‘スイス’というお国は面白い
ヨーロッパにある「スイス」と言う国にはどんなイメージがあるでしょうか?
時計や装飾品等の優れた製品を作る工業国家、世界中のお金持ちの資産を預かる国家、歌が好きな国家、外交は中立であることを旨とするが最新兵器を配備する世界有数の武装国家でもある等々が浮かぶことでしょう。
ところが、その国政はあまり知られていません。
この国には国民総武装のほかにも、意外な国政の一面が有ります
その1>国連加盟
スイスが国連加入を決めたのは2002年(平成14)、つまりほんの10年ほど前までスイスは国連加盟国では無かった。
その2>核兵器
その1にも関連することだが、スイスは核兵器の研究開発を戦後も続行され1958年(昭和33)に核開発と保有の廃止が決まるまで行われてた。
その3>女性参政権
スイスが女性にも参政権を認めたのは1971年(昭和46)のことで、日本よりかなり遅れてから認められた。
その4>国家決議
上記のその1~その3の決議はすべて「国民投票」によって行われている。
ヨーロッパの国であることから、おしゃれな先進国と言うイメージを持ちがちですが、これらのことを知ると、その素顔は保守的で意外と男尊女卑の気質が有るようにも見えてきますし、日本より近代化がゆっくりだったようにも見えてきますよね
そして、大事なことは全て国民投票によって決める特徴がありますから、「議員権限が弱いのか?」とも感じさせますよね
そして面白いのは使用言語です。
スイスは連邦共和国なので州ごとに独立した法が存在するのはもちろんですが、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語と言う風に州ごとに使用言語までが違うのだそうです。
スイスの面積はわが福島県の約3倍ほどの面積、つまり福島県と長野県と新潟県の3県を足したぐらいの広さ(北海道の52%くらい)でこんなに言語が違うというのは、方言の違いの大変さだのの比じゃない大変さだと思います。
人口=728万人は埼玉県とほぼ同じようですから人口密度も低いので、それほど違う州へまで出かけないのかもしれませんが、それにしても何か国語も覚えるんでしょうかね?
日本には共通語があってよかったです。
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コメント
こんばんわ。
自分も「スイス」と言う国のイメージと言えば、「時計・歌」が思い付きますね。
特に「腕時計」はかなりの高い値が付くと言う事を聞いていますね。
投稿: H.K | 2012年11月18日 (日曜日) 21:28
H.Kさんへ
実際に高額ですよね
投稿: 玉井人ひろた | 2012年11月18日 (日曜日) 21:33
スイスは永世中立国とかいいますが、立派な軍隊をもっているんですよね。
観光はもちろん、多くの国際機関を誘致してますから、結構お金持ちなんでしょうかね~
投稿: もうぞう | 2012年11月19日 (月曜日) 18:12
もうぞうさんへ
お金持ちなんでしょうね
投稿: 玉井人ひろた | 2012年11月19日 (月曜日) 18:41