衆議は中選挙区へ
選挙の一票の格差問題で全国の裁判所が違憲以上の判決になったことで、やっと選挙制度が見直される可能性が高くなってきましたが、各党の思惑が交差してその内容はどうなるか分かりませんね。
そのなかでも今回議席を最も増やした「日本維新の会」の国会議員団選挙制度調査会(園田博之会長)が示したのが、もっとも“ましな案”のように思えます。↓
- 衆院定数を480人から3割減の336人にする(144人削減)
- 小選挙区比例代表並立制に代わり、中選挙区制を導入する
- 比例代表制は廃止する
- 全国の選挙区を108にする
- 定数は一選挙区につき3人を原則とする。ただし、選挙区内の有権者数に応じ2~4人の範囲で定数を調整
ただ橋本共同代表は今まで通りの小選挙区制を支持しており、最終的にはここもどうなるか分からない気もします。
是非は有るでしょうが、以前のように中選挙区に戻すことは良い気がします。
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コメント
確か、小選挙区制度を導入する時に大きな反対運動があったように記憶しているのですが?
民意が歪められる!と言うことでしたね、確か?
それでも、ごり押しして自分たちの党に有利なやり方にしてしまったのが時の勢力だったと思います
投稿: 空 | 2013年3月28日 (木曜日) 23:11
人口最優先の小選挙区制は反対です。
変更するにも大変だし、人口最優先で区割りをするために、生活基盤と違う区域との組み合わせが生じます。
投稿: もうぞう | 2013年3月29日 (金曜日) 07:06
空さんへ
その通りです。その反対派のためにできたのが参議選の様な比例代表制度だったです。

もうぞうさんへ
どうしても、人口の少ないところは議員が減りますから選挙区統合は起きるでしょうね。するとやはり民意は反映しにくくなる気もします
投稿: 玉井人ひろた | 2013年3月29日 (金曜日) 07:24