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2013年4月 2日 (火曜日)

2週目まで生きたい

「ザック」という愛称で呼ばれる人物といえば、日本代表サッカーチーム監督(ヘッドコーチ)で知られるイタリア人のアルベルト・ザッケローニ氏ですが、そのザッケローニ監督が昨日の4月1日で60歳になられたそうです。

つまり、日本的に言えば「還暦」の厄年に当たるわけです。この還暦の厄年と言うのは唯一男女共有の厄年に当たるため、昔の人は悪い年を吹き飛ばそうと逆にお祝いにして厄払をしてしまったことで、不吉な厄年と言うより「おめでたい年」という考えが定着していますよね。

それでも、邪気や厄を払う色である赤い色のものを身に着ける習慣は厄年の本道は無くなっていないのが面白いところです。

ザッケローニ監督はこの習慣を聞いた際「ちゃんちゃんこではなく赤のネクタイがいいです」という要望を出していたらしく、昨日はそのとおり赤いネクタイをプレゼントされ、喜んでいたそうです。

その時のザッケローニ氏の喜びの言葉↓で笑いが起こったそうです。

「60歳の節目の年を日本で迎えられ、一生忘れられない誕生日になると思う。
 60歳で(干支が)1周なら、2周の120歳まで生きたい

どなたがこの習慣を教えられたのかは不明ですが、ちゃんと干支が60年で1周して元に戻る(1番目の「甲子」から始まり60番目の「癸亥」で一周することを知っていた人物であったことは間違いなく、「干支は12だ」などという誤った考えが伝わらなくて、私は非常にうれしく感じました

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コメント

と言うことは、1953年生まれですよね。
巳年生まれ。
最近では、還暦と言えば「還暦祝い」に代表されるようにすっかりお祝い行事になってしまいました。

投稿: もうぞう | 2013年4月 2日 (火曜日) 16:58

もうぞうさんへ

‘祝い’にしていることの本当の意味を知らない人がほとんどでしょう、でもそれでいいのかもしれません

投稿: 玉井人ひろた | 2013年4月 2日 (火曜日) 17:25

厄年であることと共に、何度も厄年を越えて生きてる祝いと二つの意味があるのかと思いますが?

投稿: | 2013年4月 2日 (火曜日) 18:25

空さんへ

そういう考え方もできますね
ですが、悪いことを逆に祝ってしまおうという昔の人の粋な洒落心が本来ですね

投稿: 玉井人ひろた | 2013年4月 2日 (火曜日) 20:26

こんばんは、玉井人さん。
ザッケローニ監督還暦ですか~~♪
還暦の意味を知っていることが嬉しいですね。
中々日本人でも知らない人もいることでしょう。
赤い色の物を身につけて邪気払いをするっていい
ですね。
悪いことを逆に祝ってしまおうという昔の人の洒落た
心がいいですね。

投稿: 浜辺の月 | 2013年4月 3日 (水曜日) 21:15

浜辺の月さんへ

日本人は、昔の人の方がユーモアのセンスが有ったのかもしれませんね

投稿: 玉井人ひろた | 2013年4月 3日 (水曜日) 21:26

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