新年は2年ぶり自宅にて(福島県)
東電福島第1原発事故で自宅での宿泊が制限されている福島県の浜通りの市町村のなかで、南相馬市、田村市、楢葉町、飯舘村、川内村の5市町村の5市町村の一部地域に限って、それらの避難者が‘お正月を自宅にて迎えられることとなりました。
その許可の対象の地域基準は、年間被ばく放射線量が50ミリシーベルト以下の範囲になる「居住制限区域」と「避難指示解除準備区域」になります。
これは、政府の原子力災害現地対策本部が28日に「特例として年末年始に自宅での宿泊を認める」と発表したことによって実現したものです。
期間は12月29日~1月3日までで、宿泊できる日数は最長で5泊6日となります。
2年ぶりで自宅でお正月、どれだけ多くの人が待ち望んでいたか、その気持ちは同じ福島県人にも想像がつきませんが、嬉しいでしょう。
ただ、放射線に過剰反応している県外や県内の人には「危険だろ!やめさせろ」という方が必ずおられると思います。それは今現在を知らないからでしょう。
今その地域をパトロールする警察関係の方たちなど、昨年のころなら報道陣なども皆防護服を着用していた‘20マイクロシーベルト’の地域でも防護服もせず普段の格好で任務にあたっておられますし、報道関係者も防護服を着用する者など皆無なのです。
そう言う現状ですから、宿泊も可能と判断されたのでしょう。
でもいまだ3月11日から変わっていないで散らかったままの自宅や学校もあり、宿泊といってもそう言う家の人はほぼ野宿に近いものとなるかもしれませんから無理でしょうね。
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コメント
新潟市ではせっかく送られてきた震災がれきを送り返すとか?
何をやっているのかね~
投稿: もうぞう | 2012年11月30日 19:12
もうぞうさんへ
そうなんですか。知りませんでした
投稿: 玉井人ひろた | 2012年11月30日 22:19
野宿に近いもの・・・う・う・・・・ん。お気の毒・・・なんて言葉も空々しくひびきます。
投稿: 山口ももり | 2012年12月 5日 08:03
山口ももりさんへ
避難者の方曰く「ネズミの巣になっている」」とのことでした。
そういう人達は帰宅は無理ですね
投稿: 玉井人ひろた | 2012年12月 5日 08:13
う・う・・・・ん・・・
投稿: 山口ももり | 2012年12月 6日 10:47
山口ももりさんへ
ネズミだけじゃなく、カビもそうですが空き巣被害はものすごいようです
投稿: 玉井人ひろた | 2012年12月 6日 11:00