遅れた教育の都市、東京都
東京新聞のニュースに驚いた東京の教育の現場を知りました。
福島県から東京都に避難転居している中学生が、都内の高校に入学しようと昨年末に願書を提出したら、東京都の高校から入学を拒否されたというのです。試験すら認めない、「門前払い」ということをされたのだそうです。
<東京の高校側の入学拒否理由>
- 拒否された中学三年生の家庭では、父親は職場の関係で福島県に残って働いているため、都内には母親とだけで同居している。
そのため、東京都の教育委員会の受験要項、「東京都以外から都立高校を受験する場合には、入学日までに両親がそろって都内に住むこと」と、いう条件を同中学生の家庭は満たしていないので、受験資格が無い。
この中学生の様な親子や家庭は福島県内の避難者にはよく見受けられるものです。
そのどうしようもない環境が受験資格がないと言われたら、どうやって都内で暮らしていいか分かりません。
聞けば関東の7都県=「茨城、埼玉、栃木、群馬、千葉、神奈川、東京都」の内で教育委員会が受験資格に『両親そろっての一家転住』という条件を設けている自治体は、東京都ただ1ヶ所だけなんだそうです。
この報道であわてた東京都教育委員会は、いきなり方針を転換をして「父母のどちらか身元引受人が都内にいれば受験を認める」と言い出したそうですが、既に都内の高校の申請は12月で締め切られ、後の祭りとなってしまったようです。
東京新聞は↓
猪瀬直樹東京都知事が「スポーツの力で復興を後押しする」と述べるなど、「復興五輪」は開催目的のひとつとなっている」と、言っているが、被災者ひとりの支援もできない都市に、五輪を招致する資格などあるのか?
と、指摘の記事を出しました。
同紙によれば、こうした門前払いは他にも判っているだけで2件あったと伝えています。
なんとも、日本の公務員とは仕事熱心な方が多のか?頭が硬い方が多いというのか?判りませんが、これはほんの一部のことで実際はもっともっと法令に合わないと言って県外避難家族が、頭を痛めてることが多いのかもしれません。
じゃ~、福島県内ではないのかというと、そうとも言い切れないものが些細なことですが存在していて、放射能問題だけでもストレスなのに・・・・まったくため息ものです
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コメント
こんばんわ。
確かに、これでは納得出来ませんね。
投稿: H.K | 2013年1月12日 21:19
H.Kさんへ
ご賛同ありがとうございます
投稿: 玉井人ひろた | 2013年1月12日 22:46