ボストンマラソン、危機への対応
アメリカのマサチューセッツ州現地時間の4月15日午後2時50分ごろ(日本時間の16日午前3時50分ごろ)、同州のボストン市で開催されていた「ボストンマラソン(参加者約2万6000人)」のゴール付近で、大きな爆発がありまして、ゴールをしようとしていた参加者や観客らがこの爆発に巻き込まれ、これまでに少なくとも3人が死亡し、100人以上の人が重軽傷をおったニュースは衝撃的なものでしたね。
アメリカ当局はテロ事件として捜査に入ったようですが、わたしが流石にアメリカと言う国だなと思ったのは、その対応の仕方です。
大会関係スタッフの避難誘導も良かったそうですが、それは日本でも同じようなものです。違うのは、その捜査に警察はもちろんFBI(アメリカ連邦捜査局)も参加することです。
もっと目を引いた対応がこれ↓
<遠隔操作による起爆を防ぐため、付近の携帯電話サービスが遮断された>
↑ここまで日本国内で行政や警察がやるでしょうか?というより、そこまで危機管理する考えに頭が行くでしょうか?無いと思いますね。
言い換えれば、それだけアメリカ国内では高度な武器犯罪が可能であることで、物騒な国である証だと感じますね。
それにくらべて、日本の危機意識は・・・・
先週の金曜日の4月12日に行われた衆院予算委分科会での閣僚たちの呆れた言動です。
>12日の衆院予算委分科会に「新藤義孝総務大臣(55)」が遅刻。
そして、もっと醜態を演じたのが、今回の原発災害担当特命大臣をも兼ねる「茂木敏充経済産業大臣(57)」です。
>12日の衆院予算委分科会に出席していた茂木経産相(57)は会議中に無断で2度も退席。
茂木大臣は最初から様子がおかしく、どう見ても酔っぱらっていた。まぶたは腫れぼったく、目は充血し、顔は真っ赤っか。ロレツもうまく回らないようで、予算案の説明では「知的財産管理などの支援を行う専門家をは……、ん、さんま……専門家の派遣といった、地域経済をしだざざえ(下支え)……」とカミまくっていた。
と言うのです。質疑に立った民主党の三日月議員からは「茂木大臣、ちょっとお疲れの様子ですけど、大丈夫ですか?」と何度も呆れ顔で心配されるお粗末ぶりだったそうです。
思い出しますよね。あの事件
- 2009年2月、自民党麻生太郎内閣のとき、先進国財務相会議G7参加していた当時の財務大臣の故中川昭一氏が完全に酔っぱらった状態で記者会見に応じる醜態が世界中に発信された事件。
- 2012年1月、民主党野田内閣のとき、参院予算委員会集中審議中に沖縄問題の答弁する立場だった当時の防衛大臣の田中直樹氏が委員会室から一時行方不明になった事件。
今回の場合は、その二つの事件が合わさったような茂木敏充経済産業大臣の醜態だったと思います。
二日酔いで公務をこなす茂木大臣に原発や放射能問題の危機意識は有るのでしょうか?
福島県に住む者にとって、こんな大臣が原発問題(賠償や廃炉)を担当しているのかと思うと、腹が立ってしょうがないです。
これだったら、結果はともかく前の民衆党の大臣のほうがズ~っと誠実で真剣だったです。
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コメント
それは、こんなことが起こらなくても、感じられることでした
結果は出せなくても、というよりは、結果を出さないうちにそれまでの苦労や手柄を横取りされた気がしてなりません!先の大臣は少なくとも、もっと真摯でした!
投稿: 空 | 2013年4月17日 (水曜日) 04:34
空さんへ
“部外者”であるマスコミにたたかれ辞職した大臣も、被災した現場では相反して評価が良かったですからね
投稿: 玉井人ひろた | 2013年4月17日 (水曜日) 17:08
爆発物は圧力鍋だそうです。こわいですね。
投稿: 吉田かっちゃん | 2013年4月17日 (水曜日) 18:12
読んでいて、中川大臣のことを連想しました。
本文後半にもふれていますけどね。
一般に意識が低いですよね。
投稿: もうぞう | 2013年4月17日 (水曜日) 19:28
吉田かっちゃんへ
そこまで判ってきたんですね
投稿: 玉井人ひろた | 2013年4月17日 (水曜日) 19:28
もうぞうさんへ
国会議員はこういう人が多いんですかね?そう思いたくなります
投稿: 玉井人ひろた | 2013年4月17日 (水曜日) 19:31