなぜ日本の帝国ホテルで使われるようになったかはよく解りません。
もしかすると、偶然同じくなったのかもしれません。
このトイレットペーパーの三角折ですが、「次の人が使いやすいための心遣い」、「見た目がきれいで上品」として肯定する人もいますが・・・その一方で、
ホテルなどではサービスとしてしょうがないが会社やスーパーなど不特定多数の人が使うトイレでは「誰の手で触り折られたか判らないから不潔だ」、「トイレ掃除した手で触ったのだからばい菌だらけで不潔」だとして、嫌う人が多いのも事実です。
中には、折った部分を先に捨ててから使用するという人も少なくないようです。
実際に調べると大腸菌などが折らないものと比べると多いそうです。
これを「マナー」だと信じている方、その考えは間違いですよ。誰かにものすごく嫌がられているかもしれませんよ
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コメント
これぞ「うんちく」ですな~
投稿: もうぞう | 2012年9月 6日 19:17
もうぞうさんへ
言われればそうですね
投稿: 玉井人ひろた | 2012年9月 6日 20:24
あれって私は嬉しくありません。だって誰かが触ったのは確実ですから・・・・ね。
投稿: 山口ももり | 2012年9月 7日 08:33
山口ももりさんへ
同じ思いの方は、かなり多くおいでになるようですよ
投稿: 玉井人ひろた | 2012年9月 7日 09:54
アメリカの消防士は間違いで銀座の順子ママが折り紙が好きで何となくトイレットペーパーを折ったら綺麗だから始めたそうです。
形は逆さ富士のイメージだそうです。
タレントのペッキーが間違って言いふらしたの謝ってました。(テレビ放送情報)
投稿: かず | 2015年2月 1日 15:47
かずさんへ
そう言う話も有るんですね。
投稿: 玉井人ひろた | 2015年2月 1日 21:36