インターネットは文書図画
選挙活動にはいろいろな規制が有り、それを無視して行うと選挙違反になることは誰でも知っています。
「選挙運動」とは、特定の選挙について、特定の候補者を当選させるために、有権者に働きかける行為を言いますが、その中に選挙管理委員会が認めた(ビラやはがきなど)以外の文書図画による選挙運動は禁止されているというものがあります。
その認められていない‘文書図画’にホームページ(ツイッター、ブログ、メールなど)も含まれているそうで、気軽に自分のブログに友人や知人の候補者の応援や名前だけ出しても‘選挙違反’になるんだそうです。
そのため、選挙期間中の候補者は自分のホームページなどの“更新自粛”をすることが常識だそうです。
選挙時期になると政治家は忙しいからページ更新が滞るのかと思っていたら、こういうわけだったんですね
ネット選挙活動が認められているお隣韓国の大統領選挙ではプロによって作られた派手なホームページでの演出合戦になっていたように、認められたら認められたで弊害も起こるのでしょう。
それでも、金のかかる割によく候補者のことが判らないポスターや、経歴が羅列された選挙委員会のものなどよりはネットでのほうが分かりやすいと思うのです。いかがでしょうか?
たぶん近いうちにネットでの選挙活動は認められそうな気がするんですよねぇ。
12月30日追記>
30日の報道によって、新安倍政権はインターネットでの選挙活動を解禁するための法改正などを来年1月から開始することを発表、早ければ参議院選挙からネットによる選挙活動が行われる可能性が現実味を帯びてきました。
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コメント
ネットでの選挙運動は、解禁せよとの声が多いようです。
法案も出来ているようですし、近いうちに解禁されるでしょう。
投稿: もうぞう | 2012年12月20日 19:51
もうぞうさんへ
テレビが良くてネットがダメと言うのはおかしいですからね
投稿: 玉井人ひろた | 2012年12月20日 20:09
橋下徹大阪市長は選挙期間中も更新を続けて『選挙後に逮捕されるかもしれない』と言っていましたがどうなるんでしょうね。
ネットの更新がダメで偏向報道を垂れ流すメディアがお咎め無しというのも納得いきませんね。
投稿: がんさん@大和の国 | 2012年12月21日 08:58
がんさんへ
各議員も選挙違反ととられかねないから更新していないだけで、更新そのものは今まで違反になることは無かったそうですから、選挙期間中も更新はたぶん処罰は無いと思います。
投稿: 玉井人ひろた | 2012年12月21日 11:51