断層?それも危険だが‘津波対策’が先だったはず
話しがどんどん違う方向に進んでいってる気がするんです。何?て、原発問題のことですよ。
東電の福島第一原発の事故の要因を思い出してください。
3月11日の東日本大震災の、あの時はたしか震度6強~震度7弱の大きな揺れが福島県の太平洋側の原発立地地域を襲いました。
そのわりには、耐震構造である原発施設はその揺れでは致命的な損害は起きなかったのです。
しかし、その後に起きた未曾有の大津波によって施設内の電源が奪われます。それによって、原子炉や使用済み核燃料プールの冷却が不可能となりメルトダウンが起こり、それによって発生した水素ガスが爆発して原子炉建屋も吹っ飛びました。
そこで、国は津波対策の不十分さを知ることになりました。
つまり、原発施設の大地震による津波対策が急がれる結果となった・・・はずだったのですが、津波の話しはいつの間にか話題にも出なくなり報道は原発立地部分の「活断層」の古都ばかりなってしまいました。
確かに、活断層なら大地震が起これば危険です。それは解っていますが、巨大地震の揺れには古い原発でも対応していることは3・11の時にもわかったはずです。
今急がれるのは断層ではなく「津波対策」のはずですが、そのことを指摘する報道機関は全く見受けられなくなりました。
こんな風にして、被災地とそれ以外に住む人々との思いに温度差が出ていくのでしょうか?
原発稼働停止中でも使用済み核燃料を冷やし続けるために安定電力確保が必要である事実、そこに津波が来たら電力が止まりまた福島第一原発の二の舞になることはもう知っていることでしょう
なにか、マスメディアの低俗性がまたわかった気がします
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コメント
こんばんは。
「足元」も大切ですが、「襲来」への対策議論がほとんど手薄なのが心配です。
新潟県も再稼動したら柏崎刈羽原発が津波に対して現在丸裸なのがとても心配です。
投稿: やまちゃん | 2012年12月19日 (水曜日) 00:10
やまちゃんへ
見る限りどこの立地も同じように津波対策が急がれはずですが、国もマスメディアも稼働・再稼働と断層・活断層のことばかり進めていて、津波の‘津’の字も無くなった気がします
停止しても使用済み核燃料を冷やし続けている事実、そしてそれに必要吹掛けたな電力、それが津波に襲われたらまた福島の二の舞になるのは知っているはずですが、どうしてしまったんでしょうかね?
津波対策?
投稿: 玉井人ひろた | 2012年12月19日 (水曜日) 08:18
言われて見ればそうですよね。まず「津波」ですよね。あのすさまじい光景を思い出しただけでも・・・。
まず、津波対策、それを新政権に言い続けましょう!
投稿: 鹿児島かっちゃん | 2012年12月19日 (水曜日) 10:52
鹿児島かっちゃんへ
大津波の原発への影響は6年前安倍総理大臣の時にすでに具体的危険性が国会分科会で認められていたのですから、早急に動いてもらいたいです
投稿: 玉井人ひろた | 2012年12月19日 (水曜日) 12:57