自動車の税金、高すぎませんか?
「自動車の税金、高すぎませんか?」というような内容のJAFのメルマガが先日届きました。
知っている人が居るかもしれませんが、JAFは自動車税制改革フォーラムや自動車総連などとも連携し「現在の自動車税は不当だ」として、JAFの全53支部が主体となり、各地域の自動車販売店協会や自動車会議所等の自動車関係団体と協力して全都道府県で「クルマの税金の見直しを、そして消費税引き上げまでに自動車取得税・自動車重量税の廃止」の署名集めなどの活動をしています。
その活動の趣旨は↓
- 自動車取得税・自動車重量税による税収は一般財源に充てられており、自動車ユーザーに課税する根拠がなくなっている。
- 今回また消費税が引き上げられるうえに、自動車取得税などの不合理な税金がそのまま維持されたとすると、自動車ユーザーの負担は不当に過重なものとなる。
平成元年(1989)の初めて消費税導入された時に、物品税や入場税などの個別間接税は廃止されましたが、同様に廃止されるべきであった自動車取得税はそのまま残り、消費税との二重課税という、自動車を所有する者にとっては到底納得のいかない不当な構造が生まれました。
それでも、自動車税は道路特定財源という目的税として、日本国中の道路整備などに役立ってきた(?)のです。
ところが現在は、これらの税が一般財源化された今、どのような根拠で二重課税を続行するのか?
公共機関が無く、移動には自家用車が必要不可欠な地方ユーザーへの負担の増大をなぜ考慮しないのか?
だいたい、自動車関連税には“暫定課税”だったものが定着してしまったのが多過ぎです
これらの疑問に加え燃料課税の抜本的見直しをもJAFが中心になって政府に訴えてくれるんだそうです。
この活動によって既に430万人の署名が集まっているそうで、うまく政府が動いてくれると本当に私たちにとっては助かります。
ついでに、新車登録から13年経過した車の税金が増える制度も撤廃してもらいたいものです。
財務省の役人とは、一旦決まった税金を無くすことを毛嫌いする集団ですからね。それも、自動車関連税が“ひも付き”じゃなく、何に使っても良い一般会計予算になってしまっていることからすれば絶対放したくない税収のはずです。
手ごわい組織=財務省=伏魔殿、となってますからね。JAF、がんばれ!
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コメント
まったくですね。
ガソリンの税金に対する二重課税も解消して欲しいです。
投稿: もうぞう | 2012年10月 9日 (火曜日) 19:45
もうぞうさんへ
JAFの活動は少しづつ反映されているというんですが、実感がないですよね
投稿: 玉井人ひろた | 2012年10月 9日 (火曜日) 19:56
ガソリンの暫定課税などいつまでもダラダラ続けているものが多いですね。
民主党は暫定課税を廃止すると有権者に約束した筈なのにばっくれちゃったし…。
マニュフェストというのはスーパーのチラシほどの値打ちもありませんね。
スーパーのチラシは嘘つきませんからね。
投稿: がんさん@大和の国 | 2012年10月10日 (水曜日) 07:51
がんさんへ
まさにそうですね
投稿: 玉井人ひろた | 2012年10月10日 (水曜日) 07:53