まだ、気が付かないのか?
安倍総理の自民党政権に替わって、初めての「復興推進会議」をきょう開催したとの報道が出ました。
その会議では、↓のようなことが決まったようです
- 民主党政権が2011年度から5年間で19兆円とした復興予算を、さらに増額する
- 除染作業の加速に向けて、企画立案の機能を環境相(石原伸晃大臣)から復興相(根本匠大臣)に移し、権限を強化する
2番に関しては先日、福島県内住宅の放射性物質の除染作業で発覚した「除染水や泥などを川に流していた」などという手抜き除染作業が大きく影響したようです。
ただ、やっている現場の作業員や担当職員が一番わかっていることは「今行っている住宅の除染作業は効果が無い」と言うことなのです。効果がなのにやっているという矛盾した気持ちが、「川に捨てちまえ」に繫がっています。
今現在国や市町村が計測している放射性物質の数値は「セシウム134」と「セシウム137」の2種類の合計値を発表しています。
その片方の‘セシウム134’は今年の3月で半減期の2年目を迎えます。ですからこの時期から一気に放射線量は減り3年目で、現在発表されている数字は半減することが過去のデーターで確認されているそうです。
今やっている除染を‘しても’ ‘しなくても’数値は減るということですから、無駄に予算が使われていくだけのようで、釈然としない人が増加中です。
安倍政権は、このことを知っているのでしょうか?ただ単に民主党政権に対抗しただけの薄っぺらな政策では、また長く持たない政権になりそうな気がしてならないです
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