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2013年3月20日 (水曜日)

これが国際外交の‘あたりまえ’

韓国初の女性大統領の朴槿恵(パク・クン・ヘ)氏は外交上重要国として1位はアメリカ、これは変わらないが、今まで2位は日本だったのが中国が2位になって、日本は3番目と言う扱いになってしまいました。

つまり韓国ではGDPが日本を上回った中国の方を優先という姿勢を示したことになります。

じゃぁ韓国はこれから中国と仲良くするのかと言うと差に非ず、古代に中国から朝鮮半島までに勢力があった国家の「高句麗」の首都の場所問題で中国史がた正しいのか韓国史かという「歴史領土問題」で紛争して領土問題にまで発展しそうになっています。

そして韓国領海でソウル北西の黄海、ワタリガニの宝庫でもあるここでは不法操業の中国漁船と韓国海洋警察が死闘を展開中で、2011年には海洋警察隊員が不法操業中国漁船員に刺されて死亡、昨年の2012年は取り締まり中の韓国海洋警察のゴム弾に当たった不法操業の中国漁船員が死亡している事件が起こっているのです。

今でも、ヘリや監視船を常時出して韓国と中国は威嚇し合っているのです。

この二重外交ハッタリ外交こそが国際的には常識で、相手の国家も当たり前と思っているのです。

それに比べ、日本の場合は「こちらから譲るから、そちらも譲れ」という、よく言えば控えめで、協調性があるという、日本人の良いところでもありますが、これが弱点となり「足元を見られる」という結果になっているのです。

これはある人によれば「日本人は要求を‘ふっかけて’いくことに躊躇する傾向がある。それは、道徳教育によってウソをついてはいけないとする‘善意’が背後にあるからだ」と言うことらしいですが、そ言われるとその通りだと思います。

外務省の役人、とくに現場実務を担当するノンキャリアと言われる人はこんなことは百も二百も承知しているのですが、政治家や大臣はできないのです。

それは国民が「ハッタリ、ふっかけ外交(嘘をつく外交)」を悪いこととして、指摘してくることが一番問題なのかもしれません。

結局日本の外交下手は、国民そのものが外交下手なのかもしれませんね

多くの外国では、ウソに対する罪の意識が低く、また、要求を高くふっかけてくることもよくあることだから、外国人と交渉する際は、要求を高くつりあげてから始めることが交渉の「あたりまえ」だと言えるということを日本人(有権者)は知るときが来ているのかもしれません。

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コメント

先日のある調査では、嘘つき国ランキングで日本は4位。
韓国は15位だった。
USOではありません。
もっとも調査にも問題がありそうですが・・・

調べてみてください。

投稿: もうぞう | 2013年3月20日 (水曜日) 19:43

もうぞうさんへ

さっそく見て見ました。そしたら、バラエティー用に作ったギャグの様なアンケートでしたね。

>日本テレビのバラエティー番組がが発表した「嘘つきな国ランキング」は、「あなたは嘘をよくつきますか?」という質問に「はい」と答えた人の割合から算出。世界39か国3900人以上からアンケートを取ったものだ。(1つの国で100人程度のサンプル)

つまり、‘自己申告’なので逆を言えば「正直度ランキング」とも言えますね

投稿: 玉井人ひろた | 2013年3月20日 (水曜日) 21:09

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