郡山シティーマラソンと高齢者交通事故
タイトルは一見すると、何とも組み合わせが変なものですが、その組み合わせが起きてしまったのです。
福島県の経済の中心である郡山市では毎年「郡山シティーマラソン」と言うのが開催されています。今年で20回目になります(参加は子供から大人までの男女、車いすレースも行われる)。
今年は特別招待選手として元オリンピックメダリストの「有森裕子さん(今回で4回目の出場)と、福島県白河市出身で箱根駅伝(駒澤大学優勝時のレギュラーでキャプテン)やマラソン前記録保持者で引退表明をした「藤田敦史さん」さんが参加しましたことも、盛り上がった要因かもしれません。
さらに、今回は吉本興業の人気漫才コンビ「宮川大助・花子さん」が作った「吉本ナショナルDreams」というマラソンチームが、大助・花子さんと参加、花子さんは感激で涙していたそうです。
と言うように県内外から5600人以上もの参加となる、とても盛況の20回大会でだったそうなんですが、そこで前代未聞のことが起こったのです。
なんと、交通規制になっていたランナーが走るコースに、大会スタッフらが制止するのを振り切って70代の男性が運転する軽自動車が入っていき、そこを走っていた20代ランナーを曳いて怪我をさせるという事故が起こったのです。
もちろん、その70代男性は現行犯逮捕されました。
同日は県内の別の場所で80代の男性が運転する車が交差点で出会い頭に衝突して、(シートベルト着用違反の?)同乗していた70代の方が車外に投げ出されて死亡する事故が起きていました。
郡山シティーマラソンには70歳上のランナーが80人以上も参加していたことを聞いいた有森裕子さんは非常に驚いていたそうですが、マラソンも運転も元気な高齢者がやっていることは共通ですね。
共通な元気でも、明暗が分かれた一日だった気がします。
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コメント
初め、このニュースのタイトルを見たとき、先導車か伴走車が事故を起こしたと思いました。
ところが制止を振り切って入ってきた一般のクルマだというのには驚きですね。
頑固な年寄りは困ったものです。
投稿: もうぞう | 2013年4月30日 19:48
もうぞうさんへ
よほど緊急な御用が有ったのでしょう、理由は「急いでいたので」だったそうです。
結局、事故を起こして遅れる結果になっては何にもなりませんね
投稿: 玉井人ひろた | 2013年4月30日 20:21
余談ですが、「宮川大助・花子さん」は私が毎日眺めている生駒山に住んでいます。
投稿: がんさん@大和の国 | 2013年5月 1日 14:07
がんさんへ
畑とかやっているんですよね。テレビでやっていました
投稿: 玉井人ひろた | 2013年5月 1日 16:52