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2013年3月 4日

‘ほえづら’を・・・

テレビのドラマや時代劇で、強い主人公に叩きのめされたやくざ等が引き上げていくときに決まって言う捨て台詞に「覚えていろ・・」というのがありますよね。
これはほぼ、100%と言っていいほど使われます。

そしてもう一つ、「あとで‘ほえづら’かくなよ・・」と言うのも本当によく使われる捨て台詞ですよね。
さて、ほえづら(吠え面)」とはどんな顔なのでしょう?と考えたら意外と思いつかないのではないでしょうし、勘違いしている人も多いのではないでしょうか。

【吠え面】    泣き顔。泣きっ面
【吠え面をかく】 泣きっつらをする。べそをかく。

意味としては↑のようになっていますが、ここでもう一つ「吠えている顔が泣き顔に見えるのは何?」と、いう疑問ですが、やはり吠えるものと言えば「犬」でしょうね。

「吠える」という言葉には‘大声で鳴く’という意味もあるそうですが、「吠える犬は噛み付かぬ」とか「弱い犬ほどよく吠える」ということわざがあるくらいですから、犬が吠えるのは怯えてキャンキャンと鳴く事の方が連想しやすかったのでしょう。その怯えて鳴く(泣く)犬の顔が「吠え面」になったのでしょうね。

実際、同じ犬種で大きさも同じだったらワンワンと吠える犬より、ウーっと唸っているの方が脅威ですよね。

やはり「ほえずら」とは、負け犬の怯えて吠える顔が基になっているのかもしれません

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コメント

考えもしませんでした。
なるほどですね。納得しました。

投稿: もうぞう | 2013年3月 5日 07:22

もうぞうさんへ

何げなく使っている言葉も、あらためて考えると知らないことが多いです

投稿: 玉井人ひろた | 2013年3月 5日 11:20

「ウー!」は一瞬身構えてしまいますよね。「吠え面」とはどんな顔?でしょうね。

投稿: 吉田かっちゃん | 2013年3月 5日 11:21

吉田かっちゃんへ

間違いなく、情けなくブサイクな顔でしょうね

投稿: 玉井人ひろた | 2013年3月 5日 11:35

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