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2013年2月26日 (火曜日)

第三者が選ぶんじゃないの?

柔道女子日本代表の園田隆二前監督らによる、選手への暴力やパワーハラスメントなどの問題を検証することが第三者委員会によって始まりましたが、訴えを起こした15人は代理人を通じて「第三者委員会への聞き取り調査には応じられない」ということを伝えたようです。

これは、全柔連全日本柔道連盟)への不信感や、JOC日本オリンピック委員会)の聞き取り調査で既に実態の話しは終了しているので必要ないという考えのようです。

第三者委員会のメンバーは↓

  • 委員長>笠間治雄氏=弁護士、前検事総長
  • 田嶋幸三氏=日本サッカー協会副会長
  • 香山リカ氏=立教大教授、精神科医
  • ピエール・フラマン氏=柔道の元フランス代表、慶応義塾大学柔道部コーチ
  • 高橋優子氏=空手家

というような、一見すると男女がほぼ同数で分野的にも中立なメンバーが先行されているように見えます。
しかし、このメンバーを選考したのは訴えを起こされている側の全日本柔道連盟なのですから、選手たちが疑念を持つのは当たり前だと思います。

乱暴な言い方に例えれば、拉致問題について調査する第三者委員会を北朝鮮が選び、そのメンバーが中国から選んでいるようなものでしょう。

第三者委員会のメンバーを選ぶのなら、それを選ぶ側も第三者機関でなくてはならないと思います。少なくともここを所管し女性労働問題も管轄する厚労省あたりが選考すべきでしょう。

以前は国際女性問題などを官房長官が兼務していたことが有りましたが、今は何処の省庁や大臣が担当しているのでしょうね?

いずれにしても、専門の機関とその法律が欲しいですね。

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