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2012年9月 2日 (日曜日)

教訓は、無視か?

各地で防災の日と言うことで9月の1~2にかけ、防災訓練が行われたようですね。
テレビでは岡山県岡山市の訓練の模様を放送していたのをわたしはたまたま夕方のニュースで見ました。

訓練は太平洋沿岸の「南海トラフ」付近でマグニチュード9クラスの巨大地震が起こり、岡山県の瀬戸内海沿岸に最大5メートルの津波が押し寄せるという想定で、7000人が参加して行われていました。

今回は初めて、東日本大震災のときに道路にがれきが散乱し、緊急車両などが通行できなかったことを教訓参考にして、重機によってのがれきの撤去訓練が初めて行われ、がれきに見立てた大きな岩がで取り除かれる様子が放送されていました。

何を教訓にして、そうなったのでしょう?
阪神淡路大震災の時もそうでしたが、東日本大震災の時にも重機そのものが現場に来れなかったのです。理由は「運転者が居ない」、「停電と津波でスタンドが使用不能になり重機の燃料が確保できない」、第一に重機そのものが津波で流されてほとんどありませんでした。

そんな状況まで報道されたはずですが、行政は何を見ていたのでしょうか?疑問です

話変わりますが、

以前に、「まぬけな福島県庁の防災訓練」と題した記事を書きました。↓
https://iwasironokuni.cocolog-nifty.com/komiti/2012/05/post-96cb.html

その記事を書いた後、わたしはすぐに県に意見メールを送ったところ、お礼のメールが返ってきました。

そして先月、私が指摘した部分「県庁が倒壊していたらどうする?想定が現実的ではない」を反映したかのように、災害本部を移動する大掛かりな訓練が行われました。

まさか、私の意見文を本当に参考にしたのでしょうか?それとも同じことを思った人が沢山いたのでしょうか。ちょっと驚きでした。

いずれにしても一般の意見を謙虚に効く姿勢は素晴らしいと思いました。

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