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2013年2月22日

「入ったら負けよ」・・子供の遊びか?

中国がまたもや、尖閣諸島に関しての挑発する行動を起しましたね

日本が東シナ海で排他的経済水域の境界線に定めている日本と中国の中間線から中国側に300mの海上で、中国国家海洋局が設置したとみられるブイを海上保安庁の巡視船が17日()に確認したということが、22日午前の菅義偉官房長官の記者会見で発表されました。

このようなやり方を中国は過去に南シナ海でも行って、南沙諸島の領有権をめぐりフィリピン政府は中国政府に猛抗議したことが有ったそうですから、完全な常套手段のようです。

今回のことについて政府見解は官房長官によると「日本と中国の中間線より中国側なので国際法上は特に問題ない」と言うことですが、中国政府には真意の説明を求めているというものでしたね。

新聞によっては、「日本側にブイが設置されている」という記事も有りまして、ブイの位置関係はかなり日本の領海に近いような気もしますし、真相はどっちなのでしょうか?

いずれにしても、海洋法条約と国内法の「排他的経済水域と大陸棚に関する法律」では、構造物設置や科学調査は排他的経済水域を管轄する国にしか認められていないので、構造物(ブイ)の設置は海洋法条約に反している可能性が有るらしいです。

ただし、外交問題の絡みも有って、日本としてはハッキリと「違法だ」とは言えないのが、政治判断の難しいところのようです

尖閣や竹島問題で、よく出て来るのが排他的経済水域と言うものですが、これが解り難いですよね

排他的経済水域とは

沿岸国(日本)に経済的な管轄権が与えられているが、沿岸国(日本)が密輸や不法入国を取り締まる権利は無く、他国船の航海は自由通航となっている海域。
※領海の外側において領海の基線から200海里(370km)以内の海域

説明は上記のようなものです。

この水域というのはもともと海上における国家間の領海紛争を防止するために設けられたものだそうですが、中国のようにごり押し行動をとる国にとっては「何とでもなる海域」としてくる可能性もあることは確かです。

インドは昔、中国を指して「智慧のある国」として「支那」(※「脂那」、「至那」、「震旦」、「振旦」などと書くことも有る)という賞賛の名称を付けたそうで、それを欧米をはじめとして諸外国がアルファベットで“China”或いは“Chine”と書きあらわし、今では国際の場では「チャイナ」が常識となりました。

むかしから、自分が得するようなことに智慧が回る国民性が有るのでしょうね。

ところで、日本だけは「支那」を差別用語として報道では使わないことになっているのは、“China”の文字からすればちょっと変ですね。

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コメント

こんにちは☆

支那は世界の共通語なんですが差別用語というより、話しが長くなるので書きませんが、彼等は支那と呼ばれると都合が悪いんですね。

投稿: M.Hermitage | 2013年2月23日 09:44

M.Hermitageさんへ

単純に日本だけが差別・侮蔑の言葉として過去に使ったからかと思いますが、複雑なんですね

投稿: 玉井人ひろた | 2013年2月23日 09:54

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