からだに良い油は、無いのか?有るのか?
現代の食事には油はほぼ不可欠なものなのですが、これが肥満などの生活習慣病などの原因になることは、もう誰もが知るところになりました。
だから、‘体に良い油’といううたい文句の油は大流行です。でも、その良い油だと思っているのも、人によっては悪いという説明される場合が出てきて何が何だかわからないわけです。
- 牛や豚、バターなどの<動物性の脂>
ラードみたいに固まっているこういう脂を“飽和脂肪酸”と呼び、血管の中でも固まりやすいから動脈硬化を引き起こしやすい。 - 紅花油やコーン油、ひまわり油、ごま油などの<植物性の油>
植物性油の中でもリノール酸はオメガ6脂肪酸といわれる油で、摂りすぎるとアレルギーや大腸がん、うつ病の原因になることがわかってきた - 植物油を固めて作ったマーガリンやショートニングは、常温でも固まっている。そのためこれらは“トランス脂肪酸”と呼ばれ動脈硬化の原因になりやすい
こんな話を聞いたら、「植物性もダメなのか・・」悩みますよね。ちゃんと、良い油も有るようです。それは「オメガ3脂肪酸」、よく言われる不飽和脂肪酸の油です。
何に多く含まれるかと言うと、動物性では‘魚の皮’に多く含まれるDHAやEPA、植物性ではオリーブオイルそしてキャノーラ油(菜種油)や大豆油にえごま油だそうです。
福島県では昔から「えごま(シソ科)」を「十年(じゅうねん)」と呼びます。これは、「えごまを食すると十年長生きする」という謂れから付いた呼称です。
昔の人の経験から裏打ちされた情報知識はすごいですよね。
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コメント
勉強になりました(^o^)/
投稿: 空 | 2013年3月 6日 (水曜日) 00:00
「昔の人の経験から裏打ちされた情報知識はすごいですよね。」・・・同感です。
投稿: 吉田かっちゃん | 2013年3月 6日 (水曜日) 11:59
いずれにしても油分は多くとるようになってきました。
料理番組をみているとこれでもかと言うくらい使っています。
一般に多めの方が美味しくできますからね。
注意したいものです。
投稿: もうぞう | 2013年3月 6日 (水曜日) 19:39
空さんへ
ありがとうございます

吉田かっちゃんへ
昔の人のは、体験からですから確実なんでしょうね

もうぞうさんへ
本当に油は使いますし、食べます
投稿: 玉井人ひろた | 2013年3月 6日 (水曜日) 22:03